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「なんとなく腰に違和感を感じるけど、そこまでひどくないし…」 このように、病院に行くほどではないけど腰に軽い不安感があるという人は多いでしょう。
筆者は、40代にして腰痛歴30年です。子どもの頃から運動が嫌いで姿勢も悪かったため、10代で肩こりと腰痛持ちになっていました。
筆者は座っている時間が長いライターであると同時に、2人の娘を持つ主婦でもあります。掃除、洗濯、買い物やいわゆる「終わらない家事」に追われる日々です。
今回はそんな筆者が日常生活で使いやすい、薄くて軽い腰用サポーター「ザムストZW-3」を、実際に着用してレビューします。口コミも検証しますのでぜひ参考にしてください。
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「ザムストZW-3」は、日本シグマックス株式会社が展開するブランド「ザムスト（ZAMST）」の腰用サポーターです。
日本シグマックス株式会社は「運動器の障害を乗り越え防ぐ」を掲げ、スポーツ向けのサポートやケア製品のブランドとして「ザムスト」を立ち上げました。
ザムストは、スポーツ選手やスポーツドクター、トレーナーなどの生の声を取り入れ製品化することで、世界で活躍するトップアスリートも愛用するブランドです。
腰用サポーター「ザムストZW-3」の特徴は、次のとおりです。
順番に解説します。
ザムストの「ZW-3」は、ザムストの腰用サポーターシリーズの中でも「薄さと軽さ」を重要視したアイテムです。
ザムストのZWシリーズには、次のようなモデルがあります。
今回紹介するZW-3は、軽いスポーツや日常生活におすすめのタイプで、ZWシリーズ最軽量の薄くて軽い素材を採用しています。
「どのモデルを選べばいいかわからない」という場合は、公式サイトに早見表がありますので参考にしてください。
参考：腰・骨盤用サポーターの選び方｜ザムスト公式オンラインショップ
ザムストZW-3は、腰全体を柔らかく支えるライトタイプです。
常に腰に痛みを抱えている人や激しいスポーツをする人よりは、軽いスポーツや日常で使いたい人に向いています。
軽いだけでなく通気性もよいので、着け心地も快適です。
ザムストZW-3は、本体と一体型の補助ベルトやすべりどめテープが内側についているのも大きな特徴です。
いくら軽くてつけ心地がよくても、家事や軽い運動でズレてしまっては使いにくいでしょう。
ザムストZW-3の補助ベルトは、本体と一体型なので腰に負担をかけずに簡単装着です。また、すべりどめテープが本体の右側と左側に計4本つき、軽い運動程度ではズレないよう工夫されています。
筆者は子どもの頃から運動が苦手で体が硬いです。姿勢も悪く、通っていた高校までバスで1時間以上かかり、高校生の時点でひどい肩こりと腰痛持ちでした。さらに、2人の子どもを出産してますます「反り腰」になって腰痛が悪化し、ひどいときは朝、腰が痛くてベッドから起き上がれないこともあります。
このように、40代にして腰痛歴30年の筆者が実際にザムストZW-3を着用してみました。
届いたザムストZW-3の箱を上から開封しようとしたところ、見るからに開けにくそうで戸惑いました。しかしよく見ると、ちゃんと「取り出し口は下にあります。」という注意書きがあります。
注意書きに従って箱の下部を探すと、「ここから開けてください」と書かれた取り出し口を見つけました。ここまで親切に箱の取り出し口を説明してくれる腰用サポーターは、なかなかないでしょう。
開封すると、小さくたたまれたザムスト本体と、使用説明書が入っていました。一番の特徴である「薄くて軽い」という言葉通り、まるで下着のような薄さと軽さです。
筆者がザムストZW-3を着用してみた感想は、次のとおりです。
順に解説します。
ザムストZW-3は、持った瞬間「本当にこんなので支えてくれるの？」と疑うほど、薄いうえに軽くて柔らかいです。
いざ腰に当ててみると、決めた位置で非常にスムーズに装着できました。腰に当ててから補助ベルトを締めるまで、10秒もかかりません。
軽くて柔らかい上にあまりにも簡単に装着できたので、つけた瞬間は本当に効果があるのか心配になるほどでした。しかし、つけている間は反り腰のクセが緩和され、たしかに腰も楽になりますし安心感があります。
その日はサポーターをつけて歩き回ったり寒い場所で物を運んだりしていましたが、まったくズレることもなく、人の手で支えられている感覚で心地よかったです。
ザムストZW-3は、背中の部分がメッシュ素材になっています。一般的な腰用サポーターは腰が当たる部分が硬く、丈夫な素材であることが多いですが、ザムストZW-3は向こうが透けて見えるほど薄いです。
筆者が着用したのは秋の終わり頃でしたが、7、8時間つけっぱなしでも蒸れてくることはありませんでした。十分、通気性があると言えます。
ザムストZW-3は、薄くて体の動きを妨げないので、毎日着用できます。筆者はGパンの下につけましたが、外からはまったくわかりません。
立ったりしゃがんだり歩き回ったりと、どんな動きをしてもズレずに支えてくれるので、洗い替えを用意していつでも着用したくなります。
そうなると価格が気になりますが、公式サイトで1枚3,520円なので腰用サポーターとしてはかなり手頃です。下着を買い足すくらいの価格で購入できますよ。
多くのトップアスリートも愛用するザムストは、多くの口コミがありました。
一つずつ検証します。
「ZW-3はサポート力が弱い」という口コミがありました。
ザムストZW-3は、ZWシリーズの中ではライトタイプの「ソフトサポート」になります。サポート力としては一番弱いタイプで、軽いスポーツや日常生活で使用したい人向けです。
筆者は本当にひどい腰痛持ちなので、ZW-3では、たしかにサポート力が物足りないとも感じました。
普段から腰痛が気になる人や固定力を重視したい人は、ミドルタイプのZW-5やハードタイプのZW-7をおすすめします。
また、公式サイトには「サポーターの選び方早見表」がありますので、参考にしてみてください。
「サイズが合わなかった」「もっと大きめにするべきだった」という口コミもありました。
ザムストZW-3のサイズの選び方は、基本的には普段着用している洋服のサイズで選んで大丈夫です。
ただし、説明書きには「へその位置を目安にウエストサイズを測ってください」とあるので、体の一番細い位置のウエストよりは少し下になるかもしれません。
不安な場合は、へその上を通過するようにサイズを測って、サイズに迷う場合はひとつ大きいサイズを選ぶとよいでしょう。
ザムストZW-3は、腰部分が折りたためるほど柔らかいです。そのため、一般的な腰用サポーターと比べると「柔らかすぎてサポート力が不安」と感じる人もいるようです。
ZW-3はシリーズ最軽量モデルで、薄さと軽さを重視しているため、筆者のように腰痛持ちの人や固定力を重視したい人には「柔らかすぎる」と感じるかもしれません。
ひとつめの口コミでも検証しましたが、硬い素材でしっかりとした固定力が欲しい場合は、ZWシリーズのミドルタイプやハードタイプをおすすめします。
ザムストZW-3は、薄さと軽さを追求したシリーズ最軽量モデルで、つけていることを忘れそうなほど装着感も快適です。
そのため、がっちり固定されるよりも、日常生活を妨げない動きやすいタイプを選びたい人におすすめです。初めて腰用サポーターを試す人にもよいでしょう。
また、長時間つけていても快適なので、手頃な価格で洗い替えを用意したい人にもおすすめです。洗濯ネットを利用すれば、洗濯機でも洗えます。
ザムストに限らず腰用サポーター全般に言えることですが、就寝時ははずしたほうがよいでしょう。
腰用サポーターは腹部を圧迫します。日中は体を動かしているので問題ありませんが、就寝時は動く量が少ないため血流がさまたげられて血行が悪くなり、サポーターが逆効果になることも。
筆者の場合、装着感が快適で7、8時間つけていても平気でしたが、長時間の着用で違和感がある場合もすぐにはずしましょう。
ザムストZW-3は、洗濯機で洗濯できます。
他のものと一緒に洗濯する場合は、洗濯ネットを使用し面ファスナーをとめて洗濯しましょう。ほつれや伝線の防止になります。
また、色落ちや色移りを避けるために、色の薄いものとは一緒に洗濯しないことをおすすめします。
ザムストZW-3は、シリーズ最軽量のライトタイプで、軽い運動や日常生活で使いたい人、装着感や動きやすさを重視したい人におすすめの腰用サポーターです。
ZWシリーズの中でも「薄さと軽さ」を重視し、腰痛歴30年の筆者がつけても支えられている安心感がありました。
柔らかい素材でとても動きやすく、一日中つけていても快適です。上から何を着てもサポーターをしていることがわからないのも嬉しいポイントでした。
日常的に腰用サポーターを使いたい人にも、洗い替えを何枚も用意できる価格設定で安心です。ぜひお試しください。
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