【トレーナー監修】フレックスベルの2kg刻みダンベル「NÜOBELL」をレビュー!可変式ダンベルの性能は?
本記事でご紹介する商品・サービスは、実際に執筆者が使用・体験した上でレビューを行っています。
- NÜOBELL(ヌオベル)32kg
- 株式会社コンプライアンス
- 0.8秒で重量を変えられる
- 筋トレガチ勢にもぴったりの使用感
- 正規代理店からの購入で安心の2年保証
監修者情報
渡邉 輝
フィットネスインストラクター
「健康」に関する正しい知識を多くの人に届けるために、実体験や科学的根拠のある情報を発信する理系健康ライター。
ベンチプレスなどの重さを競う「パワーリフティング」の現役選手としても活躍中。
◼︎資格
・NSCA-CPT(全米公認パーソナルトレーナー)
フレックスベルの「NÜOBELL(ヌオベル)」は2kg刻みで使える可変式ダンベル
「NÜOBELL(ヌオベル)」は、スウェーデンのトレーニング器具メーカー「NÜO」が開発した可変式ダンベル「フレックスベル」の最新モデルです。日本では2021年1月から「株式会社コンプライアンス」が正規代理店を務め、販売しています。
「NÜO」はこれまで4kg刻みの可変式ダンベルを中心に販売していましたが、今回さらに細かい重量の切り替えに対応した2kg刻みの可変式ダンベルを開発しました。それが、「NÜOBELL(ヌオベル)」です。
販売元 | 株式会社コンプライアンス |
---|---|
商品名 | NÜOBELL32kg (32kg、2kg刻み調整、16段階調節) |
カラー | ブラック、シルバー |
価格(税込) | 69,800円 |
公式サイト | https://motions-co.jp/ |
\\\自宅トレーニングを格上げ///
最新の可変式ダンベル「フレックスベル(NÜOBELL)」3つの特徴
フレックスベル(NÜOBELL)には、ほかの可変式ダンベルにはない3つの特徴があります。
- 0.8秒でダンベルの重さを変更可能
- 専用ベースユニットでコンパクトに収納
- フレックスベル(NÜOBELL)ふたつで固定式ダンベル32個分のコスパ
では、それぞれの特徴を見ていきましょう!
0.8秒でダンベルの重さをチェンジ
ダンベルの種類 | 重量変更にかかる時間 |
---|---|
スクリュータイプの可変式ダンベル | 30秒以上 |
フレックスベル(NÜOBELL) | 最短0.8秒 |
一般的なスクリュータイプの可変式ダンベルの場合、プレートの付け替えに時間がかかりますが、フレックスベル(NÜOBELL)の重量変更はシャフトを回すだけの簡単操作!
1目盛り約0.8秒で重量の切り替えができるため、プレートの付け替えにかかる時間を大幅に短縮でき、トレーニングを効率よく進められます。トレーニングに集中するためには、こうしたちょっとしたストレスを減らすことが大切です。
専用ベースユニットでコンパクトに収納
フレックスベル(NÜOBELL)は45cm四方のスペース内に収まるので、省スペースで設置・収納が可能です!スクリュータイプの可変式ダンベルや固定式ダンベルの場合、扱う重量が増えるたびにプレートやダンベルの数が増えていくため、収納スペースの確保に困ることもあるでしょう。しかし、コンパクトなフレックスベル(NÜOBELL)ならその心配はありません。
ふたつで固定式ダンベル32個分のコスパ
フレックスベル(NÜOBELL)32kg | 固定式ダンベル(重量別) |
---|---|
2個セット(16段階×2) | 32個以上 |
69,800円 | 100,000~150,000円 |
フレックスベル(NÜOBELL)は2〜32kgまで2㎏刻み、16段階の調整が可能です。また、わずか2個=一般的なダンベル32個分と同じ重量になるのに、お値段は約半分。非常にコスパが高いといえます!
通常、32個のダンベルを揃えようとすると10万円以上の費用がかかり、さらに、32個のダンベルを収納するスペースも必要です。そのため、狭いアパートや家族と同居している場合は特に、コンパクトなフレックスベル(NÜOBELL)がおすすめです。
一度購入すれば後からダンベルを追加購入する必要がないこと、重量に応じた本格的なトレーニングができることを考えると、フレックスベル(NÜOBELL)は納得の価格といえるでしょう。
【レビュー】フレックスベル(NÜOBELL)2kg刻み(32kg)を開封!
耐久性 | ★★★★★ |
---|---|
スペース | ★★★★★ |
使いやすさ | ★★★★★ |
価格 | ★★★★☆ |
商品の設置方法や使い方を説明する前に、先にフレックスベルの総評をお伝えします!
実際に触れてみて感じたことは、フレックスベル(NÜOBELL)の丈夫さです。プレートやシャフトをベースユニットに勢いよく置いたり、無理に重量を変えようとしたりしない限り、壊れることはまずないだろうという安心感があります。もし正しい使用方法で壊れたとしても、「MotionsFit」公式サイトから購入した場合は2年間の保証(ダンベルのみ)がついています!
また、フレックスベル(NÜOBELL)は非常にコンパクト!45cm四方のスペースさえあれば収納可能なため、わざわざ部屋を整理して置く場所を準備する必要もありません。
重量は2kg刻みで最大32kgまで対応しており、最短0.8秒で切り替えが可能、使いやすさも申し分なしです。
フレックスベル(NÜOBELL)は、固定式ダンベルやスクリュータイプの可変式ダンベルと比較すると高価格帯の商品ではありますが、「自宅でのトレーニングクオリティを上げたい」と考えている方にはおすすめの本格派ダンベルです。よって星4つの評価としました!
\\\0.8秒で重さを変えられる可変式ダンベル!///
セット内容
フレックスベル(NÜOBELL)は2個セットですが、1個ずつに分かれて2つの段ボールで届きました!最大重量32kgなので、ダンボール一つひとつが重く、男性でもひとりで持つのは容易でありません。筋トレを3年間続けている筆者でも、気合いを入れないと持ち上げられませんでした。ダンボールを持って移動する際は、腰などを痛めないように注意してください。
持ち運びが不安な方は玄関で開封して、パーツごとに移動させましょう!
設置方法
フレックスベル(NÜOBELL)は、1個につき「1kgプレート×2枚、2kgプレート×14枚」で構成されています。1kgプレートはベースユニットの一番内側から、2kgプレートは外側から順番に付けていきます。筆者は開封後、プレートを付ける向きを逆にしてしまい、16枚のプレートをすべて外すことになってしまいました。
プレートを付ける向きを間違えるとすべてやり直しになってしまうので、完成画像を見ながら慎重に作業を行いましょう。
使い方
フレックスベルの設置が完了したら、早速トレーニングに使っていきましょう。
重量を上げたいときは「+」、下げたいときは「ー」方向にシャフトを回すと、目盛りが2kg刻みで変化します。実際にシャフトを回してみると、2kgから4kgまで1秒もかからずに変更できました。筆者は今までスクリュータイプの可変式ダンベルを使用していたので、重量が切り替わるスピードには驚きを隠せませんでした!
【画像あり】可変式ダンベル「フレックスベル(NÜOBELL)」で筋トレに挑戦!
早速トレーナーである筆者が、フレックスベル(NÜOBELL)で以下の筋トレに挑戦してみました!
- アームカール
- ワンハンドロウ
- フォワードランジ
どのトレーニングも男らしい体を作るためにおすすめなので、男性の方は必見です!
アームカール
セット数 | 重量 | 回数 |
---|---|---|
1セット目 | 12kg | 10回 |
2セット目 | 12→10kg ※ | 8→4回 ※ |
3セット目 | 12→10kg ※ | 7→5回 ※ |
※ドロップセット法を行う場合の重量/回数
アームカールは上腕二頭筋をメインに鍛えるトレーニングで、「Tシャツから見える太い腕」を作りたい方におすすめです。
ただ、固定式ダンベルだと決まった重さでしかトレーニングできず、重量に慣れてしまうとなかなか筋肉を追い込めません。プレート式のダンベルなら重量は変更できますが、細かい設定をするためには多くのプレートを購入する必要があり、費用もスペースも必要です。フレックスベル(NÜOBELL)なら2kg刻みの調整が片手でできるので、重量を下げてさらに筋肉を追い込む「ドロップセット法」が簡単に実現します!
実際、筆者も12kgでアームカールを実践しましたが、2セット目の途中から腕が上がらなくなりました。今までのダンベルはプレートを付け替えるのに時間がかかりましたが、フレックスベル(NÜOBELL)なら数秒で変更できるため、ドロップセット法で筋肉を限界まで追い込めます!
ワンハンドロウ
セット数 | 重量 | 回数 |
---|---|---|
1セット目 | 32kg | 8回 |
2セット目 | 28kg | 12回 |
3セット目 | 28kg | 12回 |
ワンハンドロウは背中(広背筋など)をメインに鍛えるトレーニングで、「男らしい広い背中」を目指す方におすすめです。背中のトレーニングはほかの部位と比べて重量を扱いやすいので、筋トレ上級者になるほど、扱う重量が上がります。固定式ダンベルでも重くすれば背中に負荷をかけられますが、細かな重量調整ができないため、限界まで追い込むのは難しいです。
フレックスベル(NÜOBELL)なら最大32kgまで重量を変更できるため、筋トレ初心者から上級者までどのレベルの方でもそれぞれに合った適切な重量で背中を追い込めます!
自宅のソファを利用して挑戦してみましたが、筋トレ歴3年の筆者でも32kgで3セットをやり切るのはきつく、2セット目からは重量を下げました。フレックスベル(NÜOBELL)ひとつで、背中を限界まで追い込めることを実感しました。
フォワードランジ
セット数 | 重量 | 回数 |
---|---|---|
1セット目 | 24kg | 10回 |
2セット目 | 20kg | 8回 |
3セット目 | 20kg | 6回 |
フォワードランジは脚全体を鍛えるトレーニングで、「ジーパンやスキニー越しでもわかる太い脚」を目指したい方におすすめです。背中と同じく脚も高重量を扱いやすい部位なので、筋トレ歴が長くなるほど、固定式ダンベルでは追い込みにくくなります。
フレックスベル(NÜOBELL)なら最大32㎏まで2kg刻みで変更できるため、レベルに合った重量で脚の筋肉を追い込めます!
筆者は24kgで3セット挑戦しましたが、1セット目でかなりの疲労感。2セット目からは途中で重量を20kgに下げ、回数も少なくしました。フレックスベル(NÜOBELL)があれば、この先しばらくは脚を限界まで追い込めそうです!
フレックスベル(NÜOBELL)の口コミを調査
省スペースで細かい重量設定のできるフレックスベル(NÜOBELL)ですが、いくつか気になる口コミがありました。
- 重量を上げると本体が大きくなり体に当たる
- 重さ32kgでは物足りない
- プラスチックの部分があるため耐久性が心配
そこで実際にフレックスベルでトレーニングをした筆者が、上記の口コミについて検証してみました!
重量を上げると本体が大きくなり体に当たる
「重量を上げるにつれ、本体がどんどん大きくなっていき、体に当たるのが気になる」という口コミを見つけました。確かにフレックスベルは最大重量32kgに設定すると、ダンベルひとつで横幅43.5cmの長さがあるため、体に当たりやすくなります。ただ、トレーニングは基本的にダンベルが体に当たらない種目がほとんどです。
ダンベルが当たってしまう場合、フォームや動作が間違っている可能性があります。体に当たると感じる方は、正しいフォームを意識しつつトレーニングを進めましょう!
重さ32kgでは物足りない
「最大32kgの重量では物足りなくなってしまった」という口コミも見られました。確かに、フレックスベル(NÜOBELL)の最大重量は32kgなので、筋トレ上級者なら物足りなくなるケースがあるかもしれません。筋トレ歴3年の筆者もトレーニング内容によっては、もう少し重量が欲しいと感じました。ただ、32kg以上のダンベルを扱う種目は少なく、基本的にフレックスベルひとつでトレーニングは完結します。
部位 | 32kgのダンベルを扱う種目例 |
---|---|
胸※ベンチ台がある場合 | ダンベルプレス |
背中 | ダンベルロウ、デットリフト |
脚 | スクワット、フォワードランジ |
32kg以上の重さで行いたいトレーニングは「ジム」、フレックスベル(NÜOBELL)で行えるトレーニングは「自宅」、とメニュー内容で場所を使い分けるといいでしょう。
なお、「MotionsFit」公式サイトでは最大36kgまで対応したフレックスベル(NÜOBELL)も販売しています。自宅トレーニングを本格的に続ける予定の方は、そちらの商品も検討してみてはいかがでしょうか?
プラスチックの部分があるため耐久性が心配
フレックスベル(NÜOBELL)のダンベルとプレートを支える部分はプラスチックでできているため、耐久性を不安に感じるかもしれません。しかし、筆者はフレックスベル(NÜOBELL)を使用してみて、プレートやダンベルを丁寧にベースユニットに戻して強い衝撃を避ければ簡単に壊れることはないと感じました。どのような器具も正しい使用方法を守ることが大切です。使用前は必ず説明書に目を通しておきましょう!
「MotionsFit」公式サイトから購入した場合は2年保証が付いているので、公式サイトからの購入が安心です!
フレックスベル(NÜOBELL)はこんな方におすすめ
2kg刻みで重量を変えられる便利なダンベル、フレックスベル(NÜOBELL)はこんな方におすすめです!
おすすめしたい方 | おすすめしたい理由 |
---|---|
スタイリッシュな可変式ダンベルを探している方 | リビングに置いても違和感のないスタイリッシュなデザインだから |
細かい調整ができるダンベルを探している方 | 2kg刻みの細かな重量調整によって、トレーニングの幅が広がるから |
プレートの付け替えが面倒に感じる方 | 0.8秒で、なおかつ片手で重量を変更できて、トレーニングの効率が上がるから |
実際に筆者もフレックスベル(NÜOBELL)を使用しましたが、自宅トレーニングの幅が広がって、モチベーションが一気に上がりました!
総合的に「効率よく男らしい体を目指したい!」と考えている方は、購入を検討する価値ありです!
\\\男らしい体を作りたいなら!///
フレックスベル(NÜOBELL)正規代理店からの購入方法
フレックスベル(NÜOBELL)は、NÜO社の正規代理店を務める「MotionsFit」公式サイトで購入できます。
支払い方法
「MotionsFit」公式サイトから購入した場合、以下の決済方法を選択できます。
- 銀行振込
- クレジットカード決済(VISA、MASTER、JCB、AMEX、DINERS)
- スコア後払い
クレジットカード決済のうち、「DINERS」のみ分割払いに非対応なのでご注意ください。
送料
「MotionFit」公式サイトでは沖縄、離島を除く日本全国への発送は送料無料です。沖縄、離島への発送は2,000円の送料が発生します。30kg以上の重量物は通常よりも送料がかかるため、送料無料は嬉しいポイントです!
「フレックスベル(NÜOBELL)」に関する Q&A
フレックスベル(NÜOBELL)に関するよくある質問を3つピックアップしました。
- 最短何日で家に届くの?
- トレーニング中にプレートが落ちることはない?
- 可変式ダンベルと固定式ダンベルの違いは?
実際に購入&使用した筆者が回答します!
最短何日で家に届くの?
お住まいの地域にもよりますが、フレックスベル(NÜOBELL)は最短で翌日に届きます。13時までに注文した場合、最短で当日発送。13時以降の場合、入金確認が完了後1〜2営業日で発送されます。筋トレをはじめたいと思う気持ちが冷めないうちに迅速に届けてくれるので、ありがたいですね!
発送からお届けまでの目安 | 対象地域 |
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翌日 | 九州、中国(山口、広島、岡山)、 関西(兵庫、大阪、京都、奈良) |
2日後 | 翌日、3日後以外の地域 |
3日後 | 北海道、沖縄 |
トレーニング中にプレートが落ちることはない?
フレックスベル(NÜOBELL)はベースユニットに設置しているときのみ、重量を調整するハンドルが回転する仕組みなので、ベースユニットから離れているときにプレートが落ちることはありません。筆者が3種目合計9セットのトレーニングに挑戦しているときでも、プレートが落ちる気配はありませんでした。
可変式ダンベルと固定式ダンベルの違いは?
可変式ダンベルは固定式ダンベルと違って、重量を自由に変えられます。トレーニングの負荷を変えたい場合、固定式ではダンベルを複数購入しなければなりませんが、可変式ならひとつのダンベルで重量を調節可能です。そのため、収納場所を問わず、固定式と比較して安い金額で重量別のダンベルが揃います。
フレックスベル「NÜOBELL」は2kg刻みで重量変更できるダンベル!自宅トレーニングを充実させよう
本記事ではフレックスベルの可変式ダンベル最新モデル「NÜOBELL(ヌオベル)」を紹介しました!NÜOBELLは2kg刻み、最大32kgまで、16段階で重量を自由に調節できるため、自宅でのトレーニングを強化したい方におすすめです。
筆者も初めてフレックスベル(NÜOBELL)を使用しましたが、使いやすさ、省スペース性、耐久性どれをとってもレベルが高い印象でした。特に、数秒で重量を変えられる点には驚きを隠せません!
わずか数秒で重量を自由自在に変えられるフレックスベルの「NÜOBELL(ヌオベル)」で、あなたの自宅トレーニングを進化させてみてはいかがでしょうか。
NÜOBELL(ヌオベル)
「NÜOBELL(ヌオベル)」は、スウェーデンのトレーニング器具メーカー「NÜO」が開発した可変式ダンベル「フレックスベル」の最新モデルです。日本では2021年1月から「株式会社コンプライアンス」が正規代理店を務め、販売しています。
「NÜO」はこれまで4kg刻みの可変式ダンベルを中心に販売していましたが、今回さらに細かい重量の切り替えに対応した2kg刻みの可変式ダンベルを開発しました。それが、「NÜOBELL(ヌオベル)」です。