肌がザラザラする原因は生活習慣にあり!最適なスキンケアですべすべ肌になろう

肌がザラザラする原因は生活習慣にあり!最適なスキンケアですべすべ肌になろう

監修者情報

水谷 さなえ

水谷 さなえ

美容ライター・編集者

東北大学大学院農学研究科にて生理学を学ぶ。在学中からモデル・マネージャーとして美の世界に携わり、大学院修了後は美容情報サイトの企画やディレクションに携わる。
現在は美容系メディアのライター・編集者として活動中。

◼︎資格
日本化粧品検定1級
生物科学修士

肌がザラザラしていると、メイクのノリが悪くなったり肌がくすんで見えたりして、テンションが下がりますよね。肌がザラザラする原因は角栓と思われがちですが、ほかにもいくつか原因があります。原因を押さえて対策すれば、ザラザラの改善が期待できるでしょう。

この記事では、肌がザラザラする原因や改善におすすめのスキンケア方法、基礎化粧品などを紹介します。

肌がザラザラする主な3つの原因

美容ライター / 水谷さなえ

肌がザラザラする主な原因としては、「ターンオーバーの乱れ」「毛穴の詰まり」「乾燥」の3つが挙げられます。

まずは、肌がザラザラする原因を確認しましょう。何が原因で肌がザラザラしているのか確かめることが、肌質改善への第一歩です。

ターンオーバーの乱れ

ターンオーバーが乱れると、本来なら垢としてはがれ落ちるはずの古い細胞が肌に蓄積され、ザラつきにつながります。また、肌のバリア機能が低下して乾燥しやすくなり、ザラつきを感じやすくなることも。

ターンオーバーの周期は健康な20代の方で約28日といわれていますが、年齢を重ねると周期が長くなっていきます。ターンオーバーが乱れる原因としては、以下のことが考えられます。心当たりがある方は改善しましょう。

1.生活習慣の乱れ

睡眠不足や運動不足、栄養バランスの偏りなど、生活習慣の乱れはターンオーバーが乱れる原因の1つ。

睡眠中は成長ホルモンが分泌され、肌の生まれ変わりが促進されます。睡眠時間が足りていなかったり不規則だったりすると、ターンオーバーが乱れやすくなるのです。

また、運動不足によって血流が滞ったり、栄養バランスの偏りによって肌の健康を維持するためのビタミンなどが不足したりすることも、ターンオーバーの乱れにつながります。

2.外部からのダメージ

紫外線や乾燥といった外部からのダメージも、ターンオーバーの乱れにつながります。

紫外線によって肌がダメージを受けると、修復のためにターンオーバーが早まります。肌の細胞が未成熟なまま量産され、蓄積してしまうのです。

逆に、乾燥している肌ではターンオーバーが遅れます。すると肌のバリア機能が低下し、さらに乾燥しやすくなるという悪循環に陥りかねません。

3.間違ったスキンケア

ターンオーバーが乱れる原因として、間違ったスキンケアも挙げられます。

例えば、洗顔のときに肌を強くこすったり熱いお湯ですすいだりすると、必要な油分まで失われてターンオーバーが早まる原因に。

また、化粧水や乳液などで適切な保湿をしていなかった場合は、肌が乾燥してターンオーバーが遅れやすくなります。

毛穴の詰まり

毛穴の詰まりによって肌がザラザラすることもあります。毛穴の詰まりの原因は角栓です。

角栓ができる原因は、皮脂の過剰分泌や肌に残った汚れなど。角栓は皮脂の分泌が多い額や鼻にできやすい傾向があります。

また、乾燥や肌のたるみも角栓ができる原因に。角栓が気になるからといってゴシゴシ洗顔すると、かえって角栓ができやすくなるので要注意です。しっかり保湿をして乾燥を防ぎ、なるべく肌のハリを保つようにしましょう。

乾燥

皮膚は外側から「表皮」「真皮」「皮下組織」に分けられます。そして、表皮はさらに外側から「角質層」「顆粒層」「有棘層」「基底層」の4つの層に分けられます。

肌が乾燥すると、角質層の表面がめくれてザラザラした手触りになることがあります。ひどくなると、角質がはがれ落ちて粉吹き肌になることも。

また、肌が乾燥すると肌のバリア機能が低下します。すると、肌から水分が蒸発するのを防げなくなり、さらに肌が乾燥しやすくザラザラするという悪循環に陥ってしまいます。

ザラザラ肌におすすめのスキンケア方法

ザラザラ肌におすすめのスキンケア方法

ザラザラ肌を改善するには、スキンケアなど「肌表面から整える方法」と生活習慣改善など「内面から整える方法」があります。両方をしっかり行うことで、相乗効果が期待できるでしょう。それぞれについて、適切にケアする方法を紹介します。

肌表面から整える方法

ザラザラ肌を表面から整える方法としてまず挙げられるのは、徹底した保湿です。肌のバリア機能を守ってターンオーバーを正常に保つため、肌に合った化粧水や乳液でしっかり保湿しましょう。

紫外線もターンオーバーが乱れる原因になるため、夏はもちろん冬でも日焼け止めを塗ることが大切です。

また、正しい方法で洗顔を行うことも重要です。洗顔料はよく泡立て、優しく洗います。皮脂の多いTゾーンから洗い始め、乾燥しやすい目元や口元は最後に。すすぐときは、お湯ではなくぬるま湯を使いましょう。

内面から整える方法

肌のターンオーバーを整えてザラザラを改善するには、食事や睡眠も大切です。さらに、運動して代謝を上げるのもおすすめ。

食事では栄養バランスを考えることが重要ですが、特に肌を守るビタミンB2・B6、肌をつくるタンパク質を意識して摂取するのがおすすめです。

睡眠は長さだけでなく質も重要です。入眠後3~4時間は肌の生まれ変わりを促す成長ホルモンが出るといわれているため、途中で目が覚めないよう寝室の環境などに工夫してみてください。

また、肌が乾燥しないように水分をしっかり取ることも意識しましょう。

ザラつく肌におすすめの基礎化粧品

基礎化粧品とは、肌を健やかに保つことを目的に製造された商品を指します。具体的には、洗顔やクレンジング、化粧水などが挙げられます。ここでは。ザラつく肌におすすめの基礎化粧品を紹介します。

クレンジング|メリフバームクレンズ

メリフバームクレンズは、半固形タイプのクレンジングバームです。手に取ると体温でオイル状になり、メイクとすばやくなじみます。

メリフバームクレンズがザラつく肌におすすめな理由は以下の2つ。

  • 角栓をケアできる
  • 肌のうるおいを守って洗える

独自に処方された成分が毛穴の中で固まった角栓を分解し、毛穴からの排出を促します。毛穴の詰まりが原因で肌がザラついている人におすすめ。

また、美容成分を贅沢に配合しているためクレンジングなのに洗い上がりがしっとりしており、肌の乾燥を防ぎたい人にも適しています。

関連記事:メリフバームクレンズについて詳しく解説した記事はこちら

洗顔|ディープクリア洗顔パウダー

ディープクリア洗顔パウダーは、毛穴の汚れや黒ずみ、角栓にアプローチする酵素洗顔料。角栓が原因で肌がザラついている方や毛穴の黒ずみが気になっている方におすすめです。

炭とクレイを配合したパウダーがモコモコと泡立ち、肌のうるおいを守りながら優しく洗い上げてくれます。

つるんとした洗い上がりで毛穴の汚れにしっかり働きかけてくれるのに、つっぱりにくいのが特徴。

1回分が小分けになっていて使いやすいのもうれしいポイントです。旅行先などにも持っていきやすいので、どこでも角栓や毛穴のケアができます。

化粧水|VC100 エッセンス ローション EX

VC100 エッセンス ローション EXは、まるで美容液や乳液を塗ったかのようなうるおいを感じさせてくれる化粧水です。

肌をうるおしてハリを与えてくれるので、乾燥によって毛穴が開き、角栓が詰まりやすくなったという方におすすめ。

また、保湿力が高くうるおいが長持ちするため、「いつもの化粧水だと肌の乾燥やザラつきが気になる…」という方にも試していただきたい化粧水です。

さらに、肌のキメを整えて健やかな状態へ導いてくれるので、肌のターンオーバーを整えたいときにも適しているといえるでしょう。

肌のザラザラに関するQ&A

ここでは、「肌のザラザラはピーリングで治る?」「ザラザラがかゆい場合はどうしたらいい?」など、肌のザラザラに関するよくある疑問にお答えします。ピーリングを検討している方やかゆみがある方は参考にしてみてください。

肌のザラザラはピーリングで治る?

ピーリングとは、薬品を使って肌の古い角質を除去すること。古い角質を取り除くことでターンオーバーが整うため、肌のザラつき改善に効果的といわれています。

しかし、ピーリングはたまった角質を一時的に取り除く処理にすぎません。肌のザラザラを根本的に改善したいなら、日頃のスキンケアや生活習慣を見直すことも大切です。

肌のザラザラがかゆい場合はどうしたらいい?

肌が乾燥すると、ザラザラするだけでなくかゆみを感じる場合があります。かゆみの原因が乾燥だけであり、乾燥やかゆみが軽度であれば、保湿をすることで改善が見込めるでしょう。

しかし、肌のかゆみの原因は乾燥だけとは限りません。何かしらの皮膚疾患の可能性もあるため、皮膚科で相談するのが望ましいといえます。

肌のザラザラを改善するには日々のケアが大切

肌がザラザラしていると、メイクのノリが悪くなったり肌がくすんで見えたりするので、「なんとか治す方法はないだろうか」と気になる方は多いでしょう。

肌のザラザラを改善するには、スキンケアや紫外線対策などの表面からのケアに加え、睡眠や食事の見直しといった内面からのケアも重要です。日々のケアを1つずつ見直して、美肌を目指しましょう。

どうしてもザラつきがひどくかゆみもある場合は皮膚疾患の可能性もあるため、皮膚科で相談することも検討してくださいね。

この記事をシェアする

  1. x
  2. facebook
  3. line