【デメリットある?】カラートリートメントはやめた方が良い?おすすめの人も紹介
本記事でご紹介する商品・サービスは、実際に執筆者が使用・体験した上でレビューを行っています。
【結論】カラートリートメントは使い方次第
結論から言うと、カラートリートメントは使い方次第で良い効果を得ることができます。
特に、髪と頭皮の健康を守りたい場合はカラートリートメントがおすすめです。カラートリートメントは自宅で手軽にできるので、美容院に行く時間とお金の節約もできます。
一方でカラートリートメントは、一般的なカラー剤のように一度でしっかり髪を染めたい方や、明るい髪色が好みの方には効果が物足りないかもしれません。
はっきりとした変化よりも髪の状態を優先したい、しっかりと変化が出るように染めたいなど、何を優先したいのかによってカラートリートメントを使うかどうかを選択するの良いでしょう。
【予備知識】そもそもカラートリートメントとは?
カラートリートメントの主な用途は、「おしゃれ染めの退色予防」と「白髪染め」の2つ。本記事ではおしゃれ染めの退色予防の観点をメインで紹介していきます。
白髪染めについては、関連記事がありますのでぜひそちらを参考にしてください。
カラートリートメントは「塩基性染料」と「HC染料」によって髪が染まります。
この2つの成分によって髪が染まる仕組みですが、髪の毛の色を作っているメラニン色素を分解するわけではないため、あくまでも髪の表面に色をつけていくもの。
ただ、カラートリートメントはカラーリングと同時にトリートメントでケアできるので、髪や頭皮にも優しい商品なのです。
関連記事:白髪染めをやめてカラートリートメントにするメリットについて解説した記事はこちら
「カラートリートメントはやめた方が良い」と言われる4つの理由
髪や頭皮に優しく髪を染められるカラートリートメントですが、「やめた方が良い」と言われることもしばしば。
ここでは、カラートリートメントが「やめた方が良い」と言われる理由を4つご紹介していきます。
一度ではほとんど染まらないから
カラートリートメントは一度の使用ではほとんど染まらないため、やめた方が良いと言われています。
たしかにカラートリートメントは一回だけの使用では染まらず、見た目の変化を期待する場合は何度も使用する必要があるのです。
ただ、トリートメント成分が配合されているため髪や頭皮の負担は少なく、低刺激なので毎日使用できる商品もあります。
頻繁に使用する必要があるから
カラートリートメントは頻繁に使用する必要があることも、カラートリートメントはやめた方が良いと言われる理由のひとつです。
カラートリートメントは髪の退色を抑えるのが目的の商品なので、そもそもとてもきれいに染まるわけではありません。また、髪の表面に色をつけている状態なので、シャンプーのたびに色が落ちてしまうのです。
そのため、きれいな髪色を維持するには定期的に使用する必要がありますよ。
お風呂場が汚れるから
カラートリートメントの使用でお風呂場が汚れるため、使用しない方が良いと言われることもあります。
カラートリートメントには染料が入っているので、使用する際に手やお風呂場が汚れやすいのです。
髪の毛に塗布する際に爪の間に入った場合は、爪が染まり色が取れにくくなることも。
予防として、浴室でカラートリートメントを使用する際は、先に周囲を濡らしておくと色がついてしまった場合も落としやすくなりますよ。
髪色自体は明るくならないから
髪の色自体は明るくならないことも、髪を染めるためにカラートリートメントを使うのはやめた方が良いと言われる理由です。
カラートリートメントには一般のカラー剤と違ってブリーチ剤が入っていないため、黒い髪の毛の色を抜くことはできず、髪色は明るくなりません。
あくまでも髪の表面に色をつけていく商品なので、黒い髪よりもブリーチした髪におすすめですよ。
カラートリートメントを使う3つのメリット
「やめた方が良い」と言われることもあるカラートリートメントですが、カラートリートメントを使うことで得られるメリットもあります。
ここではカラートリートメントのメリットを3つ紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
髪が傷みにくい
カラートリートメントは髪が傷みにくいのがメリットと言えます。
カラートリートメントはキューティクルを開く酸化染毛剤や脱色剤が含まれていないので、髪へのダメージは少ないのです。
商品によっては保湿成分や補修成分が入っているので、むしろ髪の調子が良くなることもあります。
おしゃれ染めの色落ちを抑えながらヘアケアできるのが、カラートリートメントの特徴です。
失敗しにくい(ムラになりにくい)
失敗しにくい、ムラになりにくいというのもカラートリートメントのメリットです。
カラートリートメントは一度の使用で大きく色が変わることはないので、大きな失敗をしにくいのが特徴。また、カラートリートメントは自分で塗りやすく、万が一色むらができても目立ちにくい仕上がりになります。
失敗はしたくないけれど、おしゃれ染めの色もちを長くしたいときなどにおすすめです。
時短や節約につながる
カラートリートメントは自宅で手軽に使用できるので、時短や節約につながります。
カラートリートメントはいつものトリートメントの代わりにもなりますし、髪の毛に塗布して5〜10分放置するだけで染めることができるので、美容院に行くよりもかなり時短です。
また、ドラッグストアやネットショップで手に入るので、美容院で髪を染めてもらうよりもコスパが良いのです。
カラートリートメントを使うのがおすすめの人
カラートリートメントは使い方次第で良い効果を得ることができます。
- 色落ちを抑えつつ髪のケアをしたい人
- 自宅で手軽に色落ち対策をしたい人
上記に当てはまる人は、カラートリートメントを使うのがおすすめです。
前述したとおり、カラートリートメントには髪の毛の表面に色をつける成分と、商品によっては髪の毛を保湿・補修してくれる成分が配合されています。
そのため、おしゃれ染めの色落ちを抑えつつ、髪の毛をケアしてくれるのです。
また、自宅で手軽に使用することができるので、「美容院に行くより時間もお金も節約して髪の毛の色落ち対策をしたい」という方にもおすすめできます。
おすすめのカラートリートメント3選
「カラートリートメントを使いたいけど、どの商品を使えばいいかわからない!」という方のため、おすすめのカラートリートメントを3つご紹介します。
- KAMIKA
- 利尻カラートリートメント
- HANA
どれも使いやすい商品をピックアップしているので、お買い物の参考にしてみてください!
KAMIKA
KAMIKAのカラートリートメントは、髪や頭皮に優しく、使うたびに毛先までうるおうカラートリートメントです。
カラートリートメントに多いツンとした香りを抑えたフローラルフルーティの香りも使いやすいポイント。
ジアミン色素や鉱物油、アルカリ剤など髪のトラブルの原因になる成分を使っておらず、毎日使える商品で、使うごとに自然に髪を染めることができますよ。
優しい印象に導いてくれるローズブラウンと、クールな印象に近づけるアッシュブラウンの2色があるので、なりたいイメージに合わせて商品を選んでみてくださいね。
利尻カラートリートメント
利尻カラートリートメントは、京都の料亭でも使われている利尻昆布を原材料としたカラートリートメントで、天然素材を中心に配合されているため地肌や髪に優しい使い心地です。
利尻昆布に含まれる美容成分が髪にうるおいを与え、健やかな状態へ導いてくれます。
累計販売本数はなんと3,200万本を突破しており、大人気のカラートリートメントです!
ジアミン色素やパラベン、鉱物油も無添加で、髪をケアしつつ自然にカラーリングすることができます。
カラーバリエーションも4色あるので、染めたいカラーに近いものが見つかりますよ。
HANA
HANAのカラートリートメントは天然由来成分が95%配合されており、肌への刺激が心配な方へもおすすめできるカラートリートメントです。
HANA ORGANICは「私に還るHolistic Care」をコンセプトにした日本発のオーガニックブランド。
肌をいたわる天然由来成分を配合しつつ、3回の使用でしっかり染まる手軽さも兼ね備えているカラートリートメントですよ。
また、ダマスクバラ、ラベンダー、ゼラニウム、ネロリ、クラリセージ、イランイランの6つの天然精油によってリラックスできる、自然な香りも楽しめます。
関連記事:ヘアカラートリートメントのおすすめ商品をもっと知りたい方はこちら
ヘアカラートリートメントに関するQ&A
毎日使用しても大丈夫?
商品によって異なるので使用方法の確認は必要ですが、なかには毎日の使用も可能と書いてある商品もあります。
また、カラートリートメントは通常、使いはじめは連続して3日ほど使用するようにと書いてある商品が多いので、まずはその通りに使用し、その後の使用頻度は商品の説明に従うのが無難です。
指定の頻度を守り、継続して使用しましょう。
髪は傷まないの?
カラートリートメントは髪の表面に着色するものなので、髪の内部から染めるタイプと比べると、髪のダメージを抑えることができます。
商品によりますが、保湿成分や補修成分が入っている場合は、髪に栄養を与えてくれるのでより負担が少なくなりますよ。
ただ、髪の毛に合うかどうかは個人差があるので、自分の髪の毛に合っていないと感じたら使用を中止することをおすすめします。
ヘアカラートリートメントをやめたらどうなる?
カラートリートメントをやめると、商品や髪の状態にもよりますが、およそ2週間程度で色落ちしていきます。
そのため、きれいな状態を保つためには継続した使用が必要ですよ。
ただ、カラートリートメントをやめた場合は徐々に時間をかけて色落ちして元の髪色に戻るだけなので、元の髪が明るくなったり色が変わったりすることはありません。
カラートリートメントをうまく活用して、いつでも綺麗な髪をキープしよう!
髪を染める際、美容院以外の選択肢としてカラートリートメントの使用があります。
この記事では、「やめた方が良い」という意見もあるカラートリートメントについて、やめた方が良いと言われる理由や、カラートリートメントを使用するメリットもあわせて解説しました。
カラートリートメントは使い方次第でメリットも多い商品なので、自身がどのような状態の髪の毛になりたいかに合わせて選ぶのがおすすめですよ。
カラートリートメントを上手に使って、美容院に行かなくてもきれいな髪をキープしましょう!