【結論】入浴剤は痩せるサポートに使用できる!おすすめの商品も紹介
監修者情報
水谷 さなえ
美容ライター・編集者
東北大学大学院農学研究科にて生理学を学ぶ。在学中からモデル・マネージャーとして美の世界に携わり、大学院修了後は美容情報サイトの企画やディレクションに携わる。
現在は美容系メディアのライター・編集者として活動中。
◼︎資格
日本化粧品検定1級
生物科学修士
「入浴剤を使うと痩せる」と言われる4つの理由
入浴剤を使うと痩せると言われるのは、次のような働きがあるからです。
- 血行促進と代謝アップ
- ストレス解消とリラックス効果
- 睡眠の質向上
- カロリー消費効果
それぞれ詳しく見ていきましょう。
血行促進と代謝アップ
医薬部外品の入浴剤には、温浴効果によって体を温め、血行促進が期待できる商品もあります。血行が良くなることで、体内のめぐりがサポートされ、代謝が整いやすくなるとされています。これらの効果は、健康的な体づくりや日々のコンディション維持に役立ちます。
ダイエット中は、なるべく入浴剤を使って毎日お風呂に入り、心身をリラックスさせながら体を温める習慣を続けましょう。
ストレス解消とリラックス効果
お風呂に浸かることで、体が温まり、心身が落ち着きやすくなります。日々の疲れを癒し、気分転換にもつながるため、健康的な生活習慣を維持するのに役立つでしょう。結果としてダイエットを間接的にサポートする可能性もあります。
入浴剤にはさまざまな香りがあるので、その日の気分や好みに合わせて香りを選ぶと、バスタイムがさらに楽しく、心地よい時間になります。
睡眠の質向上
温浴効果が期待できる入浴剤を使うと、体が温まりやすくなります。入浴後に体温がゆっくりと下がることで、自然な眠気を感じやすくなると言われています。 このような入浴習慣により、心地よい睡眠をサポートできるでしょう。
良質な睡眠は、健康的な生活リズムや体調管理に役立ちます。ダイエット中の方や睡眠の質を整えたい方は、就寝の2〜3時間前に入浴剤を活用してお風呂に入るのがおすすめです。
関連記事:入浴剤と睡眠の関係について詳しく解説した記事はこちら
カロリー消費効果
入浴して体が温まることで代謝が促され、カロリー消費につながると言われています。一般的に、15分間の入浴で約40kcal消費するとも言われています。
ただし、入浴によるカロリー消費は軽い運動程度であり、入浴だけで大きな減量効果を得るのは難しいでしょう。健康的に体重を管理するには、食事のバランスや適度な運動と組み合わせることが必要です。
【ダイエットの手助け】入浴剤の効果的な使い方
入浴剤の特性を最大限に活かすために、使用量や水温、入浴後のケアに気を配る必要があります。以下の3つのポイントを押さえて、日々のバスタイムをより効果的にしましょう。
商品ごとに決められた使用量を守る
ダイエットのサポートとして入浴剤を使う場合でも、パッケージに記載された使用量を守ることが大切です。たとえば、バスソルトの場合は、浴槽に40〜50g程度が一般的な適量です。
入浴剤を多く入れても、効果が高まったり、早く変化が現れたりすることはありません。逆に、肌への負担やトラブルの原因になる可能性があります。安心して使用するためにも、必ず記載された適量を守り、快適なバスタイムを楽しみましょう。
季節ごとに適切な水温を保つ
入浴時は、季節に合わせた適切な水温を保つことが大切です。冬は40°C前後、夏は38°C前後が目安とされています。熱すぎるお湯は体への負担が大きく、長く浸かることが難しくなるため、心地よく浸かることができる温度に調節しましょう。
また、時間に余裕があれば半身浴を20〜30分程度行うのもおすすめです。水温を適切に管理することで、入浴がリラックスや体調管理のサポートにつながります。
洗い流さずタオルで拭き取る
入浴剤を使用した後は、シャワーで洗い流さず、タオルで優しく水分を拭き取るようにしましょう。特に保湿成分が配合された入浴剤の場合、流さずにそのままにすることで、肌のうるおいを保ちやすくなります。
髪や体を洗い終えたら、仕上げにもう一度、入浴剤を入れた湯船に浸かると効果的です。その後、タオルで押さえるように拭くことで、入浴剤の成分を肌に残し、しっとりとした仕上がりが期待できます。
入浴剤を使う際の注意点【痩せたくても無理は禁物】
ダイエットのサポートとして入浴剤を使用する際は、異なる入浴剤を混ぜないようにしましょう。入浴剤ごとに含まれる成分や特性が異なるため、混ぜることで化学反応が起きたり、肌に刺激を与えたりする可能性があります。特に肌が敏感な方は、アレルギー反応や肌トラブルを引き起こすこともあるので注意が必要です。
また、入浴時間は適度に保ちましょう。長時間お湯に浸かりすぎると、のぼせや脱水症状を引き起こすことがあります。目安として、10〜20分程度の入浴が安全です。無理をせず、心地よいバスタイムを心がけましょう。
おすすめの入浴剤3選
おすすめの入浴剤を、3つご紹介します。それぞれ配合成分や効能が異なります。また、肌の感触や香りなどは使ってみないとわからないので、いくつか試してみてお気に入りを見つけてください。
ベルタきざみ本薬湯
「ベルタきざみ本薬湯」は、製薬会社と薬草処方師が監修した、7種類の生薬を100%配合した薬用の入浴剤です。
生薬の成分を効果的に引き出すため、素材に合わせてきざみ方を変える工夫がされているのが特徴です。これにより、有効成分が湯に溶け出しやすく、入浴後も保温効果が持続しやすくなっています。
さらに、植物由来の精油成分が配合されており、心地よい香りが特徴です。バスタイムをリラックスタイムとして楽しめるでしょう。また、血行促進作用があるため、体が温まり、日々の疲れを癒したい方や冷えが気になる方におすすめです。
ホットタブ ウェルネス
「ホットタブ ウェルネス」は、重炭酸イオンを効率良く発生させるため、重曹とクエン酸を錠剤化したオリジナル製法の薬用入浴剤です。
お湯に入れるとゆっくり発泡し、微細な炭酸ガスの泡が発生し続けることで、重炭酸温浴が手軽に楽しめます。重曹とクエン酸が反応して生まれた重炭酸イオンは、お湯にしっかり溶け込み、温浴効果を高めてくれます。
メディファイブ オイルインバスソルト
「メディファイブ オイルインバスソルト」は、バスソルトの1粒1粒に6種類の美容オイルを独自製法でコーティングした、ユニークな薬用のバスソルトです。
お湯に溶かすと、美容オイルが湯面に広がり、入浴後は全身の肌がうるおいに包まれたような、しっとりとした感触が続きます。
また、有効成分である塩化ナトリウムが配合されており、にきび、あせも、肌荒れ、冷え症、肩こりなどの症状の緩和に役立ちます。毎日のバスタイムで、肌のケアとリラックスを同時に楽しめるバスソルトです。
痩せる入浴剤に関するQ&A
発汗する入浴剤はダイエットに効果的ですか?
発汗作用が期待できる入浴剤は、ダイエットに直接的な効果があるわけではありませんが、間接的にダイエットをサポートする可能性があります。お風呂に浸かることで体が温まり、体の深部温度が上がることで、血行が促進され、基礎代謝が整いやすくなると言われています。
ダイエット中は、バスソルトなど発汗をサポートするタイプの入浴剤を取り入れると、リフレッシュや気分転換にも役立つでしょう。
発汗をサポートするおすすめの入浴剤・入浴料は?
発汗をサポートしたい方におすすめな入浴料が「イルコルポ」です。ミネラルが豊富な雪塩を配合しており、お湯に溶かすことで体が温まりやすく、湯上がり後も心地よい温かさを感じることができます。
また、スクワランや海藻エキスが含まれているため、肌にうるおいを与え、しっとりとした仕上がりが期待できます。さらに、パパインが配合されており、古い角質を洗い流し、なめらかな肌に整えるサポートをします。
- 【イルコルポ】ミネラルバスパウダー お試しトライアル
- 株式会社シーボディ
入浴剤でリフレッシュ!心地よいバスタイムを楽しもう
入浴剤は、血行を促進し、体を温めるサポートが期待できるため、健康的な体づくりやリフレッシュに役立ちます。リラックスしたバスタイムは、睡眠の質向上やストレス軽減にもつながります。
ダイエット中は、発汗をサポートする入浴剤や保湿成分が配合されたものを選び、適温のお湯で無理せずゆっくりと入浴することが大切です。長湯は避け、心地よく楽しみながら、日々のケアに入浴剤を取り入れてみましょう。