今回こそはダイエット!必ずダイエットを成功させたい方のためのリセットプラン初級編
暴飲暴食が引き起こすデメリット
代謝が落ちる
食べ過ぎ、飲み過ぎを繰り返すと、内臓は普段よりも消化吸収が忙しくなり疲労していきます。弱った内臓を修復するには、ビタミンやミネラル、たんぱく質を分解する酵素などが必要です。
これらは消化吸収に優先的に使われるため、内臓修復や摂取エネルギーの代謝に回すことができず、代謝が落ちてしまうのです。
睡眠の質の低下
食事をすると体が温まるのは、消化吸収によって多くの熱が発生するからです。通常の食事では、食後に上がった体温は1~2時間で下がっていきます。暴飲暴食をすると、体内の熱が上がり過ぎるため、その後なかなか体温が下がりません。体の内側に熱がこもると脳の温度も下がりにくくなり、眠りが浅くなるのです。
自律神経が乱れる
内臓疲労が限界を超えると、自律神経が乱れて内臓の働きが乱れはじめます。消化器系が働きすぎると下痢、疲れやすさ、腹痛などを引き起こし、働かない場合は便秘、胃痛、胸やけなどを引き起こしてしまうのです。
イライラしやすくなる
イライラを発散するために暴飲暴食する方もいますが、これは逆効果です。通常は食事をすると、食欲を抑制するホルモンが出るため、満腹感を感じて食べ過ぎを防ぐことができます。体にストレスがかかると、食欲を増進させるホルモンが増加し、食欲を抑制するホルモンは減少します。暴飲暴食によって内臓に過度のストレスをかけることで、ますます過食が進み、よりイライラしてしまうのです。
暴飲暴食により代謝が落ち、睡眠不足で自律神経も乱れてイライラ…。このようにストレスがたまると、コルチゾールという抗ストレスホルモンが分泌されます。コルチゾールには、糖や脂質を体に蓄える働きがあるため、体重増加が進みやすくなってしまいます。これが、暴飲暴食が続いた体の重さの原因に!
暴飲暴食からくる問題、なんとかリセットしたいですね。
代謝アップからはじめる簡単・手軽なリセットプラン初級編
リセットプラン初級編では、代謝アップを目的としていきます。
基礎代謝が高いほど、体が吸収した栄養を効率的にエネルギーに変換できるため、運動量が少なくても痩せやすい体をつくることができます。
基礎代謝を上げるには、普段の姿勢を意識することが大事。腹筋や背筋を使って姿勢改善ができるヨガは、代謝アップに効果的!
体をねじるポーズは腸を刺激し、便秘解消にも役立ちます。 ヨガには自律神経を整える効果もあるため、ストレスが軽減され、今後の暴飲暴食の予防にもなるのです。
メリットいっぱいのヨガポーズ、効果が高く初心者用でもできる簡単なポーズをご紹介していきます。
腰を回すポーズ
フラフープを回すような動きで、腰痛改善にも効果のあるポーズ。凝っていた筋肉がほぐれると、自然にお腹の中の腹圧が高まり、体全体を支えられるようになるため姿勢が改善されます。
実際にポーズをとってみましょう
難易度:易しい
- 腰幅に脚を開いて立ちます。
- 両手の指を組み、鼻から息を吸って、手のひらを上に向けて腕を思い切り伸ばし、体を引き上げます。
- 手のひらを上に向けたまま、口で息を吐きながら、腰で水平の円を描くようにして大きく左に4回転します。
- 真ん中に戻り、再び上に伸びて息を吸ったら、反対側にも4回転させます。
腰を回すポーズのポイント
腰を回しながら、どこが回しにくいか自分の体を良く観察しましょう。動きが引っかかる方向があれば、特に丁寧に回します。
腸を引き締めるポーズ
あおむけに寝たままでたるんだ腸を刺激し、本来あるべき位置に腸を戻してあげるポーズ。自律神経や内臓機能のバランスを整える効果も。
実際にポーズをとってみましょう
難易度:易しい
- あおむけに寝ます。
- 左膝を曲げ、胸の中央に抱えるようにして両手で持ちます。
- ゆっくりと息を吸い、お腹を膨らませます。
- 吐く息で左足首を深く曲げ、アキレス腱をしっかりストレッチしながら、抱えた左膝を胸の中央に引き寄せます。
- 3~4を3回繰り返したら、反対側も同様に行います。
腸を引き締めるポーズのポイント
息を吐くときにしっかりお腹をへこませながら、腸を引き締めるイメージを持って行います。息を吸ったときに、膨らんでくるお腹を太ももが圧迫するのもポイントです。
腰のねじれを取るポーズ
座って背骨をねじることで、緩んで開いた骨盤を引き締め、歪みを取る効果のあるポーズ。骨盤の歪みを調整することで、内臓機能が高まり、ホルモンバランスも整います。
実際にポーズをとってみましょう
難易度:普通
- 両足を前に伸ばして座ります。お尻にある2つの坐骨で上半身を支えるように骨盤を立てます。
- 両手を頭の後ろで組み、左右に振り向いてどちらの方向がねじりやすいかを確認しておきます。ねじりにくかった方向からはじめましょう。
- 左へねじりにくかった場合、左膝を立て、右足をまたいで交差させます。
- 右腕で左膝を外側から押し、骨盤を締めるように、左後ろに上半身をねじります。この姿勢で数回呼吸します。
- 吐く息で上体の力を緩め、立てた膝におでこを乗せてリラックス。
暴飲暴食後のダイエットでも諦めないで
おうちで手軽にダイエットをはじめられる、代謝アップに有効なリセットプランをご紹介しました。これならハードルが低いから続けやすいですね。これで、何度もダイエットを誓う無限ループから抜け出せます!鏡でダイエットに成功した自分に思わずニコっとしてしまったり、久しぶりに会う友人に「あら、痩せた?」と聞かれるように、今日から継続して代謝アップしていきましょう!