本記事でご紹介する商品・サービスは、実際に執筆者が使用・体験した上でレビューを行っています。
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監修者情報
水谷 さなえ
美容ライター・編集者
東北大学大学院農学研究科にて生理学を学ぶ。在学中からモデル・マネージャーとして美の世界に携わり、大学院修了後は美容情報サイトの企画やディレクションに携わる。
現在は美容系メディアのライター・編集者として活動中。
◼︎資格
日本化粧品検定1級
生物科学修士
年齢を重ねると、ハリ不足やたるみといった肌悩みが増えてきますよね。そんなときは、スキンケアに美容液を追加したり、これまで使ってきた美容液を見直してみたりするのがおすすめです。
そこでこの記事では、40代向けの美容液の特徴や美容液の選び方、おすすめの美容液を紹介します。これからの美容液選びの参考にしてみてください。
40代女性向けの美容液の特徴
年齢を重ねると、肌の水分量が減少します。また、40代はホルモンバランスの変化によってコラーゲンやエラスチンといった肌の保湿成分も減少します。肌の水分量と保湿成分が減少するため、肌のキメの乱れ・ツヤ不足・ハリ不足・乾燥などが気になってくる方は多いでしょう。
40代向けの美容液の多くには、年齢を重ねた肌の悩みにアプローチする成分が配合されています。40代になって肌悩みが増えてきたら、化粧水や乳液に加えて美容液を使うのがおすすめです。
美容液は特定の肌悩みへの効果を考えてつくられたものが多いため、自分の肌悩みに合わせて選ぶことが大切です。
40代女性向け美容液の選び方
40代向けの美容液の選び方の4つのポイントについて、以下で詳しく解説します。
悩みに応じた成分が入っているか
美容液は製品によって配合されている成分や対応できる肌悩みが違うため、自分の肌悩みに応じた成分が入っているか確認しましょう。主な肌悩みとおすすめの成分は以下の通りです。
| 悩み | おすすめ成分 |
|---|---|
| しわ・たるみ・ハリ不足 | ・レチノール・ナイアシンアミド・コラーゲン・ヒアルロン酸 |
| 毛穴の黒ずみ・開き | ・ビタミンC誘導体・ビタミンE |
| シミ | ・ビタミンC誘導体・トラネキサム酸・アルブチン |
| ニキビ | ・グリチルリチン酸2K・アラントイン |
肌に優しい成分が入っているか
40代になると、肌が乾燥しやすくなります。乾燥した肌はバリア機能が弱まっており、刺激に敏感です。肌への刺激は新たな肌トラブルの原因になるため、肌が敏感になっている場合は刺激の少ない美容液を選びましょう。
例えば、防腐剤やアルコール、合成着色料などは肌へ刺激を与える場合があります。成分表を見て刺激になる成分が少ないものを選ぶか、「敏感肌向け」などと表記されたものを選ぶのがおすすめです。
保湿成分が入っているか
40代になると肌の保湿力が低下し、水分量が減少します。肌の乾燥はしわやたるみ、ハリ不足などの原因となり得ます。また、肌が乾燥しているとターンオーバーが乱れ、肌のキメが乱れたりくすみが気になったりしがちです。
年齢とともに肌が乾燥しやすくなったと感じているなら、スキンケアで保湿成分を補いましょう。例えば、以下の成分を含んだ美容液がおすすめです。
- セラミド
- コラーゲン
- ヒアルロン酸
- グリセリン
- アミノ酸
使い続けられる価格の商品か
20代では、肌は約28日間で生まれ変わります。しかし、40代になると肌が生まれ変わるまで約40日かかるようになるといわれています。美容液の効果を実感するには、ある程度の期間使い続ける必要があるのです。
無理して高い美容液を買っても、続けられないと効果を実感できない可能性が高いでしょう。また、値段と効果は必ずしも比例するものではありません。無理なく使い続けられる価格の美容液を選ぶことも大切です。
【40代女性向け】美容液のおすすめ3選
ここまでは、40代女性向けに美容液の選び方を解説してきました。とはいえ、実際にどのような美容液を選べばいいかわからない方はいるでしょう。そこでここからは、40代女性におすすめの美容液を3つ紹介します。
ノブ L＆W リフトエッセンス
40代になると肌の水分量が減ってバリア機能が弱まりやすくなり、刺激を感じやすくなります。肌への刺激が気になるときは、敏感肌用の美容液を選びましょう。
ノブのL＆Wシリーズは、大人の敏感肌を考えてつくられたスキンケアアイテムです。ハリ不足やしわにアプローチする成分のなかには刺激の強いものもありますが、ノブのL＆W リフトエッセンスは低刺激処方にこだわっており、エイジングケアをはじめたいけど刺激が不安な方におすすめです。
保湿成分としてはコエンザイムQ10や浸透型アミノ酸を配合しており、角質までうるおしてふっくらした肌に導きます。
- ノブ L&Wシリーズ
- 常盤薬品
アンビリカル エイジングケア導入美容液
アンビリカルのエイジングケア導入美容液は、保湿成分としてヒトサイタイ血幹細胞順化培養液を配合した美容液です。
ヒトサイタイ血幹細胞順化培養液はヒト幹細胞培養液の一種。肌へ働きかけて乾燥による肌悩みにアプローチする効果を持ち、エイジングケアに有効な成分として注目されています。
アンビリカルのエイジングケア導入美容液はヒトサイタイ血幹細胞順化培養液を業界でも高い水準で配合しています。
さらに保湿成分として水溶性コラーゲン、ヒアルロン酸Na、ホホバ種子油など10種の成分を配合しているため、肌の乾燥が気になっている方の保湿ケアにもおすすめです。
- UMBILICAL エイジングケア導入美容液
- UMBILICAL
アリュデム ダーマリフトマスク
アリュデムのダーマリフトは、とけるコラーゲンシートとビタミンCミストがセットになったフェイスマスクです。
とけるコラーゲンシートは99.8％がコラーゲンでできているのに加え、特殊製法を採用し毛穴の100倍細かいナノファイバーでできているため、肌にたっぷりコラーゲンを届けられます。また、マスクはおでこ用とほほ用だけでなく首用もついてくるため、年齢が出やすい首もケアが可能です。
ビタミンCミストは保湿成分としてビタミンCとナイアシンアミドを配合。毛穴の開きや肌のハリ不足にアプローチします。
- ALLUDEM（アリュデム） ダーマリフトマスク
- ALLUDEM
40代におすすめの美容液に関するQ&A
40代でも美容液を使えばハリやたるみは戻るのか？
40代になってハリ不足やたるみが気になってきたら、コラーゲンやヒアルロン酸の生成を促したり、肌を引き締めたりする効果のある美容液を選びましょう。ハリ不足やたるみが気になる肌におすすめしたい成分の例としては、以下が挙げられます。
- レチノール（ビタミンA）
- アスタキサンチン
- マツエキス
- アセチルヘキサペプチド-8
美容液と化粧水の違いは？
化粧水は肌にうるおいを与えてすこやかに保ったり、次のスキンケアアイテムのなじみをよくしたりするための製品です。
一方、美容液は特定の美容成分を比較的高濃度で配合し、肌悩みにアプローチしたり美容効果を高めたりすることを目的にした製品です。例えば、美容液はシミやしわなど、特定の肌悩みに特化した成分を含んでいることが一般的です。
美容液はどのタイミングで塗ればいいの？
美容液を使うタイミングは製品によって異なりますが、一般的には朝と夜、化粧水のあとに塗ることを推奨している製品が多いです。製品によって適切な使用タイミングは異なり、週に一度のスペシャルケアとして使うものや夜間向けのものなどもあります。
正しく使わないと望んだ効果が得られない可能性があるため、説明書をよく読んで正しいタイミングで使いましょう。
50代向けにおすすめの美容液はある？
50代になると、40代よりもさらに肌が乾燥しやすくなり、ターンオーバーも遅くなります。そのため、さらに保湿力が高い美容液やエイジングケアに特化した美容液を使うのがおすすめです。
また、50代になってからの肌悩みによっても選ぶべき美容液は変わってきます。50代向けの美容液の選び方やおすすめの美容液については下記の記事で紹介しているため、参考にしてみてください。
40代には保湿力の高い美容液がおすすめ！
40代になると、肌の水分量や保湿成分が減り、肌が乾燥しやすくなります。そのため、しわやハリ不足、乾燥など、これまで気にならなかった肌悩みが出てくる方は少なくありません。
40代になって肌悩みが増えてきたらこれまでのスキンケアを見直し、美容液を追加したり変更したりしてみましょう。特に40代になるとこれまで以上に肌が乾燥しやすくなるため、保湿力の高い美容液がおすすめです。
また、美容液を選ぶ際は「自分の肌悩みに合っているか」「肌への刺激にならないか」「使い続けられる価格か」もチェックすることが大切です。
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