【結論】ハンドクリームは顔にも塗れるが注意が必要

ハンドクリームを、スキンケアとして顔に使うことは可能です。ハンドクリームには油分が多く含まれるため、保湿力が高く意外と自分の肌に合うこともあります。

しかし、その油分の多さから、塗ったときにベタつきを感じてしまう可能性もありますし、ニキビができやすくなってしまう場合もあります。自分の肌に刺激がないか、まずはハンドクリームを少量から塗って試してみることをおすすめします。

【予備知識】ハンドクリームとフェイスクリームの違い

顔と手では皮膚の厚みが異なるため、ハンドクリームとフェイスクリームは成分や配合を変えて作られています。

ハンドクリームは、皮膚に保護膜を作り乾燥から守ることが目的のものです。一方、フェイスクリームは、肌の内部に成分を浸透させて乾燥から守ることが役割となります。

ハンドクリームの方が油分が多く、薬用の場合は炎症や血流の改善作用がある商品もあります。

顔にも塗れるハンドクリームおすすめ3選

顔にも塗れるハンドクリームのおすすめ商品を3つ紹介します。

美容成分や保湿成分が含まれているだけではなく、顔のようなデリケートな部分に塗れる肌に優しいものを選ぶことがポイントです。

シロジャム｜肌への刺激を極力避けたい方におすすめ

シロジャムは、無添加、無香料のオーガニックのハンドクリームです。

保湿力が高い3種のコラーゲンと3種のセラミドをたっぷり配合しています。また、有効成分のナイアシンアミドが、コラーゲンの生成を促してシミを改善する働きがあるため、手のエイジングケアにも最適です。

Tocco ピュアバリアローション｜クリームのベタつきが気になる方へ

全国の美容室でも取り扱われる、ハードな手荒れに対応したTocco ピュアバリアローションは、ローションタイプなのでさっぱりと使えます。

高品質なローズヒップで、レモンの20倍のビタミンCを配合、しかし添加物は一切含んでいない完全無添加なので、赤ちゃんにも使えて安心です。

ZIGEN ハンドローション｜仕事中に使いたいならこちら

ZIGEN ハンドローションは、粘度調整剤不使用のジェルタイプのハンドローションです。保湿の王様と呼ばれるヒト型セラミドを5種類配合していて、高保湿で荒れやすい手を守ります。

旧表示指定成分はすべてフリー、 ノンシリコン、無香料なので、人や食べ物を取り扱う仕事の方でも安心して使えます。

ハンドクリームを顔に塗る際の注意点

ハンドクリームを顔に塗るときには、以下の点に注意しましょう。

• 塗る前に含有成分をチェックする
• 試し塗りから始める
• 肌を柔らかくしてから塗る

それぞれ詳しく解説します。

塗る前に含有成分をチェックする

ハンドクリームを顔に塗る前に、どんな成分が含まれているかチェックしましょう。

有効成分だけではなく、尿素やアルコール、PG（プロピレングリコール）、合成香料や着色料などが入っているか確認します。

これらの成分は手に使う場合は問題ないことが多いですが、顔につけると刺激が強く、トラブルを引き起こす原因になる可能性があります。特に敏感肌の方が使う場合は、必ず事前にチェックしてください。

試し塗りから始める

ハンドクリームを顔に使うときは、いきなり全体に使うのではなく、試し塗りから始めるようにしましょう。顔の方が手よりも皮膚が薄く刺激を受けやすいため、少量をフェイスラインや髪の生え際など目立たない位置に塗ってみてトラブルがないか確認してください。

もしも、ハンドクリームを顔に塗ってニキビができてしまった場合は、ハンドクリームをさっぱりしたタイプに変更して使う方法もあります。

手で柔らかくしてから塗る

ハンドクリームは、フェイスクリームと比べるとテクスチャーが固いものが多いので、手で温めて柔らかくしてから塗るとよいでしょう。ハンドクリームを手にとって固いまま塗ると、摩擦が大きくなり肌に刺激を与えてしまう可能性があります。

最初に手のひらにハンドクリームを取って、両手のひらでクリームの油分を溶かしてテクスチャーを緩めてから優しく塗りましょう。

顔に塗るハンドクリームに関するQ&A

ハンドクリームを顔に塗るなら低刺激性のものを

ハンドクリームを顔に塗ることは問題ありませんが、フェイスクリームとは配合されている成分が異なるうえ、手と顔の皮膚の厚みも違うため、いきなり使ってしまうと肌トラブルが起こる可能性があります。

必ず、少量を目立たない場所で試してから使うようにしましょう。

顔に塗るのにおすすめのハンドクリームは、美容成分が含まれているもので無添加、低刺激性のものです。配合成分をチェックして、自分に合うものを見つけてみてください。