【結論】完全栄養食だけでの生活は避けたほうが無難。食事を楽しみながら取り入れよう
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【結論】完全栄養食だけでの生活はおすすめしない
栄養バランスの取れた完全栄養食は手軽に食べられて便利ですが、完全栄養食ばかりの食生活にしてしまうと健康上のリスクも多く心配です。たとえば、一般的な食事をするときよりも咀嚼(そしゃく)機能が低下したり完全栄養素には含まれない栄養素が不足したりする場合もあります。
簡単に食事が済ませられて、栄養も取れると過信しすぎると健康を損ねる原因になることもあるため、あくまで健康的な食事摂れないときの補助役として利用するのがおすすめです。
そもそも完全栄養食とは
完全栄養食とは、 健康を維持するために必要な栄養素が含まれたバランス栄養食のことをいいます。
バランス栄養食は、ブレッドタイプやバーになったものなどさまざまな種類があり、それ1つで一定の栄養素を補給できるため、手軽で便利な食事として食生活に取り入れている人も少なくありません。
完全栄養食だけで生活するメリット
あくまで毎食を完全栄養食に置き換えるのはおすすめできませんが、完全栄養食だけを食べる生活のメリットを紹介します。
栄養バランスの管理ができる
完全栄養食の最大のメリットは、短時間で手軽にバランス良く栄養を摂取できることです。完全栄養食は、調理の手間が少ないものが多いため、時間のないときや調理するのが面倒に感じるときにさっと食べられます。
また、さまざまな栄養が含まれているため、栄養バランスをわざわざ計算する必要もありません。ジャンクフードよりは、はるかに栄養バランスを管理できる食べ物といえるでしょう。
調理の手間や時間が省ける
多くの完全栄養食は溶かして飲むだけだったり、そのまま食べるだけだったりと、簡単に食べられます。食事の用意や調理にかかる手間や時間を大幅に減らすことができる点も完全栄養食のメリットです。
忙しい朝や、時間のないときの昼食などに、完全栄養食で済ませるという人も多いでしょう。また、持ち運びに便利な完全栄養食も多いため、多忙な現代人に適した食事といえます。
非常食として活用できる
完全栄養食は賞味期限が長いものが多いため、非常食として活用できます。商品によって賞味期限の長さは異なりますが、パウダータイプのものなら1年から2年ほど保存できるものもあります。
また、温める必要がないので、緊急時の食料にはぴったりです。非常食として備蓄しておけるので、いくつかの種類をまとめて購入して、普段食べる分と非常食用に分けてストックしておくのもよいでしょう。
完全栄養食だけで生活するデメリット
完全栄養食だけでは、エネルギーが不足したり咀嚼回数が減ったりと健康を損ねるリスクもあります。
毎食を完全栄養食にするデメリットを詳しく紹介します。
エネルギー不足になる
完全栄養食は、栄養バランスを考えて作られています。しかし、必要な栄養は含まれていても、通常の食事に比べてカロリーが抑えられているものも少なくありません。カロリー控えめの完全栄養食ばかりを食べ続けてしまうとカロリー不足につながり、集中力が低下したり、疲れやすくなったりする可能性があります。
噛む回数が減る
完全栄養食にはさまざまな形状のものがありますが、特に粉末で水に溶かして飲むドリンクタイプの場合は、栄養素が摂取できても咀嚼の機会が減ってしまいます。完全栄養食ばかりを摂り続けると、あごの筋力が低下する恐れがあるでしょう。
また、唾液には胃腸の働きを促進する効果があるため、咀嚼が減ると結果的に胃腸の機能低下につながることも考えられます。しっかりと噛む機会をつくるべきであることを考えると、完全栄養食ばかりはリスクが高いといえます。
人生の幸福度が下がる
食事をすることは、栄養を摂取する以外にもストレス解消やコミュニケーションなどの役割があります。手軽に栄養補給できる完全栄養食ばかりを食べて普通の食事をする回数が減ってしまうと、人生の幸福度が下がる可能性もあるでしょう。
完全栄養食だけの生活ではなく、完全栄養食はときどき補助的に取り入れながら普段の食事を楽しむ機会もしっかり確保するのがおすすめです。
完全栄養食だけで生活する際の注意点
完全栄養食だけではなく普通の食事も摂るのが理想ですが、どうしても完全栄養食ばかりになってしまうときは、栄養をバランス良く摂れる完全栄養食を選びましょう。
また、ドリンクタイプのものばかりではなく咀嚼できる固形のものを取り入れたり、複数の完全栄養食を組み合わせたりしてみてください。その際、続けられる味や値段の商品を選んで試すことも大切です。
なにより完全栄養食に頼りすぎず、少なくともときどきは普通の食事からも栄養素を摂取しましょう。
完全栄養食を活かした食生活を紹介
実際に完全栄養食を活用した食生活を紹介します。
基本的には以下の2つの方法があります。
- 一日の食事のうち1食を完全栄養食に置き換える
- 日頃食べている食事に混ぜる
【一日の食事のうち1食を完全栄養食に置き換える方法】
毎食完全栄養食を食べると、カロリー不足を招きますが、一日の食事の1食を完全栄養食に置き換えれば、ビタミンやミネラル、たんぱく質など体に必要な栄養素をきっちり補給できます。
【日頃食べている食事に混ぜる】
作った食事に、完全栄養食を一定量混ぜます。混ぜるだけなので、手軽で継続しやすいというメリットがあります。
どちらの方法にもメリットはあるので、無理なく続けやすい方法を選ぶとよいでしょう。
完全栄養食を活用するなら「ベースフード」がおすすめ
完全栄養食※を活用した食生活を考えるなら、ベースフードがおすすめです。ベースフードは、26種のビタミンやミネラル、 たんぱく質、 食物繊維など体に必要な栄養素がしっかり入っています。
ベースフード1食に一日に必要な栄養素の1/3が含まれているので、置き換えにもぴったりでしょう。
ベースフードは、パンだけでなくパスタもあります。手軽に食べられるうえに、栄養バランスが良く、いろいろな味が揃っているため、飽きずに食べられる点も人気です。
※1食分(BASE BREADは2袋、BASE PASTAは1袋、BASE Cookiesは4袋、BASE FOOD Deliは1袋、BASE Pancake Mixは1袋と卵Mサイズ1つ、牛乳(成分無調整)100mlを使用して調理した場合)で、栄養素等表示基準値に基づき、脂質・飽和脂肪酸・炭水化物・ナトリウム以外のすべての栄養素で1日分の基準値の1/3以上を含む
- ベースブレッド 完全栄養食
- ベースフード
完全栄養食だけで生活することに関するQ&A
完全栄養食って安いの?
完全栄養食の1食分のコストは150〜350円ほどです。一般的な会社員の昼食代よりも安く、普通の食事と比べてもコスパは良いといえるでしょう。
コンビニやドラッグストアなどで購入できるため、置き換えダイエットや、食費を抑えたいときなどにも手軽に取り入れられます。
完全栄養食だけで生活すれば痩せるの?
完全栄養食はダイエットに活用することも可能ですが、完全栄養食だけでのダイエットは難しいでしょう。
カロリーを抑えつつ、必要な栄養素をしっかり摂取できるような商品が多いので健康的にダイエットができますが、毎食完全栄養食で済ませるのはデメリットもあるので避けるべきです。
完全栄養食だけの生活はリスクあり!普通の食事も楽しもう
完全栄養食は栄養バランスを考えて作られていて、調理する手間も省けるため手軽に食べられます。
ダイエットにも活用できますが、完全栄養食だけの食生活にすると、必要な栄養素が取りきれなかったり、咀嚼する機能が低下したりするなどのリスクがあります。
一日の食事のうち1食を完全栄養食にするなど補助的に取り入れるとよいでしょう。続けやすい味と価格のものを選び、普段の食事を楽しむことも忘れないようにしてください。