本記事でご紹介する商品・サービスは、実際に執筆者が使用・体験した上でレビューを行っています。
監修者情報
板垣 奏穂
管理栄養士
管理栄養士と栄養教諭として働いた経験を活かし、食に関する記事の監修などを行う。
経営者支援事業などを展開する株式会社バシコミを経営するかたわら、プライベートでは20種類以上のアレルギーを持つ子どもの母でもあり、アレルギーや離乳食に関する相談の窓口としても活動している。
◼︎資格
管理栄養士
栄養教諭
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妊活中の栄養補給に葉酸の摂取が重要とされていますが、ほかの栄養素もバランス良く取り入れることが大切です。ただ、日々の食事だけで十分な栄養を摂るのは難しいことも。そんなときは、サプリメントを活用するとよいでしょう。
本記事では、妊活中に意識したい栄養素や、妊活中のサプリの選び方、おすすめの商品を紹介します。ぜひ日々の栄養補給に役立ててください。
※妊活とは妊娠前や妊娠時の栄養補給のこと
【妊活中】葉酸以外に摂取したい栄養素
妊活中に葉酸を意識して摂取している方は多いですが、それ以外にも重要な栄養素があります。鉄分、カルシウム、ビタミンD、亜鉛、マカ、ラクトフェリンなどは、妊活をサポートするためにバランス良く取り入れたい栄養素です。
これらの栄養素が含まれるおもな食品は以下の通りです。
| 栄養素 | 含まれる食品 |
|---|---|
| 鉄分 | カタクチイワシ、赤身肉、緑黄色野菜など |
| カルシウム | 大豆製品、小魚、海藻類など |
| ビタミンD | 魚介類、きのこ類など |
| 亜鉛 | 牡蠣、牛赤身肉、小麦胚芽など |
| マカ | アブラナ科の植物であるマカ |
| ラクトフェリン | 生乳、ナチュラルチーズ、ラクトフェリン入りヨーグルトなど |
しかし、毎日の食事でこれらすべての栄養素をバランス良く摂取するのは難しいこともあります。そのようなときは、サプリメントを活用するのも一つの方法です。
関連記事：妊活サプリの効果について詳しく解説した記事はこちら
なぜ妊活中は葉酸以外の栄養の摂取も大事なのか
ビタミンDは、骨や歯の健康維持に関わるほか、免疫機能の調整や神経伝達にも必要な栄養素です。妊活中の健康な体調維持には欠かせません。さらに、鉄分は月経による鉄分不足を補い、健康な血液の状態を保つために重要です。不足すると、疲れやすさや体調不良につながる可能性があります。
また、亜鉛は体の成長や細胞の正常な働きをサポートし、カルシウムは骨の形成や維持に役立ちます。マカやラクトフェリンも、健やかな体を維持するために摂取したい成分です。
妊活中は体のバランスを整えるためにも、これらの栄養素を意識し、食事やサプリメントを活用して補給することが大切です。栄養の偏りを防ぎ、健康的な日々を過ごしましょう。
妊活中に摂取するサプリの選び方
妊活中にサプリを選ぶ際は、葉酸の種類や含有量、安全性、そして葉酸以外の栄養素も考慮することで、より適したサプリを選べます。また、継続しやすい価格であることも重要です。
選び方のポイントをそれぞれ見ていきましょう。
葉酸の種類と含有量を確認する
サプリを選ぶ際、サプリに配合されている葉酸の種類や含有量を確認しましょう。妊活中～妊娠初期であれば、 葉酸が400㎍以上含まれている商品がおすすめです。葉酸には合成葉酸（モノグルタミン酸型葉酸）と天然型葉酸がありますが、合成葉酸は吸収率が高いため、多くのサプリに使用されています。
ただし、1日の摂取量は、18〜29歳で900µg、30〜49歳で1,000µgを超えないよう注意が必要です。サプリを選ぶ際は、パッケージや公式サイトで葉酸の種類や含有量を確認し、適切なものを選びましょう。
安全性を確認する
妊活中や妊娠期にサプリを毎日摂取するなら、安全性の確認が重要です。GMP認証や第三者機関による安全性試験をクリアしたマークが付いているものは、製造過程が管理されており、一定の品質基準が保たれています。
さらに、添加物の有無や国内生産かどうかも安全性を確認するうえで重要なポイントです。「安心して継続できる」と思えるサプリを選びましょう。
葉酸以外に効果ある栄養素を取る
妊活中は、葉酸だけでなく、鉄分、ビタミンD、亜鉛、カルシウムなど、さまざまな栄養素をバランス良く摂取することが大切です。
サプリを選ぶ際は、葉酸以外にこれらの栄養素が配合されているものを検討しましょう。特に偏食気味の方は、普段の食事で不足しがちな栄養素を補えるサプリがおすすめです。成分表示を確認し、バランス良く栄養を摂取できる商品を選びましょう。
継続しやすい価格の商品を選ぶ
妊活は個人によって期間が異なり、数ヶ月から数年に及ぶこともあります。妊活中から妊娠中まで継続して摂取するサプリもあるため、半年から2年程度は継続することを前提に考えておくとよいでしょう。
中長期的な摂取が前提のため、続けやすい価格帯の商品を選ぶことが重要です。定期購入で割引が適用されるサプリや、コストパフォーマンスの良い商品を選ぶと、無理なく続けられます。複数の商品を比較し、価格と内容のバランスを見て選びましょう。
妊活中におすすめのサプリ【葉酸以外も】
妊活中におすすめのサプリを、葉酸以外の商品も含めて3つ紹介します。
初回限定で割引価格が設定されている商品もあります。気になるサプリがあれば、まずはお得に試して、自分の体調やライフスタイルに合うか確認してみましょう。
mitas（ミタス）
「mitas」は、1日分に合成葉酸400μgを配合したサプリです。さらに、厚生労働省が推奨する鉄分やビタミン、ミネラルなど20種類以上の栄養素も含まれているため、葉酸と一緒に幅広い栄養素を手軽に摂取できます。これ1つで栄養バランスをサポートできるオールインワンサプリです。
また、香料・着色料・保存料・酸味料・甘味料・増粘安定剤の6つの無添加に加え、世界中から厳選された和漢素材を配合しているため、日々の健康維持にも役立ちます。食事と併用することで、妊活期に必要な栄養素を効率よく補うことができるでしょう。
冷えが気になる方や温活を意識している方にも適しており、毎日の健康管理に取り入れやすいサプリメントです。
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ベルタママリズム
「ベルタママリズム」は、産後のママ向けに作られたサプリですが、妊娠後期や授乳期にも適した商品です。助産師と管理栄養士が監修し、妊娠後期～産後に必要とされる葉酸340µgを配合しています。
さらに、妊娠後期から意識して摂取したいDHA・EPAなどのオメガ3脂肪酸が含まれたクリルオイルや、亜麻仁油、エゴマ油も配合。加えて、黒酢、にんにく、プラセンタ、コラーゲン、L-シスチン、鉄、カルシウムも含まれているため、子育てに忙しいママでも、さまざまな栄養を手軽に補えます。
また、合成着色料・保存料を使用しない無添加設計であるため、授乳中の方も選びやすいサプリです。
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mamaru （ママル）
「mamaru」は、妊娠中の栄養管理をサポートするオールインワンサプリメントです。厚生労働省が推奨する葉酸400µgに加え、鉄分、ビタミン、ミネラルを20種類以上配合しています。さらに、250億個以上の乳酸菌や食物繊維も含まれているため、さまざまな栄養素を手軽に補うことができます。
また、乳酸菌や食物繊維が配合されているため、日々の食事とあわせて腸内環境のケアを意識している方にも選びやすいサプリメントです。
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葉酸以外の妊活サプリに関するQ＆A
妊娠中に飲んではいけないサプリはありますか？
妊娠中に「絶対に飲んではいけない」とされるサプリメントは基本的にはありません。ただし、成分や摂取量には注意が必要です。サプリメントの1日の推奨摂取量を超えて服用すると、過剰摂取となり体に悪影響を及ぼす可能性があります。
例えば、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、鉄分、葉酸などは、過剰に摂取すると健康リスクが生じることがあります。特にビタミンAは摂りすぎると胎児への影響が懸念されるため、摂りすぎに注意しましょう。
妊娠初期はサプリメントの影響を受けますか？
妊娠初期は、サプリメントの影響を特に受けやすい時期です。妊娠4〜7週は胎児の器官が形成される重要な時期であり、この期間の栄養摂取には細心の注意が必要です。サプリメントを選ぶ際は、安全性の確認された商品を選び、1日の摂取量を必ず守ることが重要です。
また、サプリメントに頼りすぎず、バランスの良い食事を心がけることで、必要な栄養素を自然な形で補うようにしましょう。
妊活サプリを選ぶなら葉酸以外も含まれるものがおすすめ！
妊活サプリを選ぶ際は、葉酸だけでなく、鉄分やビタミンDなど必要な栄養素がバランス良く含まれているものがおすすめです。また、安全性や葉酸の含有量、続けやすい価格かどうかも確認しましょう。
普段の食生活を見直し、サプリを上手に活用することで、効率的に栄養バランスを整えられます。購入前には、公式サイトや成分表示をしっかり確認し、自分に合ったサプリを選んで、妊活をサポートしていきましょう。
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