バスソルトは使用方法で効果の有無が変わる!効果と使い方を詳しく紹介

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※本記事には[PR]が含まれます。
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監修者情報

水谷 さなえ

水谷 さなえ

美容ライター・編集者

東北大学大学院農学研究科にて生理学を学ぶ。在学中からモデル・マネージャーとして美の世界に携わり、大学院修了後は美容情報サイトの企画やディレクションに携わる。
現在は美容系メディアのライター・編集者として活動中。

◼︎資格
日本化粧品検定1級
生物科学修士

バスソルトは、入浴時に使うことで美肌や内側からきれいになることなどが期待されるアイテムとして人気です。しかし、使用方法を誤ると「効果がない」と感じてしまうこともあります。適切な量や水温、入浴時間を守ることで、バスソルトの魅力を最大限に引き出すことができます。

本記事では、バスソルトの特徴や効果的な使い方、選び方のポイントを詳しく解説します。さらに、おすすめ商品も紹介します。

【予備知識】そもそもバスソルトとは?

バスソルトは、入浴時に使用する塩類を主成分としたアイテムです。天然の鉱物塩や海塩をベースにしたものが多く、ミネラルを含んだ自然由来の成分が特徴です。また、色や香りのバリエーションが豊富で、気分転換に役立つことから多くの人に親しまれています。

法律上、入浴剤は「医薬部外品」に分類されますが、バスソルトは一般的に「化粧品」や「雑貨」に分類されます。しかし、一部のバスソルトは効能効果が認められた「医薬部外品」として扱われる場合もあります。そのため、選ぶ際はラベルの表示を確認し、目的に合ったものを選ぶことが大切です。

入浴剤の効果については、以下の関連記事でも詳しく紹介しているのでぜひ参考にしてください。

関連記事:入浴剤と睡眠の関係性について詳しく解説した記事はこちら

バスソルトに期待できる4つの効果

バスソルトを使った入浴には、次のような効果が期待できます。

  • 入浴による冷え性対策
  • 入浴による発汗作用
  • リラックスタイムとして活用
  • 美肌ケアをサポート

冷えが気になる方や肌のケアをしたい方、リラックスしたバスタイムを楽しみたい方にぴったりです。4つの効果についてそれぞれ詳しく見ていきましょう。

入浴による冷え性対策

入浴は体を温める効果が期待できるため、冷え性対策として積極的に取り入れている方も多いでしょう。お湯に浸かることで血流が促進され、体の芯からじんわりと温まりやすくなります。特に、ぬるめのお湯でゆっくりと湯船に浸かることで、湯上がりに体の温かさを感じやすくなると言われています。入浴時にバスソルトを使うことで、より快適なバスタイムを楽しむこともできるでしょう。

バスソルトの中でも「エプソムソルト」として知られる硫酸マグネシウムは、温浴作用が期待できます。冷えがつらい季節や体が冷えやすい日には、バスソルトを取り入れることで快適な入浴時間を過ごすことができるでしょう。

入浴による発汗作用

入浴することで体を温めて発汗を促し、心地よいリフレッシュ感を味わうことができます。発汗によって肌表面の汚れや皮脂が流れやすくなるため、入浴後にはスッキリとした感覚を感じられるでしょう。

さらに、体を温めながらリラックスできる入浴は、むくみが気になる方にもぴったりです。特に、たくさん歩いた日や夕方に足の重だるさを感じる方は、足を優しくマッサージしながら入浴することで、湯上がり後に軽やかな感覚を実感できるでしょう。

リラックスタイムとして活用

多くのバスソルトにはアロマオイルやハーブなどが配合されており、香りづけがされているのが特徴です。自分の好みの香りやその日の気分に合わせた香りを選ぶことで、よりリラックスしたバスタイムを楽しめるでしょう。

入浴時にリラックスすることで、ストレスを和らげたり、気持ちを穏やかにするのに役立ちます。また、日々の疲れを癒やし、快適な睡眠をサポートすることにもつながります。お気に入りの香りをいくつか揃えて、その日の気分で好きなバスソルトを選びましょう。

美肌ケアをサポート

バスソルトに含まれるミネラル成分には、肌の表面を整える働きが期待されています。入浴時にバスソルトを使うと、肌を優しく包み込み、しっとりとした感覚を得やすくなるでしょう。

また、バスソルトのなかには保湿成分整肌成分を含むものもあります。そのようなバスソルトを選べば、より美肌ケアに効果的といえるでしょう。

バスソルトの効果的な使い方

バスソルトをより快適に活用するためには、正しい使い方を知ることが重要です。
使用量や水温、入浴時間を適切に調整することで、バスソルトを使った入浴がより心地よいひとときになるでしょう。
ここでは、3つのポイントについて解説します。

使用量を確認する

バスソルトを適切に使用するために、まず使用量を確認しましょう。一般的には、浴槽に40~50g程度のバスソルトを入れるのが目安です。ただし、商品のパッケージや説明書に具体的な使用量が記載されている場合が多いため、事前に確認しましょう。

バスソルトを多く入れすぎると、香りが強すぎて気分が悪くなったり、体がのぼせやすくなることがあります。特に初めて使用する場合は、少量から試していき、香りや温浴感を確認しながら徐々に調整していくと安心です。

水温を確認する

お風呂の温度は、37~39℃程度のぬるめのお湯が理想的です。バスソルトをぬるめのお湯に溶かすことで、体がじんわりと温まり、心地よい温浴感を楽しむことができます。熱すぎないくらいのこの温度は、発汗しやすい環境を整えやすく、リラックスした時間を過ごすのに適しています。

一方、熱すぎるお湯を使うと、バスソルトの香りが弱まりやすくなったり、肌に負担がかかる可能性があります。バスソルトをより快適に楽しむために、ぬるめのお湯を心がけましょう。

入浴時間を確認する

入浴時間にも注意しましょう。長時間入ればバスソルトの効果が高まるというわけでもありません。のぼせの原因になるため、適切な時間を守ることが大切です。

一方、入浴時間が短すぎると、バスソルトの成分を十分に感じられない場合があります。全身浴の場合は15~20分程度、半身浴なら30~40分程度を目安にするとよいでしょう。

また、入浴中は思った以上に汗をかき、体内の水分が失われることがあります。入浴前後にはコップ一杯の水を飲むなど、水分補給を忘れずに行いましょう。

おすすめのバスソルト3選

おすすめのバスソルトを3つ紹介します。
塩の効果だけではなく、ほかの成分も配合されている商品もあるため、入浴するだけでさまざまな効果を実感できるでしょう。

イルコルポ

「イルコルポ」は、温浴を楽しめるバスソルトです。豊富なミネラルを含む雪塩と海藻エキスを配合し、しっとりとした肌触りを感じられる成分としてスクワランやパパインも含まれています。入浴中にリラックスしながらスキンケアの一環として取り入れることができます。

雪塩は、一般的な塩よりもミネラル成分が多く、特にマグネシウム、カルシウム、カリウムを豊富に含む点が特長です。このバスソルトを使って入浴すると、発汗を促しやすく、スッキリとした感覚を楽しむことができます。お風呂時間を温浴効果や肌ケアに活用したい方におすすめです。

関連記事:イルコルポについて詳しく紹介している記事はこちら

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クナイプ バスソルト グーテエアホールング

「クナイプ バスソルト グーテエアホールング」は、ウィンターグリーンやジュニパー(ワコルダー)などのハーブを配合したバスソルトです。商品名の「グーテエアホールング」は、ドイツ語で「お大事に」という意味が込められています。

医薬部外品として、温浴効果により体を温め、リラックスした入浴時間をサポートします。スッキリとしたウッディーな香りが特長で、心地よいひとときを楽しむことができます。また、疲労回復、肩のこり、腰痛、冷え性、神経痛、リウマチ、荒れ性、しっしん、しもやけといった症状を和らげる効能が期待されています。

メディファイブ オイルインバスソルト

「メディファイブ オイルインバスソルト」は、独自製法によりバスソルトの1粒1粒に6種の美容オイルをコーティングした薬用入浴剤です。美容オイルが湯面に広がるため、入浴時に全身を優しく包み込む感覚を楽しむことができます。

湯上がりはしっとりとした肌触りが特徴で、肌の潤いを感じやすくなります。また、有効成分である塩化ナトリウムを配合しており、冷え症、肩こり、にきび、あせもなどのさまざまな悩みに対応する効能が期待されています。

肌トラブルに悩んでいる方や、日々の疲れを癒やしたい方におすすめのバスソルトです。

バスソルトを使用する際の注意点

バスソルトに含まれる成分によっては、浴槽や給湯設備を傷める可能性があります。特に、バスソルトを使ったお湯をそのまま放置すると、汚れが取れにくくなったり、浴槽にシミができたりする場合があるため、使用後のケアが重要です。

また、追い焚き機能を備えた浴槽や循環式の給湯設備では、バスソルトの残りが配管内にたまり、設備を傷める原因になることがあります。使用後は浴槽や配管をしっかり洗い流し、清潔に保つよう心がけましょう。製品のラベルや説明書を確認し、使用方法に従うことも大切です。

バスソルトの効果に関するQ&A

バスソルトはダイエットに効果ありますか?

バスソルトには、直接的に脂肪を燃焼させる効果はありません。ただし、ダイエットをサポートする要素が含まれています。バスソルトを使用すると、通常の入浴に比べて体がじんわりと温まりやすく、体温を保ちやすいとされています。

さらに、発汗を促しやすい環境を作ることで、むくみが軽減され、体がスッキリと感じられる場合もあります。入浴後の爽快感を楽しみたい方にもおすすめです。

バスソルトをお風呂以外で使う方法はありますか?

バスソルトは、入浴以外にも幅広く活用できます。例えば、香りのよいバスソルトを器に入れて部屋に置けば、ルームフレグランスとして使えます。また、ぬるま湯を張った洗面器にバスソルトを溶かして足湯を楽しむのもリラックス方法のひとつです。

さらに、ホホバオイルなどのキャリアオイルと混ぜて肌に優しいマッサージソルトとして使うこともできます。入浴剤としてだけでなく、さまざまなシーンでバスソルトを活用してみてくださいね。

バスソルトの効果はさまざま!効能や香りでお気に入りを選ぼう

バスソルトは、温浴効果や香りを楽しみながら、リラックスした時間を過ごすためのアイテムとして人気です。血行を整えやすくしたり、肌をしっとりと感じさせるなど、日々の疲れを癒やすのに役立ちます。

効果をしっかり感じるためには、使用量や水温、入浴時間を守ることが大切です。全身浴なら15~20分、半身浴なら30~40分を目安に、ぬるめのお湯でゆったりと過ごすのがおすすめです。好みの香りや特徴を持つバスソルトを選んで、自分に合ったバスタイムを楽しみましょう。

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