美顔器の正しい使い方を種類別に解説!タイミングや順番・注意点も紹介

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監修者情報
湯浅 道子
美容家
大手エステティックサロンで8年勤務しトータル美容を学ぶ。コスメコンシェルジュを取得し、雑誌「Ray」のベスコス選定員の経験も。
さまざまなメディアで、思春期世代から更年期世代までの幅広い美容情報の発信、監修をおこなう。
◼︎資格
日本化粧品検定1級・2級
コスメコンシェルジュ特級
コスメ薬事法管理者
薬機法管理者
景表法検定1級
【基本】美顔器の正しい使い方


湯浅 道子
美顔器を使うときは、肌にジェルを適量のせ、力を入れすぎずにやさしくすべらせるように動かすのが基本です。使用回数は週に2~3回を目安にしましょう。
美顔器の効果を最大限に引き出すには、使うタイミングも大切です。おすすめなのは「洗顔後」「入浴後」「就寝前」の3つ。これらのタイミングは、肌が清潔でやわらかくなっており、美容成分が角質層まで浸透しやすい状態になっています。
美顔器の使用前には、美容液やジェルを肌または美顔器本体に塗布しておきましょう。そうすることで、美顔器のすべりがよくなり、摩擦による肌への刺激も抑えられます。
また、肌への当て方にも注意が必要です。強く押しつけるのではなく「下から上へ」「内側から外側へ」を意識して、やさしくすべらせるように動かしましょう。フェイスラインを引き上げるように使うことで、より引き締め効果が期待できます。
なお、一般的に使用頻度の目安は週2〜3回とされていますが、製品によって適切な頻度は異なるため、必ず取扱説明書を確認しましょう。
美顔器の使い方【種類別】

美顔器には、以下のようにさまざまな種類があります。
- EMS美顔器
- RF美顔器(ラジオ波)
- イオン導入美顔器
- ウォーターピーリング美顔器
- LED美顔器
それぞれの使い方について見ていきましょう。
EMS美顔器
EMS美顔器は、微弱な電気刺激を利用して表情筋に直接アプローチする美容機器です。筋肉に刺激を与えることで、肌の引き締めや表情筋のトレーニング効果が期待できます。
使用の目安は、1〜2日に1回、1回あたり約10分程度。ただし、使用できる部位や時間は製品によって異なるため、事前に取扱説明書を確認しておきましょう。また、使用前には専用のジェルを肌に塗布することが大切です。これにより、微弱電流が肌表面の抵抗を抑え、表情筋に効率よく伝わるようになります。
EMS美顔器の中でも、特におすすめなのが「エレキブラシ」です。表情筋にしっかり刺激を届ける性能に加え、操作がシンプルで初心者でも扱いやすいのが特徴です。
使い方や実際の使用感が気になる方は、以下のレビュー記事も参考にしてみてください。
関連記事:エレキブラシを実際に使ってみたレビュー記事はこちら
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RF美顔器(ラジオ波)
RF美顔器は、電磁波(ラジオ波)を使って肌を温める美顔器です。使用の目安は週に2〜3回、1回10分程度。熱を感じすぎる場合は出力を下げるか、使用を控えましょう。
使用時はジェルを使用し、美顔器を肌に密着させてやさしくすべらせましょう。美顔器を動かす際は、フェイスラインを引き上げるように「下から上へ」を意識することがポイントです。
イオン導入美顔器
イオン導入美顔器は、微弱な電流を利用して美容成分を角質層まで届けることを目的とした美顔器です。
使用頻度の目安は、週1〜2回、1回あたり10分程度。使い方としては、洗顔後に美容成分を含んだコットンやフェイスマスクを肌にのせ、その上から美顔器を当てていきます。
なお、使用にあたってはいくつかの注意点があります。妊娠中の方は、体への影響が懸念されるため使用を控えてください。また、併用する美容液に刺激の強い成分や肌に合わない成分が含まれている場合も、使用は避けましょう。
ウォーターピーリング美顔器
ウォーターピーリング美顔器は、超音波の振動を利用して毛穴にたまった汚れや皮脂を水分とともにミスト状にし、浮かせて除去する美顔器。
使用頻度の目安は、週に2〜3回、1回あたり10分程度。使用時のポイントは、必ず肌を十分に濡らしてから施術を行うことです。機器は肌に対して約30度の角度で当て、ゆっくりとすべらせるように動かしていきます。急いで動かすと汚れが十分に浮き上がらなかったり、肌に余計な刺激を与えてしまうため、丁寧な動作を心がけることが大切です。
LED美顔器
LED美顔器は、異なる波長の光で肌にアプローチする美顔器です。LEDの色によって効果が異なり、赤色LEDは肌にハリを与え、青色LEDは肌を引き締める効果が期待できます。洗顔後、スキンケア前に週1〜2回、5〜10分程度照射するのが一般的な使用方法です。
使用時は、顔の内側から外側、下から上へと順に光を照射するのがポイント。目元のケアをする際は、強い光を直視しないよう、必ず目を閉じて行いましょう。
なお、美顔器の種類ごとの効果については、以下の記事でも紹介しています。
関連記事:美顔器が老化を早めるのかについて解説した記事はこちら
美顔器の効果を高める順番

美顔器の効果を最大限に引き出すには、ケアの順番を正しく守ることが大切です。以下の5つのステップに沿って、効率よくケアを行いましょう。
- 使用前に化粧水やローションなどを顔全体になじませます。肌に適度な水分を与えることで、美顔器のすべりがよくなり、摩擦による刺激を軽減できます。
- おでこの生え際からこめかみに向けて美顔器をゆっくり動かします。次に眉の上から生え際に向かってすべらせます。
- 目の下からこめかみへ向けて上向きに動かした後、あごの下からフェイスラインを引き上げるように動かしていきます。
- シミやたるみが気になる箇所には、軽く美顔器を当てて集中的にケアします。ただし、長時間同じ箇所に当て続けるのは肌の負担になるため避けましょう。
- 顔全体のケアが終わったら、耳の裏から首筋、デコルテラインにかけて美顔器をすべらせて仕上げます。乾燥を防ぐため、必要に応じて化粧水やローションを追加してから行いましょう。
また「エレキブラシ」であれば、顔だけでなく頭や体にも同様のステップで利用できます。顔と一緒にボディケアもしたい方には特におすすめです。
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美顔器を使うおすすめのタイミング


湯浅 道子
美顔器を使うのにおすすめのタイミングは「洗顔後」「入浴後」「就寝前」です。
美顔器の効果を引き出すには、使用するタイミングも重要です。ここでは、美顔器を使うのにおすすめの3つのタイミングを紹介します。
洗顔後
洗顔後は、余分な皮脂や汚れが取り除かれ、肌が清潔な状態になっています。このため、化粧品や美容成分が角質層に浸透しやすく、美顔器の効果も実感しやすいタイミングと言えるでしょう。
特に、毛穴の汚れや乾燥が気になる方には洗顔後の使用がおすすめです。また、洗顔時やクレンジング時のマッサージ効果によって血流やリンパの流れも促進されるため、美顔器のケア効果がさらに高まると考えられます。朝の洗顔後に美顔器を使うと、血行が促進されて肌の水分バランスが整い、毛穴の開きや皮脂のムラが均されるため、キメが整いやすくなります。その結果、化粧ノリがよくなるというメリットも期待できます。
肌を綺麗にする方法については、以下の記事でも紹介していますので、興味がある方は参考にしてみてください。
入浴後
入浴後は、体全体の血流と代謝が活発になり、美容成分が角質層に浸透しやすい状態になっています。体温の上昇によって毛穴が開いているため、毛穴の汚れにアプローチしやすい点も大きなメリットです。
さらに、お風呂でのリラックスタイムと相まって、美顔器によるケアの時間もより充実したものになるはずです。
「朝は洗顔後」「夜は入浴後」と美顔器のタイミングは使い分けを行うのもおすすめです。
就寝前
就寝前に美顔器を使うことで、肌の再生が活発になる就寝後に向けたケアができます。就寝前のケアで美容成分を角質層にしっかり浸透させることで、うるおいをキープできますよ。
また、美顔器を使うことで、就寝前のリラックスタイムがより心地よいものになるでしょう。
忙しい生活で朝や入浴後にケアすることが難しい方は、就寝前だけでも美顔器を取り入れると、無理なくスキンケア習慣を続けやすくなります。
美顔器を使う際の4つの注意点

美顔器は、間違った使い方をすると肌トラブルの原因になることもあります。以下の注意点を守って、安全に美顔器を活用しましょう。
- 推奨されている使用頻度を確認する
- 一か所に長く当て続けない
- LED機能を使うときは光の直視を避ける
- 使用後の手入れも忘れずに行う
それぞれについて、詳しく解説します。
推奨されている使用頻度を確認する
美顔器は、毎日使えば使うほど効果があるというものではありません。推奨される使用頻度は機種によって異なるため、必ず取扱説明書を確認しましょう。一般的には、週2〜3回の使用が推奨されているケースが多く見られます。過度に使用すると摩擦などの刺激によって肌のバリア機能を低下させるリスクもあるため、適切な使用頻度を守ることが重要です。
一か所に長く当て続けない
美顔器を一点に長時間当て続けると、熱や電気刺激の集中により肌トラブルややけどを引き起こす可能性があります。特に超音波やイオン導入機能のある機器は、長時間の使用を避けたほうがよい美顔器です。
美顔器を使用する際は、顔全体にくるくると円を描くように、または下から上へすべらせるように動かしましょう。一か所に強く押しつける必要はなく、軽く当てるだけで十分効果が期待できます。
LED機能を使うときは光の直視を避ける
LED美顔器の光は、直視すると視力に影響を及ぼす可能性があり、頭痛の原因となる場合もあります。光を直視しないように注意し、取扱説明書に記載されている方法に従って使用しましょう。特に目のまわりをケアするときは必ず目を閉じるか、サングラスなどで保護することが重要です。
使用後の手入れも忘れずに行う
美顔器は肌に直接触れるものであるため、使用後の手入れも重要です。使用後は美顔器のヘッド部分の汚れを、ティッシュや布で丁寧に拭き取りましょう。ヘッド以外の部分も乾いた布で拭き、常に清潔な状態を保つことが長持ちの秘訣です。また、水分が残ったままだとカビや故障の原因となるため、しっかり乾かしてから風通しのよい場所で保管してください。メンテナンスを怠ると、肌トラブルだけでなく機器の性能劣化につながりかねません。
美顔器の使い方に関するよくある質問
美顔器は顔以外にも使えるの?
美顔器は、基本的に顔・首・デコルテなどの上半身に使用することを前提に設計されています。特に明記がない製品は、顔専用と考えて使用する方が安全です。
ただし、一部の美顔器には、ヘッドを交換することでボディにも使えるものがあります。使用可能な部位については、必ず説明書を確認してください。特に、皮膚が薄い部位に使用するとやけどなどのリスクがあります。
なお、全身のケアをしたい場合には「エレキブラシ」のように顔からボディまで使える美顔器を選ぶのがおすすめです。
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化粧水やジェルは必要?
化粧水やジェルなしで使用可能な美顔器もありますが、肌の乾燥を防いですべりをよくするために、化粧水やジェルを使用することをおすすめします。特に、超音波モードを搭載した美顔器では、化粧水やジェルを使用したほうがより効率のよいお手入れができます。
製品によっては、専用ジェルの使用が推奨されている場合と、手持ちの化粧水・美容液で代用できる場合があります。購入時には、専用品が必要かどうかを確認しておくと、余計なコストや手間を避けることができるでしょう。
美顔器を正しく使い、効果をしっかり引き出そう
美顔器は、正しく使うことで本来の効果をしっかり引き出せます。種類に応じた使用方法や使用に適したタイミング、使用上の注意点を理解しておきましょう。
まずは自分の肌悩みに合った美顔器を選び、取扱説明書をしっかり読むことが大切です。推奨される使用頻度を守り、化粧水やジェルなどの適切なスキンケアアイテムと併用することで、効果的に肌をケアできます。
ただし、美顔器を使えばすぐ美肌になれるわけではありません。継続して丁寧にケアを続けることが、美肌への近道です。
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