混合肌とは?乾燥やテカリが気になる肌に最適なスキンケア方法を徹底解説

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「Tゾーンはテカリやすく、頬や口元は乾燥しがち」など、顔の部位によって肌状態が異なる場合は、混合肌の可能性があります。

皮脂と乾燥の両方に悩まされる混合肌は、スキンケア選びが難しく、間違ったケアが肌トラブルを引き起こす原因になることも。

本記事では、混合肌の原因や特徴をはじめ、ほかの肌タイプとの違い、朝晩のケア方法、スキンケア成分の選び方、生活習慣で気をつけたいポイントまで、肌のバランスを整えるためのコツをわかりやすく解説します。

混合肌とは?

混合肌とは、肌状態が顔の部位ごとに異なる肌質のこと。

たとえば、額や鼻まわりのTゾーンは皮脂が多くテカリやすいのに対し、頬や口元などのUゾーンは乾燥しやすいという特徴があります。

水分と油分のバランスが部分的に崩れている状態で「インナードライ肌」と呼ばれることもあります。

見た目は皮脂が多く見えても、実際は肌の内側が乾いているというケースも少なくありません。

このような混合肌は、日本人に多いとされており、スキンケア選びに悩む人も多い肌タイプです。

皮脂によるテカリと乾燥によるつっぱりが同時に起こるため、どちらを優先してケアすべきか迷いやすくなります。

さらに、皮脂と乾燥の両方が原因となって、毛穴の開きやくすみ、ニキビ、肌荒れなどの肌トラブルが慢性化することも

放置していると肌状態が悪化しやすいため、早めに自分の肌質を知り、適切な対策をはじめることが大切です。

混合肌の原因と特徴

混合肌は、脂性肌や乾燥肌とは異なる肌質で、スキンケアを選ぶ際にも部位ごとに異なるアプローチが必要になります。

また、混合肌は季節や年齢、生活習慣によって肌状態が変化しやすいため「自分はどのタイプ?」と悩む人も多いのが実情です。

まずは混合肌の原因や、ほかの肌タイプとの違い、変化の要因を正しく理解することが、適切なケアの第一歩となります。

それぞれについて詳しくみていきましょう。

皮脂と乾燥が同時に起きる

混合肌の根本的な原因は、肌の水分と油分のバランスが崩れていることです。

たとえば、肌が乾燥すると、それを補おうとして皮脂が過剰に分泌され、Tゾーンはテカリやすくなり、Uゾーンは乾燥したままという状態が生まれます。

このようなバランスの乱れは、肌そのものの状態だけでなく、生活習慣によっても引き起こされます。

睡眠不足や慢性的なストレス、栄養が偏った食事が続くと、ホルモンバランスが乱れやすくなり、皮脂分泌や角質層の水分保持力にも影響を及ぼします。

スキンケアだけで改善が見込めないと感じたときは、生活リズムの見直しや、バランスの取れた食事、リラックスできる時間の確保など、体の内側からの見直しもあわせて行うことが大切です。

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ほかの肌タイプ(脂性肌・乾燥肌)との違い

脂性肌や乾燥肌と混合肌は、それぞれ異なる特徴を持っています。

脂性肌は顔全体に皮脂が多く分泌されている状態で、テカリや毛穴の開き、ニキビができやすいのが特徴です。

皮脂の分泌が過剰であるため、ベタつきを感じやすく、化粧崩れもしやすくなります。

一方、乾燥肌は皮脂と水分の両方が不足しており、肌全体がカサついたり、粉を吹いたり、つっぱり感が出やすいのが特徴です。

皮脂によるテカリを感じることはほとんどありません。

混合肌はこれらの状態が部分的に混在しており、たとえばTゾーンは脂っぽいのに、頬や口元は乾燥するなど、顔の中でも異なる肌状態が同時に存在します。

これを加味して脂性肌や乾燥肌とは異なり、部位ごとに使うスキンケアを調整しましょう。

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季節・年齢による変化と注意点

混合肌は生まれつきの肌質というだけでなく、季節や年齢によって後天的に変化することもあります。

たとえば、夏は気温の上昇によって皮脂の分泌が活発になり、Tゾーンのテカリが悪化しやすくなります。

一方、冬は空気の乾燥や暖房の影響で、頬や口元などがカサつきやすくなります。

また、エアコンの効いた環境で長時間過ごすと、夏でも乾燥が気になることがあります。

さらに30代をすぎると、肌のバリア機能や水分保持力が低下しやすくなり、混合肌の傾向が強まることも。

「昔はテカリが気になっていたけれど、最近は部分的な乾燥が目立つ」と感じる方は、肌質が年齢とともに変化している可能性があります。

季節や加齢に応じてスキンケアを見直すことが、混合肌とうまく付き合うポイントです。

混合肌向けの基本のスキンケア

混合肌は、皮脂が多い部分と乾燥しやすい部分が同時に存在するため、スキンケアには工夫が必要です。特に朝と夜では肌の状態やケアの目的が異なるため、ケアの内容を使い分けることがポイントになります。

また、クレンジングや洗顔料、化粧水、乳液といった基本アイテムも、混合肌に合った成分やテクスチャーを選ぶことが重要です。

合わないアイテムを使うと、ニキビや乾燥を招く原因にもなりかねません。ここでは、朝夜それぞれのケア方法と、スキンケアアイテムの正しい選び方を紹介します。

【朝のケア】皮脂をコントロールしつつうるおいキープする

朝のスキンケアでは、皮脂によるテカリを抑えながらも、水分をしっかり補うことが重要です。混合肌は、日中のメイク崩れやインナードライに悩まされがちなので、バランスを意識したケアを心がけましょう。

まず、洗顔では肌に必要なうるおいを残しつつ、余分な皮脂や老廃物をやさしく落とすことが大切です。

アミノ酸系など刺激の少ない洗顔料を選ぶとよいでしょう。

洗顔後は、ライスパウダーやグルコン酸亜鉛などの皮脂吸着成分を含む化粧水を使用し、Tゾーンの皮脂をコントロールします。

そのうえで、ヒアルロン酸やグリセリン配合のジェル状保湿剤で水分を補いましょう。油分は控えめでも、しっかりうるおいを与えることができます。

仕上げに、皮脂分泌が気になる部分には皮脂崩れ防止効果のある化粧下地をポイント使いすると、日中のテカリやメイク崩れを防ぐことができます。

【夜のケア】乾燥を補って肌の回復力を高める

夜は、日中に受けたダメージをリセットし、肌の再生をサポートする大切な時間です。混合肌の場合は、乾燥が目立つ部分と皮脂が多い部分でアプローチを分けたケアが効果的です。

クレンジングは、肌への摩擦を最小限に抑えつつ、しっかりとメイクや皮脂を落とせるアイテムを選びましょう。

ミルクタイプやバームタイプなど、うるおいを守りながら洗い上げられる設計のアイテムが理想的です。

洗顔後は導入美容液で肌の土台を整え、セラミドやアミノ酸など高保湿成分を含む化粧水を重ねづけします。

特に乾燥が気になるUゾーンは、2〜3回重ねてうるおいをしっかり届けましょう。

保湿の仕上げには、肌の部位ごとに、質感や重さの異なる保湿剤を使い分けるのがポイントです。

Tゾーンには軽めの乳液、乾燥部位にはこってりとしたクリームやバームを使用し、全体を均一に整えるのではなく、肌の状態に合わせて調整することが大切です。

クレンジング・洗顔・化粧水・乳液の正しい選び方と使い方

混合肌に合う基本スキンケアアイテムの選び方と、効果的な使い方を紹介します。それぞれ肌質に合ったものを選ぶことで、トラブルの予防と肌の安定につながります。

【クレンジング】
乾燥しやすい頬や口元には、低刺激なミルクタイプやバームタイプがおすすめ。

Tゾーンには、皮脂やメイク汚れをしっかり落とせるジェルやオイルなど、洗浄力の高いものを部分的に使い分けるとよいでしょう。

【洗顔料】
朝はぬるま湯のみ、もしくは弱酸性のアミノ酸系洗顔料でやさしく洗い上げます。

夜は、週1〜2回の頻度でクレイ洗顔や酵素洗顔を取り入れ、毛穴汚れをすっきり落とすと効果的です。

【化粧水】
セラミドやナイアシンアミド、アラントインなど、肌のバリア機能を高めながら鎮静効果もある成分を含むものがよいでしょう。

乾燥を防ぎながら刺激を抑える、保湿力と低刺激性のバランスが重要です。

【乳液・クリーム】
皮脂が多い部分にはジェルタイプや油分控えめの乳液を使用し、乾燥しやすい部分には油分をしっかり含んだクリームを重ねましょう。

ライン使いにこだわらず、肌状態と目的に応じた使い分けが混合肌には効果的です。

季節別・年代別に見る混合肌ケアのコツ

混合肌は、季節や年齢の影響を受けやすく、同じスキンケアを続けていても肌悩みが変化することがあります。そのため、季節やライフステージに合わせた対策が欠かせません。

【季節別】気温や湿度に応じたケアの工夫

夏は皮脂の分泌が増え、Tゾーンのテカリやメイク崩れが気になりやすくなります。

冷却ミストや皮脂コントロール効果のあるUV下地を活用して、毛穴の開きやベタつきを抑えましょう。

エアコンによる乾燥でインナードライを起こすこともあるため、軽めの保湿で水分を補うことも忘れずに。

冬は空気の乾燥や暖房の影響で、頬や口元がカサつきがちになります。

保湿力の高いクリームやバームを使い、水分の蒸発を防ぐケアを意識しましょう。

油分と水分の両方を補えるアイテムは、蒸発を防ぐのにおいて重宝されます。

【年代別】肌の変化に合わせたケアの見直し

30代になると、肌のバリア機能や水分保持力が徐々に低下し、水分の蒸発や刺激に対して敏感になりやすくなります。

保湿中心のケアに切り替え、セラミドやアミノ酸などバリア機能を支える成分を取り入れるとよいでしょう。

40代に入ると、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が減りはじめ、乾燥やハリ不足が目立ちやすくなります。

肌のターンオーバーも遅れるため、保湿に加えてエイジングケア成分を含んだ美容液や高保湿アイテムをプラスするのがおすすめです。

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混合肌のスキンケアにおすすめの成分や製品の選び方

混合肌向けのスキンケアでは、皮脂と乾燥の両方に対応できる成分を選ぶことがポイントです。部位ごとに異なる肌悩みを抱える混合肌には、以下のような成分が効果的です。

ナイアシンアミド(ビタミンB3)

ナイアシンアミドは、皮脂分泌をコントロールし、Tゾーンのテカリや毛穴の開きを抑えるのに役立ちます。

さらに、肌のバリア機能を整え、炎症や色ムラをおだやかにする作用もあり、ニキビ跡や乾燥による肌荒れにも有効です。

皮脂と乾燥の両方にアプローチできる数少ない成分のひとつであり、化粧水や美容液にナイアシンアミドが配合されている製品を選ぶと、日常のスキンケアに取り入れやすくなります。

セラミド

セラミドは角質層のうるおいを保つ成分で、バリア機能の維持にも関わります。特に乾燥しやすいUゾーンのケアに適しており、外的刺激から肌を守る働きも期待できます。

なかでも「セラミドNP」や「セラミドAP」などのヒト型セラミドは浸透力が高く、肌なじみも良いため、混合肌との相性が良い成分です。

乳液やクリームを選ぶ際は、これらの成分が配合されているかを確認するとよいでしょう。

混合肌は、見た目には皮脂が多くても水分が不足している「インナードライ」の状態であることも少なくありません。

油分ではなく、水分でしっかりうるおす意識が大切です。

保湿力と浸透力のバランスが取れた製品を選びましょう。

生活習慣を改善して混合肌を避ける方法5つ

混合肌の原因には、スキンケアだけでなく日々の生活習慣も深く関わっています。

偏った食事や睡眠不足などが続くと、水分と皮脂のバランスが乱れやすくなり、肌トラブルが起きやすくなります。

以下に紹介する5つの習慣を意識することで、混合肌の悪化予防や改善が期待できます。

  • 脂っこい食事を控える
  • しっかり睡眠をとる
  • 湿度を上げて肌を乾燥させない
  • 紫外線を避ける
  • 過度な洗顔をしない

脂っこい食事を控える

揚げ物や加工食品など脂質の多い食事は、皮脂分泌を促進し、Tゾーンのテカリや毛穴詰まりを悪化させる原因になります。

皮脂バランスが乱れると、混合肌の症状も出やすくなるため注意が必要です。

油を摂取する場合は、サラダ油などの加工油よりも、オリーブオイルや亜麻仁油など良質な脂質を選ぶのがおすすめです。

外食やコンビニ食が多い方は、なるべく揚げ物を避け、煮物や蒸し料理などを選ぶように意識しましょう。

しっかり睡眠をとる

睡眠中は肌の修復やターンオーバーが活発になる時間です。

十分な睡眠をとることで、バリア機能が整い、水分・油分のバランスも安定しやすくなります。

一方で睡眠不足が続くと、皮脂の分泌が増え、TゾーンのテカリやUゾーンの乾燥が目立ちやすくなります。

毎日7〜8時間を目安に睡眠時間を確保し、就寝前はスマホやカフェインの摂取を控えて、質の高い眠りを意識しましょう。

湿度を上げて肌を乾燥させない

室内の湿度が低いと、肌の水分が蒸発しやすくなり、それを補おうとして皮脂が過剰に分泌されることがあります。

乾燥と皮脂の両方が悪化することで、混合肌のバランスがさらに乱れてしまいます。

特に冬場やエアコンを長時間使う季節は、室内の湿度を40~60%程度に保つのが理想的です。

加湿器の使用が難しい場合は、濡れタオルを干すなど簡単な工夫で乾燥対策になります。

紫外線を避ける

紫外線は肌の水分を奪うと同時に、皮脂分泌も促進するため、混合肌をさらに不安定にします。

バリア機能が低下し、水分と油分のバランスが崩れやすくなる点にも注意が必要です。

晴れた日だけでなく、曇りや冬の日も紫外線は降り注いでいるため、年間を通じた対策が欠かせません。

外出時はSPF・PA表示のある日焼け止めを使い、数時間おきに塗り直すのが理想的です。

帽子やサングラス、日傘などの物理的な遮断アイテムも併用すると、紫外線の影響を大幅に減らすことができます。

また、室内でも窓際は紫外線の影響を受けやすいため、窓にUVカットフィルムを貼ったり遮光カーテンで対策するのもおすすめです。

過度な洗顔をしない

皮脂が気になるからといって、洗顔のしすぎは逆効果です。

必要な皮脂や水分まで奪われてしまい、乾燥が進むことで皮脂分泌がさらに活発になる悪循環に陥るおそれがあります。

洗顔は朝晩の1日2回を目安とし、それ以上の頻度は避けましょう。洗う際は、Tゾーンを強くこすらず、泡でやさしくなでるように洗うのが理想です。

洗顔料は、刺激の強いものではなく、弱酸性で保湿成分が配合された肌にやさしいタイプを選びましょう。

混合肌はスキンケアと生活習慣で改善できる

TゾーンとUゾーンで肌状態が異なる混合肌は、季節の変化や年齢、日々の生活習慣も大きく影響します。

皮脂と乾燥の両方が気になる場合は、朝は皮脂をコントロールしながらうるおいを与え、夜は丁寧に汚れを落としてからしっかりと保湿するなど、時間帯に応じたスキンケアを意識しましょう。

あわせて脂質の多い食事を控えたり、十分な睡眠をとる、ストレスを溜めすぎないといった生活習慣の見直しも、肌の調子を整えるうえで欠かせません。

さらに、紫外線は季節を問わず肌に影響を与えるため、年間を通じたUV対策も必要です。

スキンケアと生活習慣の両面からアプローチを続けることで、理想の肌バランスに近づいていけるでしょう。

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