化粧水が肌に合わないかも?どう判断すべき?肌荒れ時の対処法を紹介

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監修者情報
水谷 さなえ
美容ライター・編集者
東北大学大学院農学研究科にて生理学を学ぶ。在学中からモデル・マネージャーとして美の世界に携わり、大学院修了後は美容情報サイトの企画やディレクションに携わる。
現在は美容系メディアのライター・編集者として活動中。
◼︎資格
日本化粧品検定1級
生物科学修士
化粧水が肌に合わないとどうなる?主な症状と原因


水谷 さなえ
赤みやかゆみ、乾燥やニキビなどの肌トラブルは、化粧水が肌に合っていないサインかもしれません。
化粧水が肌に合わない場合、さまざまな症状があらわれます。
ここでは、化粧水が合わないときの代表的な症状と、肌荒れを引き起こす主な原因について解説します。
化粧水が合わないサイン:代表的な症状
肌に合わない化粧水を使用すると、赤み・かゆみ・ヒリヒリ感・乾燥・ニキビ・吹き出物などの症状があらわれる場合があります。
特に、使用直後に赤みやかゆみが出た場合は、配合成分の刺激による反応である可能性が高いでしょう。
また、使用を続けていて乾燥やニキビが悪化する場合も、化粧水との相性が悪いサインと考えられます。
これらの症状を放置すると、肌のバリア機能が低下し、さらなる肌トラブルを招く恐れがあります。
化粧水を使って違和感をおぼえたらすぐに使用を中止し、適切に対処することが必要です。対処法については、本記事で後述します。
肌荒れの原因:外的要因と内的要因
肌荒れは、大きく分けて外的要因と内的要因によって起こる炎症です。
外的要因には、紫外線・乾燥・摩擦・刺激の強い化粧品などがあり、化粧水に含まれる防腐剤・アルコール・香料などの添加物も刺激になることがあります。
一方、内的要因には睡眠不足・偏った食生活・ストレス・ホルモンバランスの乱れなどがあり、肌のバリア機能を低下させ、外的刺激に対する抵抗力を弱めます。
敏感肌の人やアトピー体質の人は、一般的な成分にも過敏に反応しやすく、肌荒れを起こしやすい傾向が多いです。
さらに、季節の変わり目や体調の変化によって肌の状態が影響を受けることもあり、花粉の付着やホルモンの変化も炎症やニキビの原因となることがあります。
アレルギー性接触皮膚炎とは?
アレルギー性接触皮膚炎とは、特定の物質(アレルゲン)との接触によって起こるアレルギー反応で、化粧品による肌トラブルの原因の一つです。
主なアレルゲンには香料・着色料・防腐剤などの化粧品成分があり、症状としてかゆみ・赤み・腫れ・水疱などがあらわれます。
特徴的なのは、初回の接触では発症せず、繰り返し使用することによりアレルギーを発症する場合が多いことです。
そのため、過去に問題なく使用していた化粧品でも、突然アレルギー反応を起こす可能性があります。
症状があらわれた場合は、原因と考えられる化粧品の使用をすぐに中止しましょう。
なお、皮膚科などの医療機関では、原因物質を特定するための「パッチテスト」を受けられることがあります。
パッチテストを受けると、今後避けるべき成分を明確にでき、今後の肌トラブル予防に役立ちます。
肌に合わない化粧水を使ったときの対処法:ケース別ケア

化粧水による肌トラブルは、症状の出方や原因によって対処法が異なります。ここでは、次の3タイプに分けて、それぞれの適切な対応方法を解説します。
- ケース①:すぐに赤みやかゆみが出た
- ケース②:数日~数週間後に肌荒れした
- ケース③:いつもの化粧水で突然肌荒れした
ケース①:すぐに赤みやかゆみが出た
化粧水の使用直後に赤みやかゆみが出た場合、配合成分に対する過敏反応の可能性が高いと考えられます。
異常があらわれたら直ちに使用を中止し、流水で優しく洗い流すことが重要です。
過敏反応が出ているときは肌が敏感になっていることが多いため、洗顔時にはこすらず、肌へ刺激を与えないよう注意しましょう。
洗顔後は清潔なタオルで摩擦が起こらないように水分をそっと拭き取り、化粧水などは何もつけずに肌の状態を観察します。
軽度の症状は数時間で自然におさまることが多いとされていますが、症状が改善しない、または悪化する場合は早めに皮膚科を受診したほうがよいでしょう。
皮膚科では、炎症を抑える外用薬や内服薬による治療が行われる場合があります。
ケース②:数日~数週間後に肌荒れした
化粧水の使用から数日〜数週間後に肌荒れした場合、特定の成分に繰り返しさらされたことによる遅延型アレルギー反応の可能性が考えられます。
まずは化粧水の使用を控え、肌の様子をしばらく観察することが大切です。
あわせて成分表示を確認し、以前に刺激を感じた成分や新しく配合された成分が含まれていないかチェックしましょう。
また、ストレスや睡眠、食生活の乱れも肌荒れの一因になるため、生活習慣を整えることも重要です。
スキンケアは一時的にシンプルにし、セラミドやアミノ酸などの保湿成分が含まれた低刺激の保湿剤で肌をいたわりましょう。
ケース③:いつもの化粧水で突然肌荒れした
普段問題なく使っていた化粧水で、突然ヒリヒリしたり吹き出物が出たりした場合は、体調や季節の変化、ストレスなどの影響を受けている可能性があります。
これらは肌のバリア機能を弱め、化粧水が刺激になることもあります。
肌に異変を感じた場合はまず化粧水の使用を中止し、肌を休ませることが重要です。
洗顔には刺激の少ない洗顔料を使用し、優しく洗いましょう。化粧水を再開する際は、アルコールや香料などの刺激成分が含まれていないものを選ぶと安心です。
保湿には、セラミドやヒアルロン酸を含む保湿剤が適しています。
また、睡眠不足や栄養の偏りは肌のバリア機能を弱めるため、十分な睡眠と栄養バランスの取れた食事を心がけることも重要です。
自分に合う化粧水の選び方|敏感肌でも安心して使えるポイント

敏感肌の人や肌トラブルを経験したことがある人は、慎重に化粧水を選ぶ必要があります。特に以下のポイントに気をつけましょう。
- 成分表示をチェック:刺激成分を避ける
- パッチテストで事前に確認
それぞれの見極めのポイントについて詳しく解説します。
1. 成分表示をしっかり確認する
敏感肌の人が化粧水を選ぶ際は、成分表示を確認し、刺激となる成分を避けることが重要です。
避けるべき成分としてはアルコール(エタノール)、パラベン、香料、着色料、鉱物油などがあげられます。
このような成分が成分表示の上位に記載されている場合は、肌への刺激が強い可能性があるため注意が必要です。
また「無添加」「低刺激」といった表示がある商品でも、すべての人に刺激がないわけではありません。
表示を鵜呑みにせず、必ずご自身の肌に合うかどうか、具体的な成分レベルで確認することが大切です。
さらに「敏感肌用」「アレルギーテスト済み」の表記がある商品も参考にはなりますが、あくまで目安にすぎません。
肌の反応には個人差があるため、過信しないようにしましょう。
2. パッチテストで肌への反応をチェック
化粧品が肌に合うか事前に確認するには、パッチテストが有効です。
パッチテストを行うことで、アレルギー反応や刺激の有無をチェックでき、肌トラブルの予防につながります。
パッチテストの基本的な手順は以下です。
- 二の腕の内側など、皮膚が薄く目立たない部分に化粧水を1cm四方ほど塗る
- そのまま24〜48時間放置し、赤み・かゆみ・腫れ・水疱などが出ないか観察
- 異常が出た場合はすぐに洗い流し、使用を中止する
なお、パッチテストで異常がなくても、使用を続けるうちに刺激を感じるケースもあるため、使用後もしばらくは肌の様子を注意深く見守りましょう。
関連記事:30代からのスキンケアの見直しについてまとめた記事はこちら
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肌荒れを防ぐ!化粧水の正しい使い方

どんなに肌に優しい化粧水を選んでも、使い方が間違っていると肌トラブルの原因になりかねません。
化粧水を使うときは、以下の点に注意しましょう。
- 清潔な手で優しく
- 重ね付けで保湿力アップ
- ハンドプレスでしっかり浸透
ここからは、それぞれの使い方のポイントについて解説していきます。
清潔な手で優しく
肌トラブルを予防するには、化粧水をつける前に必ず手を洗い、清潔にすることが大切です。
雑菌がついた手で化粧水を使用すると、雑菌が肌に付着して炎症や吹き出物などの原因になる可能性があります。
化粧水を使う前には、石けんで指先や爪の間まで丁寧に洗いましょう。
その後、清潔なタオルなどで水分をしっかり拭き取ってスキンケアに移ります。
化粧水を塗るときは、ゴシゴシこすらず、優しくなじませるのがポイントです。
強くこすると角質層が傷つき、肌のバリア機能が低下して乾燥や刺激を受けやすくなってしまいます。
コットンを使用する場合は、摩擦を避けるために化粧水をたっぷり含ませ、肌の上を滑らせるように優しく塗布すると、刺激を抑えることができます。
また、繊維が毛羽立ちにくく肌あたりの優しい高品質なコットンを選ぶことも大切です。
重ね付けで保湿力アップ
乾燥が気になる場合は、化粧水を少量ずつ重ね付けすることで保湿効果を高めることができます。
一度に大量の化粧水をつけると肌に浸透しきらず、表面に残ってベタつきの原因となるため、前に塗った化粧水が肌に十分に浸透してから次を重ねましょう。
化粧水を塗った後にベタつきがなくなれば、重ね付けしても良いタイミングです。
重ね付けの回数は肌の状態に合わせて調整し、軽度の乾燥なら2回、乾燥がひどい場合は3回程度が適切とされています。
ただし、重ね付けしすぎると肌に負担がかかり、かえって肌トラブルを引き起こす可能性もあるため注意が必要です。

ハンドプレスでしっかり浸透
化粧水をしっかり浸透させて保湿力を高めるには、ハンドプレスが有効とされています。
ハンドプレスを行うことで化粧水が肌に密着し、肌に触れている時間が長くなるため、高い保湿効果が期待できます。
ハンドプレスを行うときは、力を入れすぎたりこすったりしないことが重要です。
強く押しすぎたりこすったりすると肌に負担がかかり、肌荒れの原因となる可能性があります。
手のひら全体で優しく包み込むようにそっとプレスすることがポイントになります。
ハンドプレスにかける時間は、数秒から十数秒程度で十分です。
肌がしっとりするまで、数回に分けて優しく行いましょう。
特に乾燥が気になる目元や口元は念入りに行うと効果的です。
なお、ハンドプレスの効果をより実感したい方は、保湿力に定評のある化粧水を選ぶのもひとつのポイント。
たとえば「オルビスユードット」シリーズは、年齢による乾燥やくすみが気になる肌にもなじみやすく、しっとりとしたうるおいを与えてくれます。
興味のある人は、実際に試したレビュー記事も参考にしてみてください。
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肌に合わない化粧水は、すぐに使用を中止しよう
化粧水が肌に合わないと感じたら、症状の重さに関わらず、すぐに使用をやめましょう。
赤み・かゆみ・ヒリヒリ感などが出たときにそのまま使い続けると、肌のバリア機能がさらに低下し、トラブルが悪化する恐れがあります。
肌荒れを繰り返さないためには、成分表示の確認やパッチテストの実施、そして正しい使い方を心がけることが大切です。
肌は年齢や季節、体調によって日々変化しています。
定期的なスキンケアの見直しとケアを継続することで、健やかで美しい肌を維持しましょう。