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ランニング初心者に向けて、ランニングで達成したい目的に応じたおすすめメニューや知っておきたいポイントなどを解説します。ランニング の前後に取り入れたいストレッチもご紹介しているので、ぜひウォーミングアップやクールダウンに取り入れてくださいね。
目次
最近、街中でランニングをしている方をよく見かけませんか?「大変そう」「息苦しいのになんで走るんだろう?」と思う方もいるかもしれませんが、実はランニングはさまざまな魅力が詰まったスポーツです。ランニング人気が高まっている理由は、主に次の3つです。
このように、ランニングは自由度が高く、気軽にはじめられるスポーツです。体を動かすことに慣れていない運動初心者にもぴったりですよ。
さらに、ランニングには次のような効果が期待できます。
上記のように、ランニングを続けることでさまざまな効果が期待できます。 ボディラインが気になっている方、健康的な体を手に入れたい方は、ぜひランニングをはじめてみましょう。
混同されやすい「ランニング」と「ジョギング」。同じものと捉えられがちですが、正確には運動強度や速度、カロリー消費量などが異なります。
まずは、運動強度を表した数値「METs」の違いから、ランニングとジョギングにかかる運動の負荷を比較してみましょう。
・ランニング:8.0 METs(134m/分)、10.0 METs(161m/分)・ジョギング:6.0 METs
参照元:健康づくりのための身体活動・運動ガイド 2023|厚労省
速度の違いを比較すると、ランニングのもっとも遅い速度は134m/分とされ、ジョギングはそれ以下の速度が基準となります。カロリー消費量においても、体重55kgの方が30分間ランニングとジョギングをした場合、ランニングは231~289kcal、ジョギングは173kcalとなります。
つまりランニングはジョギングよりも速いスピードで走るため運動強度が高く、カロリー消費量も多いのです。体力づくりやダイエット目的のためであれば、ランニングがおすすめですよ。
「ダイエットのため」「心肺機能を高めたい」など、ランニングの目的はさまざま。目的を達成するためには、それぞれに合ったメニューに取り組む必要があります。
脂肪を燃焼してダイエット効果を得たい場合は、ランニング前の筋トレが大きなポイント。筋トレをすることで脂肪分解を促す成長ホルモンが分泌され、脂肪燃焼効果がアップします。
【おすすめメニュー】
ウォーミングアップ 10分筋トレ 30分ランニング 30分~1時間クールダウン 5分
より快適にランニングするためには筋力も必要です。ランニングと同時に筋力アップをはかりたい場合は、筋トレの時間をランニングよりも長めにとってみてください。
ウォーミングアップ 10分筋トレ 30分~1時間ランニング 30分クールダウン 5分
健康維持のために心肺機能を向上したいなら、ランニングの後に筋トレを取り入れましょう。有酸素運動(ランニング)によって酸素を多く体に取り込んだあとに筋トレをすることで、効率よく筋力量をアップできます。
ウォーミングアップ 10分ランニング 20~30分筋トレ 30~50分クールダウン 5分
ランニングは気軽にはじめられるスポーツですが、いくつか知っておきたいポイントやマナーがあります。初心者は以下の点に気を付けて、ランニングをはじめましょう。
ランニングをするときは、ランニング専用で自分の足にあったシューズを準備しましょう。スニーカーや運動靴でも走ることはできますが、長い時間走るランニングでは脚に負担がかかったり、ケガをする可能性があるため要注意です。
スポーツショップや靴屋に行くと、多種多様なランニングシューズが並んでいます。初心者向けからレース向けなど種類が豊富にあるので、自分にぴったりのものを選ぶとよいでしょう。動きやすい服装であれば、わざわざランニングウェアを準備しなくてもよいですが、夜間や早朝、天候が悪い日などに走る場合は、安全のために反射バンドを用意しておきましょう。
初心者ランナーは3km(おおよそ20分)からはじめ、徐々に走行距離を伸ばしていきましょう。慣れてきたら5kmほどを目安にランニングすることがおすすめです。時間としては1回30分を目標にして、週に2~3回ほどチャレンジしましょう。
早く成果を出そうとしてはじめから毎日1時間以上のランニングを目標にする方もいますが、無理をすると継続が難しくなったり、ケガをする可能性が大!自分のペースでランニングを楽しんでくださいね。
ランニングに細かいルールはありませんが、快適に走るためのマナーはあります。ランニングをするときは、次の8つのマナーを意識しましょう。
ランニングの前後には必ずストレッチをしましょう。ストレッチをすることで筋肉の柔軟性が高くなり、ケガ防止やパフォーマンスが向上。さらには疲労回復やリラックスの効果が期待できます。
ランニングのウォーミングアップとクールダウンには、腿の前のストレッチや、太もも裏の筋肉であるハムストリングスとふくらはぎなどの大きな筋肉を伸ばすストレッチがおすすめです。
最後に、ランニングの前後におすすめのストレッチを3つご紹介します。初心者でも簡単にできるものばかりなので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
下半身を大きく動かすためには、股関節の柔軟性を高める必要があります。スムーズな走りを維持するためにも股関節をストレッチして、可動域を広げておきましょう。
難易度:易しい
股関節を動かすイメージで脚を動かしましょう。このとき、背骨が反ったり丸まったりしないように気を付けてください。
太もも裏にあるハムストリングスは、脚を後ろに振るときや膝を曲げるときに使われる筋肉です。力強い走りや、疲労を残さないためにも、しっかりとストレッチをしておきましょう。
太もも裏からふくらはぎにかけての筋肉が伸びているのを感じながら、しっかりとストレッチをしましょう。前屈しているときは背中が丸まらないようにするのがポイントです。
タオルを使って、ふくらはぎや太もも裏を伸ばすストレッチです。むくみ解消にも効果的なので、お風呂上がりや就寝前にもおすすめです。
天井に向かって伸ばした脚は、膝を少し緩めておくのがポイントです。気持ちいいと感じる程度に伸ばしていきましょう。タオルを引っかけた脚を揺らす方法もおすすめ!ぜひこちらの動画を参考にトライしてみてください。
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コロナ禍の気分転換&運動不足の解消法として、ランニングをはじめる方が増えています。細かいルールがなく、初心者でも手軽にチャレンジできるのが魅力です。健康維持やダイエットをしたい方は、ぜひランニングデビューしてみてくださいね!
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