【もう迷わない】ヨガの服装はこう選ぶ!初心者向けに選び方とNG例を紹介
監修者情報
Ami(AmiYoga®️)
ヨガインストラクター
「しなやかで女性らしい身体づくり」をコンセプトに、初心者や体の固い人でも無理なくできるやさしい動きで確かな効果へと導く〝ほぐしとヨガ〟を組み合わせたオリジナルメソッドに定評がある。身体の歪みをあるべき位置へと整え、体幹を目覚めさせることは美姿勢や太りにくい身体づくり、心のゆとりにも繋がることを伝えている。ヨガイベント・メディア出演、ヨガと食を楽しむキャンプヨガリトリートも開催している。
■資格
全米ヨガアライアンス500時間(E-RYT500)取得
日本背骨養生協会認定 筋膜リリースインストラクター
UTL認定 リストラティブヨガ
Janice Clarfield マタニティヨガ
ホリスティックヘルスケア研究所認定 体軸×リハビリテーション レベル3
一般社団法人日本ホリスティックヘルスケア協会認定 産後の女性のためのヨガ
一般社団法人日本ホリスティックヘルスケア協会認定 月経血コントロールヨガ
一般社団法人日本ホリスティックヘルスケア協会認定 経絡ヨガ
一般社団法人日本ホルスティックヘルスケア協会認定 体軸ヨガ
日本エステティック協会認定 フェイシャルエステティシャン
日本ダイエット健康協会認定 ダイエット検定1級(プロフェッショナルアドバイザー)
【結論】ヨガの服装に「ルール」はない!
ヨガの服装に、「これでなければいけない!」という決められたルールはありません。
そのため、これからヨガをはじめる方はわざわざ新しい服を買わなくても、手持ちの服を組み合わせて活用して大丈夫です。とはいえ、ヨガでは脚や腕を大きく動かしたり汗をかいたりするので、ストレッチ性や速乾性が高い、運動に向いている服装の方がよいでしょう。
どのようなアイテムを選べばよいか、次の章で紹介しますので参考にしてみてくださいね。
ヨガ向けの服装の選び方
ヨガはゆったりとした動きの中で、体を大きく動かしたり、伸ばしたりする動作が多々あります。そのため、服装選びに決められたルールはなくても「ヨガ向きの服装」を選ぶことが大切です。
- 伸縮性がある服
- 速乾性がある服
- 体のサイズにあった服
ヨガ向けの服装を選ぶうえで、押さえておきたい3つのポイントを詳しく解説していきます。
伸縮性がある服を選ぶ
ヨガ向けの服を選ぶときは、伸縮性のある生地かどうかをチェックしましょう。
例えばヨガの三日月のポーズでは脚を前後に大きく開き、さらに腕を上に伸ばしながら背中を反らします。このようなポーズをとるには、伸縮性のある服装であることが大切です。
伸縮性のない服を選んでしまうと、動きづらいだけでなく体に余計な力が入ってしまったり、関節部分で血管を圧迫してしまい、血流を阻害してしまう可能性があります。ヨガの効果を引き出すためにも、伸縮性がある服を選びましょう。
速乾性がある服を選ぶ
ヨガはゆっくりとした動きですが、血行がよくなりじんわりと汗をかく場合があるため、速乾性のある服を選ぶのがよいでしょう。
ヨガの中でも特にホットヨガにチャレンジする場合、汗をたくさんかくので速乾性は非常に大切な機能です。服が汗で湿ってしまうと体に張り付いて不快に感じやすく、体が冷えてしまってはせっかくのヨガの効果が半減してしまいます。
ヨガはリラックスすることが大切なので、不快感の少ない服装を選ぶことが大切です。
体のサイズにあった服を選ぶ
決められたルールはないと言っても、体のサイズにあった服を選ぶことが大切です。
締め付け感が強く、小さすぎるウェアは避け、適度にフィットしたサイズ感の合う服、ヨガ用の服を用意する際はサイズをしっかりと確認しましょう。
また、ゆったりとしすぎた服の場合、リラックス感はありますがポーズによっては胸元が見えてしまう原因になります。ヨガ教室など、人がいる場所でヨガを行うときは、より注意が必要です。
ヨガ初心者におすすめの服装
服装 | アイテム |
---|---|
トップス | タンクトップ・ブラトップ |
ボトムス | レギンス・ヨガパンツ |
重ね着トップス | Tシャツ・パーカー |
ヨガ初心者におすすめの服装を、「トップス」「ボトムス」「重ね着トップス」に分けてご紹介します。
どのアイテムも専用のヨガウェアでなくても問題ありませんが、手持ちの中ではどの服が適しているのか具体的に知りたい方もいるでしょう。あるいは、せっかくヨガをはじめるのだから新調してモチベーションを高めるのに最適な服選びを知りたい方もいると思います。
ヨガに最適なアイテムと選ぶ際の注意点を解説するので、参考にしてくださいね。上手に選んで、快適にヨガを楽しみましょう!
トップス(タンクトップ・ブラトップ)
トップスは、肩まわりが動かしやすいタンクトップや、ブラトップがおすすめです。
ヨガのポーズでは、腕を広げたり上げたりするものも多いです。そのため、肩のまわりが窮屈な服では正しくポーズをとれなくなってしまう可能性があります。そこで、肩まわりに布地がないタンクトップや、ブラジャーとタンクトップが一体化しているブラトップがヨガに適していると言えます。
また、ブラジャーは胸を支える下着ですが、運動中はワイヤーが当たって痛くなってしまったり、締め付けを感じてしまったりと、リラックスには向いていません。
ヨガでは深い呼吸ができること、リラックスすることが大切なので、普段使いしているブラジャーよりもスポーツ用の下着やブラトップが適しています。体型がぽっちゃりしている方も、ブラトップは着心地を損なわずに着用できますよ。
ボトムス(レギンス・ヨガパンツ)
ボトムスは、レギンスやヨガパンツがおすすめです。
ジャージや手持ちのスポーツウェアでも問題はありませんが、レギンスは体にフィットするのでストレスなく動くことができます。また、体が冷えるのを防いでくれます。レギンスに抵抗のある方は、ほどよくゆとりがあり、ヨガの動きにも適しているヨガパンツがおすすめです。
「レギンスだけだとパンツラインや脚のラインが気になる」という方は、レギンスの上にショートパンツやハーフパンツを履けば、機能性を損なわずに見た目をカバーできます。体型がぽっちゃりとしていてレギンスの締め付け感が不快な方は、柔らかい生地でほどよくゆったりとしたボトムスを選ぶとよいですよ。
最近では、ファストファッションブランドからもお手頃な価格でヨガに適したボトムスが発売されているので、初心者でまだ専用のヨガウェアは買いづらいという方にはそちらもおすすめです。
重ね着用トップス(Tシャツ・パーカー)
重ね着用トップスを着る際は、Tシャツやパーカーが適しています。
タンクトップやブラトップは肩まわりの動きが制限されないのでヨガに適していますが、肌の露出を避けたいときもありますよね。
そのようなときは、タンクトップの上から通気性の良い柔らかい生地のTシャツや、生地が厚すぎないパーカーなどを着用しましょう。ただし、着丈が長いものはヨガのポーズの妨げになる場合があるので注意が必要です。
肌寒さ対策で重ね着する場合は、前面にジッパーが付いているパーカーや伸縮性のあるTシャツなど、体が温まったときに脱ぎやすいものがよいですよ。
ヨガをする際にNGな服装の例
ヨガをするときの服装に制限はありませんが、中にはヨガの動きを妨げたり、見た目が損なわれたりするものもあります。
どのような場所でヨガをするのかによって若干の違いはありますが、一般的に避けた方がよい服装を3つご紹介します。
- サイズが小さく、締め付けの強い服
- オーバーサイズの服
- 汗染みが目立ってしまう色の服
ヨガ用の服を用意する際にチェックしてみてくださいね。
サイズが小さく、締め付けの強い服
ヨガを行うときは、きつすぎるタイトな服装はあまり向いていません。
タイトすぎるトップスやスキニーなどは、呼吸や動きの妨げになってしまうので避けましょう。ジーンズなどのデニム生地のものも、伸縮性がなく動きにくい素材なのでヨガには適していません。トップスもボトムスも、適度にフィットするサイズ感や素材のものを選ぶことが大切です。
また、下着はワイヤー入りのブラジャーは避けた方がベターです。補正機能の高い下着も、締め付けが強くヨガには不向きと言えます。ヨガ用の服を選ぶときは、着心地や動きやすさを優先しましょう。
オーバーサイズの服
オーバーサイズの服も注意が必要です。
タイトすぎるものよりはよいですが、服のたるみがヨガの動きを邪魔してしまう可能性があります。また、ダウンドッグなどの逆転系のポーズの際にめくれてしまい、肌が露出してしまうこともあるので避けた方が安心です。
ゆとりのある服を選びたい場合は、めくれたりポーズの邪魔になったりしないかをチェックしましょう。
汗染みが目立ってしまう色の服
グレーやベージュ、カーキなど、汗をかいたときに汗染みが目立ちやすい色の服より、黒や白の服を選ぶほうが無難です。汗染みが目立ってしまうと、見た目が損なわれてしまったり、汗染みが気になってヨガに集中できなくなってしまう場合があります。
家でヨガをする際はあまり気にしなくても問題ありませんが、パワーヨガやホットヨガをする際は特に注意が必要です。
ヨガに適した服を選び、ヨガを思い切り楽しもう!
本記事では、ヨガに適した服装や、避けた方がよい服装について解説しました。
ヨガの服装に決まったルールはありませんが、動きやすくリラックスできる服装がおすすめです。ぴったりすぎて体が動かしづらかったり、逆にオーバーサイズのものは体の動きを邪魔してしまったりするため、ほどよくフィットした服選びが大切ですよ。
ぜひヨガ用の服選びの参考にしてくださいね!