監修者情報
渡邉 輝
フィットネスインストラクター
「健康」に関する正しい知識を多くの人に届けるために、実体験や科学的根拠のある情報を発信する理系健康ライター。
ベンチプレスなどの重さを競う「パワーリフティング」の現役選手としても活躍中。
◼︎資格
・NSCA-CPT（全米公認パーソナルトレーナー）
ジムに行くときに、どんな服装を選べばいいのか悩んでしまう人も少なくないでしょう。基本的にジムに行くときの服装は自由ですが、NGとされる服装もあるので注意が必要です。
本記事では、ジムに通う際の服装の選び方やおすすめの服装、NG例などについて詳しく解説します。
【項目別】パーソナルジムに通う際の服装の選び方
パーソナルジムとはいえ、普段家でくつろぐときと同じ格好ではモチベーションが上がらないかもしれません。普段着とは別にトレーニング用の服装を揃えておくのがおすすめです。体を動かしやすい服装で価格も手頃なものを選ぶとよいでしょう。
それでは、パーソナルジムに通う際の服装の選び方のポイントを見ていきましょう。
トップス｜半袖が基本
トップスは基本的に半袖を選びましょう。体を動かしていると汗をかくため、長袖のトップスだと汗を放出しにくくなりトレーニングに集中できなくなってしまいます。
ただし、寒い季節やウォーミングアップのときは、体を温めるために長袖を着るのもよいでしょう。
ボトムス｜動きやすさを重視
ボトムスは、ハーフパンツやレギンス、ジャージなどさまざまなタイプがありますが、動きやすさを重視しましょう。下半身の動きが制限されてしまうと、体全体で思うような動作ができなくなってしまいます。
可能であれば、試し履きをして体を動かしてみて決めるのがおすすめです。
アンダーウェア｜速乾性が重要
アンダーウェアは速乾性のあるものを選びましょう。汗の吸湿性や速乾性が悪いアンダーウェアを着ていると、肌にべたついて不快感が出てしまいます。
通気性や速乾性に優れたものなら、汗をかいてもサラッと快適で動作に集中できるでしょう。また、伸縮性があるかもチェックしてください。
シューズ｜合わないものは着用NG
シューズは、自分の足に合うものを選びましょう。靴のサイズが違ったり、足の形状に合わなかったりするとケガの確率が上がります。街歩き用のスニーカーではなくスポーツ用のシューズで、かつ自分の足に合ったシューズを購入しましょう。購入する際は必ず一度試し履きをしてみましょう。
ソックス｜スポーツ用がおすすめ
ジムに行くときのソックスは、普段履いている靴下でも問題なくトレーニングは行えるでしょう。しかし、スポーツ用のソックスの方が、丈夫に作られていたり通気性が高かったりとメリットが多いので、新しく選ぶならスポーツ用ソックスにしましょう。
【初心者向け】ジム向けのおすすめの服装
ジムに適したおすすめの服装を紹介します。先ほど述べた選び方を守っていれば、どんな服装でもOKです。あとは機能性やデザインなども考慮しながら好みのものを選びましょう。
特に初心者の方は、最初に妥協しない商品選びをするとモチベーションも上がり、運動を継続しやすくなるので、試着もしながらじっくり選びましょう。
たとえば、半袖のTシャツにレギンスとショートパンツを組み合わせたスタイルなら、露出と体のラインを抑えられます。半袖にジャージやハーフパンツなどを組み合わせる場合、トップスかボトムスを柄物にすると全身のバランスが良くなります。
【ルール違反】ジムでNGな服装例
次に、ジムに不向きな服装の例を紹介します。
運動に適していない服装
基本的に運動に適していない服装はNGです。たとえば、伸縮性のないデニムや足の動きを制限するスカートなどで、ジムに行くとケガにつながる確率が高くなります。
また、装飾品などを身に着けているとマシンに傷がついたり、ほかの利用者からも不快に思われたりしてしまう場合もあります。
露出の多い服装
汗をかくからといって露出の多い服装で運動するのもNGです。
男性だと上半身裸であったり、女性だとスポーツブラのみといった露出の多い服装は、ジムのルールで禁止されているところも少なくありません。
露出が多いと、ほかの利用者が不快に思う可能性もあるため、できるだけ避けるようにしましょう。
不潔感を与える服装
不潔な印象を与える服装も控えましょう。洗濯していない服や汗の匂いがするような服装は、他の利用者の迷惑となるためNGです。きちんと洗濯をした清潔な服装でジムに行きましょう。
きちんと洗濯をしていても、汗の匂いが染み付いてしまうことがあります。いつも着るウェアは、普段から消臭効果の高い洗剤を使って洗ったり、日光によく当てて乾かしたりする工夫をするとよいでしょう。
ジムの服装に関するQ&A
ぽっちゃりの人におすすめの服装は？
ぽっちゃり体型の人でも、基本的に服装選びに変わりはありませんが、体のラインが気になるなら少しゆとりのある服装がおすすめです。
ただし、ゆとりがありすぎるとマシンに絡まるなどの危険があるため、サイズ選びには注意しましょう。体のラインが隠れる程度のゆったり感がポイントです。
服装は何でもOK？
基本的にジムに行くときの服装は何でもOKですが、NGとされる服装は絶対に避けるべきでしょう。ケガをする危険のある服装や、まわりの人の迷惑になる服装で来る人は、店舗側から目を付けられてしまい、最悪出禁になる可能性もあります。
TPOを意識した服装選びをしましょう。
ジムに行く服装でモチベーションを高めよう！
ジムに行くときの服装は、基本的には動きやすいものであればなんでもOKです。汗をかくので、伸縮性や速乾性、吸湿性に優れているものの方が快適に動けます。
ただし、NGな服装は避けるように注意しましょう。
ただし、モチベーションも大切なので自分の好みのデザインや色、柄なども重視して選ぶのがおすすめです。服装選びでジム通いは、もっと楽しくなります。ぜひお気に入りの服装を見つけましょう！
この記事をシェアする
