【40代の肌のハリは戻せる】原因と正しいケア法|今すぐはじめるスキンケア&おすすめアイテム
本記事でご紹介する商品・サービスは、実際に執筆者が使用・体験した上でレビューを行っています。
監修者情報

水谷 さなえ
美容ライター・編集者
東北大学大学院農学研究科にて生理学を学ぶ。在学中からモデル・マネージャーとして美の世界に携わり、大学院修了後は美容情報サイトの企画やディレクションに携わる。
現在は美容系メディアのライター・編集者として活動中。
◼︎資格
日本化粧品検定1級
生物科学修士
結論:40代の肌のハリは“戻せる”。最初に知るべきポイント

40代で感じやすい肌のハリ低下は、年齢だけが原因ではありません。
乾燥や紫外線ダメージ、女性ホルモンの変化、さらには睡眠や食生活といった日常習慣など、複数の要因が重なって起きている状態です。
そのため「もう元に戻らない」と諦める必要はありません。
ハリ不足の原因を正しく理解し、それに合ったケアを続けることで、肌の状態は少しずつ改善していきます。
大切なのは、一時的な対処に頼らず、保湿や紫外線対策、成分選びといった基本を押さえたケアを継続すること。
正しい順序で肌と向き合えば、40代からでも肌のハリの変化を実感できます。
【40代女性向け】肌のハリがなくなる理由

40代で肌のハリがなくなってくる理由には「肌の乾燥」「紫外線」「エストロゲンの減少」「糖化」「表情筋の衰え」などがあり、これらの理由が複合的に絡み合いハリがなくなってしまうのです。
それぞれの原因について、詳しく見ていきましょう。
肌が乾燥している
40代になると、肌の乾燥が進んできます。
生まれたての肌の水分量を100とすると、40代ではほぼ半分まで減少するといわれているほどです。
肌に水分を蓄えるセラミドも減少するため、肌が乾燥しやすくなります。
肌の乾燥が進行すると肌表面のハリを維持できなくなり、ハリがなくなる原因に。
また、肌の乾燥は40代で気になりがちな小じわの原因にもなります。
紫外線の影響
紫外線は、肌の老化を加速させる大きな要因の1つです。
特に、UVA波は肌の深層にある真皮まで到達し、コラーゲンやエラスチンにダメージを与えます。
コラーゲンやエラスチンは肌の弾力を保つ成分であるため、ダメージを受けることで肌の弾力が失われ、ハリが低下します。
40代になると、過去に浴びてきた紫外線によるダメージが蓄積し、たるみが顕著にあらわれてくる方が少なくありません。
エストロゲンの減少
エストロゲンはコラーゲンの生成を促し、肌のハリを維持するのに重要な役割を果たす女性ホルモンです。
エストロゲンは20代のころに最も多く分泌され、30代後半から減り始めて40代になるとさらに大きく減少します。
その結果、肌のコラーゲンも減少傾向に。
ピークである25歳ころと比較して半分程度に減り、ハリがなくなってきます。
糖化が進んでいる
糖化とは、体内で余分な糖分がたんぱく質や脂肪と結合し、AGEs(終末糖化産物)という物質を生成する現象です。
AGEsは肌の老化を引き起こすことが知られており、肌の弾力を保っているコラーゲンやエラスチンを劣化させてしまいます。
その結果、肌の弾力が失われてハリが低下します。
肌の糖化は血糖値が急上昇するときに進みやすくなるため、甘いものや麺類などの炭水化物が好きでよく食べる方は特に注意が必要です。
表情筋が衰えている
顔の表情筋は、全体の30%程度しか使われていないといわれています。
加齢によって表情筋が衰えると、皮膚が重力に逆らえなくなりたるみの原因となります。
実際、表情筋の機能が低下した人ほどたるみが大きいという調査結果もあるほどです。
また、皮膚が垂れ下がることで、ハリがなくなるだけでなくしわもできます。
やりがちなNGケア|逆効果になる習慣を先に知る

肌のハリを取り戻したいと思っていても、無意識に行っているケア習慣が逆効果になっているケースは少なくありません。
40代の肌は乾燥しやすく刺激にも敏感になりやすいため、20〜30代と同じ感覚でのケアが負担になることもあります。
ここでは、40代が特に注意したい逆効果になるケア習慣を紹介します。
強い摩擦・ゴシゴシ洗顔
洗顔時にかかる強い摩擦は、40代の肌にとってハリ低下を招く大きな要因です。
ゴシゴシこすってしまうと角質層が傷つき、肌を守るバリア機能が弱まります。
その結果、水分が逃げやすくなり、乾燥や赤み、つっぱり感につながりやすくなります。
洗顔の基本は「汚れを落とすこと」ではなく「肌を傷つけないこと」。
しっかり泡立てた泡で包み込み、手が直接肌に触れない程度の力でなでるように洗うのが基本です。
ピーリング・レチノールの使いすぎ
ピーリングやレチノールは、ターンオーバーを整えたりハリ感を高めたりするのに有効な成分ですが、使い方を誤ると逆効果になりやすい点に注意が必要です。
角質を取り除きすぎると肌を守る機能まで削ってしまい、乾燥や赤み、ヒリつきといった炎症が起こりやすくなります。
特に40代の肌は回復力が低下しやすいため「守りながら使う」という意識が重要です。
ピーリングやレチノールは週1〜2回を目安に、まずは低濃度タイプから取り入れ、肌の反応を見ながら頻度や強さを調整すると安心です。
乾燥・敏感肌なのに“さっぱりケア”を選ぶ
ベタつきが気になって、アルコール配合量が多い化粧水や、油分をほとんど含まない「皮脂吸着・皮脂抑制」タイプのさっぱりケアを選ぶと、必要な油分まで不足し、乾燥がさらに進むことがあります。
水分だけを補ってもすぐに蒸発しやすく、角質層に潤いをとどめられない状態になりがち。その結果、ハリや弾力は戻りにくくなります。
特に40代の肌は、水分保持力と皮脂量の両方が低下しやすいので、化粧水だけで終わらせず、乳液やクリームで潤いを閉じ込めることが重要になります。
高保湿成分に加え、コラーゲンやペプチドなどのエイジングケア成分を含むアイテムを選ぶことが、ハリ改善への近道になります。
40代女性が目指すべき綺麗な肌を紹介

「肌を綺麗にしたい」「スキンケアを見直したい」と思ったら、まずは「なりたい肌」のイメージを明確にすることが大切です。
ここからは、40代女性が目指したい綺麗な肌の例を紹介します。
シミのない透明感のある肌
40代女性が気になりやすい肌悩みはシミです。
シミはメラニンの過剰生成とターンオーバーの乱れによって引き起こされ、紫外線やホルモンバランスの乱れ、ストレスなどが原因となります。
シミがなくなると1歳若く見えるとされており、若々しい印象を与えたいならシミのない透明感のある肌を目指したいものです。
透明感のある肌を目指すには、生活習慣を整えて肌のターンオーバーを促進することが大切です。
凹凸のないキメ細やかな肌
キメ細かい肌とは、肌表面の細かい凹凸が均一に整っている状態を指します。
キメが整っていると肌が綺麗に見え、若々しい印象を与えられるでしょう。
一方、40代になると乾燥や紫外線によるダメージが原因でキメが乱れ、肌の表面がボコボコした印象になってしまう場合も。
キメ細やかな肌を目指すには、正しいスキンケアや紫外線対策が大切です。
うるおいのあるしっとりとした肌
肌がうるおっているとバリア機能がしっかり働き、肌トラブルが起こりにくくなります。
一方、40代の肌は20代に比べて水分保持力が大幅に低下します。
その結果、乾燥が進んでハリがなくなる原因に。
肌のハリを取り戻すためにも、うるおいをしっかりチャージしましょう。
コラーゲンやセラミドなどの保湿成分を含んだスキンケアアイテムがおすすめです。
【40代女性向け】肌のハリを取り戻すための5つの方法

肌のハリを取り戻すポイントは「十分な保湿」「紫外線対策」「栄養バランスの取れた食事」「良質な睡眠」「表情筋のエクササイズ」です。
それぞれのポイントについて、詳しく見ていきましょう。
また、肌のハリを取り戻すにはスキンケアの見直しも大切です。
スキンケアの見直しについては、紹介する関連記事も参考にしてみてください。
十分に保湿する
乾燥は肌のハリがなくなる主な原因の1つです。40代では肌の水分量と皮脂量が減少し、肌が乾燥しやすくなります。
肌が乾燥するとバリア機能が弱まり、紫外線のダメージを受けやすくなるというデメリットも。
乾燥を防ぐために、しっかりと保湿をしましょう。
まずは化粧水で水分を与え、乳液でフタをします。
乾燥が気になる方は、オイルやクリームを使うのもおすすめです。
ただし、保湿のしすぎは肌トラブルの原因となるので注意しましょう。
保湿しすぎの基準などについては、以下の記事で解説しています。
紫外線対策を行う
紫外線は、表皮を通り越して真皮にダメージを与えます。
その結果、肌の弾力を維持するコラーゲンやエラスチンを作り出す線維芽細胞が影響を受け、肌のハリを失う原因となります。
肌のハリを取り戻すには、紫外線対策をしっかり行うことが大切です。
レジャーのときに限らず買い物や洗濯物干しといった日常生活でも紫外線のダメージを受けるため、年中通して紫外線対策が必要です。
日焼け止めを塗るだけでなく、帽子やサングラス、日傘を活用しましょう。
栄養バランスの取れた食事をとる
肌のハリを保つためには、食べものも重要です。特に、ビタミンC、ビタミンE、βカロテンといった抗酸化成分を含む食べものは、老化の原因となる活性酸素を取り除き、ハリを保つサポートをしてくれます。
また、大豆製品に含まれるイソフラボンはエストロゲンと似た働きをするため、エストロゲンの減少によるハリ不足の対策として取り入れるのがおすすめです。
一方で、脂質や糖質の取りすぎは肌のくすみの原因となります。
良質な睡眠を取る
紫外線や糖化のダメージによってなくなった肌のハリを取り戻すには、肌のターンオーバーを促進することが大切です。そのためには、良質な睡眠を取りましょう。
肌のターンオーバーを促進する成長ホルモンは、深く眠っている入眠後の3時間に多く分泌されます。
40代になると睡眠の質が低下しがちですが、寝る前にリラックスしたり規則的な生活をしたりして、質の良い睡眠が取れるように意識してみてください。
表情筋を鍛える
表情筋が衰えると、肌のたるみやしわが目立ちやすくなります。
表情筋には意識しないとなかなか動かさない部位も少なくなく、気がついたら衰えていたということも。
定期的に表情筋のエクササイズを行うと、ハリを取り戻せる可能性があります。
たとえば、頬の筋肉や口元の表情筋を鍛えると、リフトアップ効果が期待できるでしょう。
肌のハリ改善に効く美容成分|選ぶ基準がわかる
40代のハリ不足は、乾燥や紫外線、ホルモン変化など複数の要因が重なって起こります。
そのため、目的に合った成分を選ぶことが重要です。
ここでは、ハリ改善に特に有効とされる代表的な成分と、選ぶ際のポイントを整理します。
レチノール
レチノールは、肌内部でコラーゲンの生成を促す働きがあり、しわやたるみの改善効果が研究でも確認されている代表的なエイジングケア成分です。
年齢とともにハリが失われてきたと感じる人にとって、根本的なアプローチが期待できます。
ただし、作用が強く、刺激を感じやすい点には注意が必要です。
40代や敏感肌の人の場合は、低濃度タイプを夜のみ使用し、週1〜2回からはじめるのがよいでしょう。
赤みや乾燥が出ないかを確認しながら、徐々に頻度を調整していくことが大切です。
ビタミンC誘導体
ビタミンC誘導体は、コラーゲンの生成をサポートすると同時に、強い抗酸化作用を持つ成分です。
紫外線や酸化ストレスによるダメージを抑えながら、ハリ不足やくすみ、毛穴の目立ちといった40代の複合的な肌悩みをまとめてケアできます。
アイテムを選ぶ際は、肌に届く前に壊れにくいよう工夫された「安定型」や「高浸透型」の表記があるものか、APPSやVCエチルなどのビタミンC誘導体が成分表示に含まれているかを基準にすると失敗しにくくなります。
セラミド
セラミドは、角質層に水分をとどめる役割を持つ成分で、乾燥によって起こるハリ低下や小じわを防ぐための土台づくりに欠かせません。
バリア機能を補う働きもあり、肌荒れを起こしにくい状態に導きます。
40代の肌には、もともと備わっているセラミドが減少しやすいため、肌になじみやすい「ヒト型セラミド」配合の商品を選ぶのがポイント。
刺激を感じにくく、毎日の保湿ケアに取り入れやすい点もメリットです。
ペプチド・コラーゲン系
ペプチドやコラーゲン系成分は、肌の弾力を保つために必要なたんぱく質に働きかけ、肌を内側からふっくら見せるサポートをする成分です。
しわをすぐに消すような即効性はありませんが、使い続けることで肌のハリ不足が目立ちにくくなっていきます。
刺激が出にくい処方が多いため、レチノールが合わない人や、敏感肌でエイジングケアを避けてきた人にも取り入れやすいのが特徴です。
毎日のスキンケアに無理なく取り入れやすい点も大きなメリットになります。
【ハリを取り戻すために】40代女性におすすめのスキンケア商品

ハリを取り戻すには生活習慣の見直しや表情筋のエクササイズも大事ですが、スキンケアの見直しも大事です。
ここからは、40代の女性におすすめしたいスキンケアを厳選してご紹介します。
N organic
N organicは、厳選された植物由来の成分を使用したオーガニックコスメです。
オーガニックコスメは肌に優しい傾向があるため、年齢を重ねて敏感になった肌に適しているでしょう。
N organicは、保湿成分としてグリセリルグルコシドを含みます。
これは、砂漠で枯れたように見えても少量の水で復活する「復活の木」由来の成分。
20代や30代のころと比べて乾燥が気になりやすくなった40代の肌にもしっかりとうるおいを与えてくれます。
また、ローションとセラムの2本で5役(導入美容液・化粧水・美容液・乳液・クリーム)をこなしてくれるのもメリットです。
仕事や家事などで忙しくても、しっかり保湿できます。
- N organic Basic定期セット
- 株式会社シロク
ハリッチ
ハリッチは、保湿と年齢肌へのアプローチを重視してつくられた美容液です。
保湿成分としてヒアルロン酸やセラミド、ヒト幹細胞養液など10種類の美容成分を含むため、年齢を重ねて乾燥してきたハリ不足の肌にぴったりと言えるでしょう。
また、ハリッチはこれ1本で朝晩のケアが完了します。
ケアが簡単だと長続きしやすいので、丁寧なスキンケアを心掛けて挫折した経験がある方におすすめ。
ハリッチなら、ケアの手ごたえを感じられるまで使い続けられるはずです。
テクスチャーは美容オイルに近く、ベタつかないのに肌がしっとりうるおう使い心地です。
保湿効果が長く続きます。
- ハリッチプレミアムリッチプラス美容液
- 株式会社N-LaBo
オルビスユー ドット
「オルビスユー ドット」は、40代以降に増えやすい「ハリ不足」「たるみ」「肌のゴワつき」といった年齢サインに着目して設計されたエイジングケアシリーズです。
加齢による肌変化を前提に、単なる保湿にとどまらず、弾力感まで意識したケアができる処方が特徴です。
保湿成分に加えて、DF-パンテノールや濃密コラーゲンなど、ハリを支える成分を配合。乾燥によってしぼみがちな肌に潤いを与え、ふっくらとした印象へ導きます。
テクスチャーはこっくり濃密ながらベタつきにくく、乾燥しやすい大人肌でも季節を問わず使いやすい使用感です。
クリームの重さやベタつきが苦手な人でも、毎日の習慣として取り入れやすいでしょう。
肌が綺麗になりたい40代のよくある質問

40代で肌が綺麗な人はどのような特徴がある?
40代でも肌が綺麗な人は、肌につやや透明感があり、キメが細かいのが特徴です。また、肌のトーンが均一で明るい人は、年齢よりも若く見られやすいでしょう。
綺麗な肌を目指すには、日々のケアや生活習慣を見直すことが大切。また、美容液を取り入れるのも1つの手です。
40代からの肌の見直しに美容医療は有効?
美容医療の中には、皮膚の深層に直接働きかけるものもあるため、通常のスキンケアでは効果を感じにくくなった方にも有効な場合があります。また、スキンケアよりも短時間で効果を実感できる場合があります。
株式会社セルバンクが行った調査によると、40歳以上の女性の約半数が「自分の細胞を使って若返りが可能な美容治療があったら試してみたいですか」という質問に「非常に思う」「やや思う」と答えました。
肌にハリがないと思ったら日々のケアを見直そう

40代の肌は、乾燥や紫外線、エストロゲンの減少などさまざまな要因でハリを失いやすくなります。
しかし、適切なケアを行えばハリを取り戻せる可能性があります。
たとえば、保湿や紫外線対策、栄養バランスの取れた食事、良質な睡眠、表情筋のエクササイズなどです。
また、スキンケアを見直すことも大切です。
肌にハリがないと思ったら、スキンケアや生活習慣を含めた日々のケアを見直してみましょう。












