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特徴的な見た目のケトルベルは、1個揃えるだけでトレーニングの幅が広がる優れものです。ただ、複数のフィットネスメーカーが販売していることもあり、どれを選べばよいか迷ってしまう方も多いでしょう。
そこで本記事では、ケトルベルを選ぶ際のポイントや現役トレーナーである筆者のおすすめ商品を紹介しています。効率的に理想の体を目指したい方は、参考にしてみてください。
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ケトルベルとは、鉄で作られた球状の重りに取っ手をつけたトレーニンググッズのことです。シルエットが「やかん(ケトル:kettle)」に似ているため、ケトルベルと呼ばれています。
ただ、ケトルベルは複数のトレーニングメーカーが販売しているため、どの商品を選択するか迷う可能性があります。
あなたに適したケトルベルを選択するためにも、まずは、以下4つの選定基準から確認しましょう。
一つひとつ詳しく解説します。
効率的に筋肉を鍛えるためにも、現状の体に合う適切な重さを選択しましょう。ケトルベルは商品によって重さが異なり、軽い商品(2kg前後)から重い商品(20kg前後)まで存在します。
自分に適した重さについては、以下表の基準を参考にしてみましょう。
また、ケトルベルには「固定式」と「可変式」の2種類が存在します。
固定式は重さがあらかじめ固定されているため、可変式と比べて安価です。一方、可変式は1個で重さを自由に変えられる特徴があります。
筋力トレーニングを長期間続けていく予定の方は、重さを変更できる「可変式」も検討してみましょう。
ケトルベルの重さに関わる素材も、商品を選ぶ際に考慮しましょう。ケトルベルの重さは、「鉄」または「砂鉄、砂」で構成されています。
一般的なケトルベルは「鉄」で作られているため、壊れにくく頑丈です。ただ、床や壁に強い衝撃を与えると自宅が傷つくかもしれません。
砂鉄、砂の場合、触り心地が軟らかいため、自宅に傷がつくリスクは下がります。ただ、鉄製と比べると、商品のサイズは大きい傾向があるため、トレーニングしにくいと感じる可能性があります。
コーティングの有無は、床の傷つきやすさに関わります。
ケトルベルは基本的に「PVC(ポリ塩化ビニル)※以下PVC」でコーティングされており、床の保護はもちろん、置いたときの音や振動も軽減してくれます。
コーティング無しの商品は、PVC加工ありの商品と比べて安価な傾向にありますが、床への負担が大きく自宅での使用にはおすすめできません。
ケトルベルの見た目は「自宅の雰囲気」にも直結するため、選定項目として重要です。
たとえば、黒を基調としたシックな部屋にカラフルなケトルベルを置くと、自宅の雰囲気を壊してしまう可能性があります。
シンプルな見た目を求めている場合は、「黒、グレー」のケトルベルを選択しましょう。
ハンドルの厚みは、ほかの項目ほど重要ではありませんが、選定理由の一つとして挙げられます。
ハンドルが厚いケトルベルは、両手で実施するトレーニングに適しており、握力強化にもつながります。一方、ハンドルの細いケトルベルは、片手でも持ちやすいため、女性や運動初心者の方におすすめです。
現役トレーナーである筆者も、普段のトレーニングでケトルベルを使用する機会があります。
ケトルベルはダンベルと違い両手でも扱えるため、1個揃えるだけでトレーニングの幅が広がります。
今回は、以下5種類のケトルベルをレビューしました。
商品ごとの特徴を確認しましょう。
Amazonケトルベルは、コスパの良いケトルベルをお探しの方におすすめです。1kgあたりの価格は334円(4.5kgの場合)と、今回紹介する商品のなかでも最安値です。
また、4.5〜27.2kgまで全12種類を取り揃えているため、運動初心者から上級者まで幅広い方に適した重さが見つかります。
筆者も実際に使ってみましたが、普段使っているケトルベルとの性能差をほとんど感じませんでした。ただ、グリップ部までPVC加工されていないため、滑りやすく握力が弱い方には少々扱いにくいかもしれません。
初めてのケトルベル購入で失敗したくない方は、コスパ抜群のAmazonケトルベルを検討してみましょう。
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IRONMAN CLUBは、自宅で気兼ねなくトレーニングしたい方におすすめです。グリップ部までコーティングされているため、滑りにくく鉄独特のニオイもほとんどつきません。
筆者も使用しましたが、グリップ部が細く握りやすいため、長時間保持しやすく握力に自信のない方でも扱いやすいなと感じました!
商品としての質が高い分、1kgあたり825円(4kgの場合)と少々お高め。ただ、値段相応のクオリティを兼ね備えているため、妥当な価格といえます。
グリップアウト(ケトルベルが手から離れること)を気にせず自宅でトレーニングしたい方は、IRONMAN CLUBも候補に入れてみるとよいでしょう。
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KaRaDaStyle ケトルベルは、小さなお子さんがいる方におすすめです。ソフトタイプ(砂鉄)を採用しているため、床や壁の傷防止はもちろん、お子さんに当たってしまったときのリスクを低減してくれます。
筆者も実際に使ってみましたが、鉄タイプと使用感はほとんど変わりませんでした。また、見た目も黒とグレーで構成されているため、部屋に置いていても違和感がないと感じました!
ただ、鉄タイプと違いコーティングが破けると、砂鉄が外に飛び出る可能性もあるため、取り扱いには十分な注意が必要です。
自宅や家族に優しいケトルベルをお探しの方は、KaRaDaStyle ケトルベルの購入を検討してみましょう。
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グロングのケトルベルは、自宅の雰囲気に馴染む商品をお探しの方におすすめです。黒色で塗装されているため、リビングに置いていても違和感はほとんどありません。また、重さの幅も4~24kgと広く、運動初心者から上級者まで対応しています。
実際に商品をリビングに置いてみましたが、ほとんど違和感がありませんでした!
ただ、グリップ部までPVC加工されていないため、滑りやすいと感じるかもしれません。握力に自信のない方は、テーピングなどの滑り止めをケトルベルに巻いて使用しましょう。
シンプルな見た目のケトルベルをお探しの方は、グロングのケトルベルがおすすめです。
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リーボックケトルベルは、グリップ部の握りやすさを重視している方におすすめです。
本商品は「ワイドハンドルデザイン」を採用しています。片手、両手どちらの動きにも対応できるため、トレーニングの幅も広がります。
筆者も実際に使用しましたが、片手、両手どちらでも握りやすくトレーニングに集中できるなと感じました。
有名スポーツブランドが販売していることもあり、1kgあたりの価格は820円(4kgの場合)とやや高め。その分、トレーニングに集中できるハンドルデザインとなっています。
リーボックケトルベルは、グリップ部にこだわりたい方におすすめです。
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ケトルベルの使い方を紹介します。
ケトルベルは片手・両手どちらでも持てるため、トレーニングの幅が広がることがメリットです。とはいえ、最初のうちは両手で持てるトレーニングを行うとよいでしょう。
「ケトルベルスイング」や「ゴブレットスクワット」など、自分が実践してみたいトレーニングに使ってみてください。
可変式のおすすめは「グロング ケトルベル」です。可変式は固定式と違い、決められた範囲内の重さなら自由に変更できます。
固定式と比べると値段は高くなりますが、何個も揃える必要がなくなるため、長期間トレーニングを実施する方にとっては、コスパの良い商品といえます。
とくに、グロングは重さの幅が広く(3.6~18kg)、プレートの取り外しだけで設定が完了するため、可変式を検討している方におすすめです。
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ケトルベルの適正な重さは、運動の有無や性別によって変わるため、購入前に以下の目安表を確認しておきましょう。
運動をこれからはじめる女性がいきなり12kgのケトルベルを購入しても、重さを扱えない可能性があります。
上記の目安表を参考にしても不安に感じる方は、重さを自由に調整できる可変式ケトルベルを最初から購入することをおすすめします。
ケトルベルは、ダンベルと比べて操作性に優れています。
ダンベルは重りを片方ずつ持つ一方、ケトルベルは片手でも両手でも持てるため、トレーニングの幅が広がります。
ただ、ケトルベルはダンベルと比べて大きく、トレーニングによっては邪魔になるかもしれません。低価格帯でさまざまなトレーニングを実施したい方は、ケトルベルの購入を検討してみましょう。
本記事では、現役トレーナーおすすめのケトルベルを5種類紹介しました。ケトルベルは1個揃えるだけで、トレーニングの幅が広がる優れものです。
ケトルベルを選ぶ際には、重さはもちろん、素材やコーティングの有無を確認する必要があります。とくに、重さは運動経験の有無や性別で変わる重要な項目です。
今回5種類のケトルベルを使用しましたが、どの商品も使いやすく自宅でのトレーニングに向いていると感じました。ただ、商品によって向き不向きがあるため、選ぶ際には注意が必要です。本記事で紹介した選び方を参考にして、あなたが重視する項目に合ったケトルベルを選択しましょう。
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