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トレーニングチューブは、自宅トレーニングの補助アイテムとして活躍する商品で、運動初心者から上級者まで幅広い方に適しています。
ゆえに各メーカーからさまざまなタイプの商品が販売されており、自分に適したトレーニングチューブを選べない方も多いでしょう。
そこで本記事では、トレーニングチューブの選び方と現役トレーナーがおすすめする5つの商品を紹介。自宅で効率的に体を動かしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
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トレーニングチューブとは、自宅で手軽に全身の筋肉を鍛えるトレーニングアイテムです。
ダンベルやバーベルのような重りではなく、ゴムの張力で筋肉に負荷をかけるため、ケガのリスクを押さえてトレーニングできます。
チューブを短く持ったり引っ張ったりして、負荷を自由に調整できるため、鍛えたい部位に応じて最適な負荷をかけられます。
ただ、トレーニングチューブは各スポーツメーカーが販売しているため、商品ごとの特徴がわからず選択に迷うかもしれません。
あなたに合った最適なトレーニングチューブを選択するためにも、あらかじめ選び方を把握しておきましょう。
現役トレーナーが、一つひとつ詳しく解説します。
トレーニングチューブには、「チューブタイプ」と「バンドタイプ」の2種類が存在します。
チューブタイプは1本1本が細いため、柱に結んだり複数本組み合わせたりと柔軟な使い方ができます。トレーニングの幅が広がりやすく、運動初心者から上級者の方まで使用可能です。
バンドタイプは帯状になっているため、ハンドルなしでも握りながら使えます。チューブタイプと比べてゴムの密度が高く安定しているため、強い負荷を求めている方におすすめです。
トレーニングチューブによっては、ハンドル(持ち手)が付いている場合もあります。
トレーニングはハンドルの有無に関わらず進められますが、付いている方が握りやすく、余計な力を使う必要がありません。
ハンドルなしのタイプは、ダンベルなどの重りに巻いて負荷を増やせるため、トレーニングのバリエーションが広がります。
握力に自信のない方や、余計な力を使わず効率的にトレーニングを進めたい方は、ハンドル付きのトレーニングチューブを選びましょう。
トレーニングチューブの全長は、トレーニングのバリエーションに関わる大切な項目です。
トレーニング種目によって適切な長さは異なりますが、全長が短いとトレーニングの幅が狭くなります。
長期的に自宅でトレーニングチューブを使用する予定のある方は、全長140cm前後の商品を選択すると失敗しないでしょう。
トレーニングチューブは、握る位置や本数によって強度を調節します。理想の体作りにこだわりたい方は、本数が多いタイプを選択しましょう。
筋肉は徐々に負荷を上げると大きくなりやすい反面、同じ強度でトレーニングを続けると停滞しやすくなります。
トレーニングチューブは握る位置を変えると強度も変わりますが、負荷に限界があるため、チューブの本数を増やす必要があります。
筋肥大を目指す方は、購入前にチューブの本数を確認しましょう。
トレーニングチューブは、負荷を自由に調整しやすく場所を選ばないため、自宅トレーニングの補助アイテムとして大活躍します。
今回は、現役トレーナーの筆者がおすすめする「自宅で大活躍のトレーニングチューブ」を5つ紹介します。
あなたに合った商品選びの参考にしてみてください。
VALX トレーニングチューブは、「トレーニングチューブ選びに失敗したくない」と思っている方におすすめです。
5種類のウエイトチューブ(4.5〜18kg)を採用しているだけでなく、取り外し可能な3つの取っ手と8の字対応のチューブも同梱。
トレーニングの幅が広がるのはもちろん、運動年数に関係なく利用できます。
筆者が最初に商品を見た際は「これだけの同梱物で2,980円?」とコスパの良さを疑いました。
実際に使用してみましたが、負荷や取っ手を自由に変更できるため、鍛えたい部位に対して効果的なトレーニングができます。8の字タイプのチューブもあるため、下半身のトレーニングにも対応可能です。
ただ、複数のチューブを使用すると絡まりやすく動作しにくくなるため、トレーニングによって負荷を調整する必要があります。
自分に合ったトレーニングチューブをお探しの方は、まずVALX トレーニングチューブから検討してみましょう。
アディダス パワーチューブは、クオリティの高いトレーニングチューブで鍛えたい方におすすめです。
持ちやすいハンドルタイプを採用しており、握りやすさは抜群。さらに、伸張性も高くなっているため、トレーニングはもちろんストレッチにも応用できます。
実際に使用してみましたが、今まで使用したトレーニングチューブよりも伸張性があるため、筋肉への負荷を意識しやすいなと感じました。
ほかのトレーニングチューブとは一味違う特徴があるため、値段は4,620円と高額です。
ハイクオリティなトレーニングを自宅で実現させたい方は、アディダス パワーチューブの購入を検討してみましょう。
アディダス レジスタンスチューブは、コスパの良いトレーニングチューブをお探しの方におすすめです。
アディダス パワーチューブと同じハンドルタイプに加えて、全長が138cmもあるため、幅広いトレーニングの補助アイテムとして活躍します。
早速筆者も使用してみました。ハンドルタイプで握りやすく伸張性も強いため、「対象の筋肉に負荷が乗りやすいな」と感じました。
ただ、チューブの長さのみで負荷を調整しなければいけないため、トレーニング種目には使いにくい可能性があります。
手頃な値段かつ信頼感のあるブランドの商品を購入したい方は、アディダス レジスタンスチューブを選択しましょう。
グロング トレーニングチューブは、とにかく安くトレーニングチューブを購入したい方におすすめです。
トレーニングチューブは負荷によって4段階に分かれており、強度が上がるほど値段も高くなります。
さらに、バンドタイプを採用しているため、上半身はもちろん下半身のトレーニングにも応用できます。
バンドタイプのトレーニングチューブは元々使用していましたが、1,000円以下で購入できる商品はこれまで見たことがありませんでした。
「ちゃんと使えるのか?」と疑問をもちつつ使用したところ、なにひとつ不自由なくトレーニングできました。
基本的に全身を鍛えられますがハンドルタイプと違い、種目によっては使いにくい場面が出てきてしまいます。
安価かつ筋肉を鍛えられる商品をお探しの方は、早速グロング トレーニングチューブを購入してみましょう。
ミズノ トレーニングチューブは、チューブでは乗せられない負荷をかけたい方におすすめです。
ハンドルのないチューブとなっているため、ダンベルや自宅の柱にくくりつけて負荷を調節できます。
筆者はこれまでミズノ トレーニングチューブのような「ハンドルがないタイプ」の商品を使用してきませんでした。
実際に使ってみると、ダンベル単体では感じられない負荷に驚きました。
一方で、運動初心者からすると取り扱いが難しく、うまく使いこなせない可能性があると感じました。
ある程度トレーニングに慣れてきて、さらに負荷をかけていきたい方は、ハンドルが付いていないミズノ トレーニングチューブを購入してみましょう。
トレーニングチューブの使い方を2つのトレーニングにあわせて紹介します。
どちらのトレーニングも、スペースの確保は必須です。シーテッドローイングは床に座るため、ヨガマットを敷くのがおすすめです。
あなたが鍛えたい部位に合わせて、トレーニングチューブを正しく使いましょう。
トレーニングチューブには、筋肉を大きくする効果があります。
トレーニングチューブは、本数や長さを調整して負荷を調整できるため、運動経験や筋肉量の有無に関わらず、効率的なトレーニングを実現可能です。
ただ、ダンベルトレーニングと比べると負荷が小さく、筋肉の成長が停滞しやすい傾向にあります。
とくに男性の場合、トレーニングチューブの負荷だけでは足りない可能性があります。
効率的に筋肉を鍛えたい方は、ダンベルの購入も検討してみましょう。
関連記事:可変式ダンベルについて解説した記事はこちら
トレーニングは週2〜3回程度がおすすめです。
トレーニングで筋肉に負荷をかけると、筋繊維が損傷(筋肉痛に発展する可能性あり)します。
筋肉は筋繊維の損傷と回復を繰り返し、徐々に大きくなるため、回復していない状態で負荷をかけても、筋肉の成長は見込めません。
思わぬケガを防止するためにも、筋肉痛が出ているタイミングのトレーニングは避けましょう。
本記事では、自宅トレーニングの補助アイテム「トレーニングチューブ」を5つ紹介しました。
トレーニングチューブは形状や全長、ハンドルの有無でトレーニングの幅が変わるため、あらかじめ鍛えたい部位を明確しておく必要があります。
今回5種類のトレーニングチューブをレビューしましたが、とくにチューブの形状やハンドルの有無はトレーニングの質に影響しやすいと感じました。
トレーニングチューブ選びに悩んでいる方は、本記事で紹介した選び方を参考にしてみましょう。
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