<保存版>男性のヨガ初心者がまず知りたい!ヨガをするメリットやストレス解消になるポイント、不安点にまつわるQ&A

体の不調を解消したり、メンタルを整えたり、ダイエットをしたり、さまざまな目的で行われている「ヨガ」。女性のヨギー(ヨガをする人)が多いイメージがあるかもしれませんが、最近ではヨガを楽しむ男性も増加しています。では、男性がヨガにトライするとどのようなメリットがあるのでしょうか。今回は、男性のヨガ初心者がまず知りたい、ヨガをするメリットやストレス解消になるポイントなどを詳しく解説!「女性ばかりだから恥ずかしい?」「体が硬くても平気?」など、聞きづらい不安点についてもしっかりお答えします。

そもそも「ヨガ」ってなに?

呼吸を続けることで血流が良くなり、心身ともにリラックス効果が得られるヨガの呼吸法
呼吸を続けることで血流が良くなり、心身ともにリラックス効果が得られるヨガの呼吸法

まずは、「ヨガ」について詳しくチェックしていきましょう。

ヨガの語源、誕生から現在までの軌跡

ヨガが生まれたのは、紀元前4000~2000年頃のインダス文明でした。ヨガの語源は、サンスクリット語の「ユジュ(牛や馬と車をつなぐ木)」。当初は体や心、魂を神(宇宙)と結びつけるための修行法の一種でしたが、その後編纂(へんさん)を重ねて、200年頃にはもっとも古いヨガの根本経典『ヨガ・スートラ』が生まれました。

そこからまた数百年が経ち、1000年頃には現代のヨガポーズに近い『ハタ・ヨガ』が出現。このハタ・ヨガがさまざまな流派へと分かれ、文化が交じり合い、現代のヨガへと進化していきました。現在、世界中に30種以上のヨガがあると言われており、それぞれポーズや得られる効果が異なります。

ヨガのレッスンで大切なのは“呼吸法”

筋トレやストレッチ、ダンスエクササイズでは“動くこと”がメインですが、ヨガでは全身を使ってポーズをとったうえで“呼吸法と瞑想により、自分自身の心と向き合うこと”を重視しています。つまりただ動くわけではなく、決まった呼吸と瞑想の時間を通じて体やメンタル面の不調に気付き、改善していく必要があるのです。

ヨガの呼吸は、基本的に息を吸うのも吐くのも「鼻」で行います。慣れないうちは口呼吸よりも呼吸のしづらさを感じて、ポーズを取るときに呼吸を止めてしまうこともあるでしょう。しかし、ポーズを取るときにも滑らかな鼻呼吸を続けることが大切です。呼吸を続けることで血流が良くなり、心身ともにリラックス効果が得られます。

鼻から吸った息はお腹を膨らませるような感覚で深く取り込み、吐くときにへこませていきましょう。副交感神経を活発にする効果やリラックス効果が期待できる、この呼吸法を「腹式呼吸」といいます。

男性がヨガをはじめるとどんな効果がある?

筋肉量アップや柔軟性アップなどは、男性にとって大きなメリット
筋肉量アップや柔軟性アップなどは、男性にとって大きなメリット

ダイエットやボディメイク、気分転換、不調改善など、さまざまな目的で取り入れられている「ヨガ」。では具体的にどのようなメリット(効果)があるのでしょうか。

ヨガのメリット

  • 柔軟性がアップし、運動がしやすくなる
  • 腸内環境が整い、便秘や下痢などの腸トラブルを緩和(解消)する
  • ストレスを解消し、メンタルの不調を整える
  • 体の歪みを正し、姿勢が良くなる(猫背や反り腰などが改善される)
  • 筋肉量が増加し、脂肪のつきにくい体(=太りづらい体)に近付く
  • イライラや不安などが解消され、前向きな思考に変わる
  • 体幹が鍛えられ、転倒やケガのリスクが下がる
  • 副交感神経が優位になり、睡眠の質が上がる

ヨガによる効果は上記のとおり。筋肉量アップや柔軟性アップなどは、男性にとって大きなメリットですよね。もちろん、これらのメリットは女性にとっても嬉しいもの。特に、太りづらい体作りやメンタル不調の改善などは多くの方が気になるポイントではないでしょうか。ヨガは、男性と女性のどちらにもおすすめできる“最高のエクササイズ”なのです。

インストラクターに聞いてみた!男性ヨギーはどんな目的で参加している?

実際にヨガをしている男性は、どのような目的でレッスンに参加しているのでしょうか。ヨガクラスを担当しているインストラクターに、男性ヨギーからの声を聞いてみました。

オンオフの切り替えができて、気持ちがリフレッシュされる

「どんなに忙しい毎日を送っていても、ヨガをしている時間だけは“自分”に集中できる。思考がクリアになる感覚があるので続けています」という方がいます。多忙な毎日を送っているからこそ、仕事とプライベートのオンオフをしっかり切り替えるためにもヨガが欠かせないのだそうです。

いくらでも上を目指せるから飽きずに続けられる

ヨガはレッスンのたびに取るポーズが大きく変わるわけではありません。しかし、そのレッスン形式に魅力を感じている男性ヨギーも多いです。「最初はレッスン内容が代わり映えしないので『退屈かな……』と思っていましたが、自分の中でポーズの精度が上がっていったり、できなかったポーズができるようになったりする瞬間が思った以上に楽しくて。ヨガは自分の中でいくらでも上を目指せるので、ある意味飽きがこないんです」と話してくださった方もいました。男性は職人気質な方も多いため、もっと上手に、もっとできるようになりたいと向上心がわく方も多い印象です。

男性ヨギーがヨガをはじめる前に不安になることって?

オンラインのヨガレッスンは、教室型のレッスンよりもハードルが低いことが特徴
オンラインのヨガレッスンは、教室型のレッスンよりもハードルが低いことが特徴

はじめてヨガをする場合、男性であっても女性であっても「本当に自分にもできるかな」と不安になってしまうもの。心配になるあまり、レッスンに進めず二の足を踏んでいる方も多いのではないでしょうか。ここからは、男性ヨギーがはじめてヨガにトライするときに感じる不安点についてご紹介します。

Q.体が硬くてポーズが取れないかも  

A.初級コースからステップアップしていこう!

「体がすごく硬いからヨガは無理かも」なんて思う男性も多いもの。しかし、だからといって体を凝り固まったままにしていると、肩こりや腰痛はもちろん、不眠症や高血圧症、自律神経失調症などのさまざまな不調が表れてしまいます。体の硬さにお悩みの方こそ、ヨガを通じて柔軟性を取り戻し、健やかな体を目指しましょう。ヨガにはさまざまなレッスンがあり、難易度もレッスン時間も異なります。体の硬さが不安な場合は初級コースからはじめて、ステップアップしていくとよいでしょう。

Q.女性ばかりだから浮かないか不安

A.自分と見つめ合う時間なのでまわりは気にしなくてOK!

男性ヨギ―が増えたとはいえ、実際のレッスンでは女性のほうが人数バランス的に多いかもしれません。しかし、本記事の冒頭でご紹介したとおり、ヨガは“自分自身と向き合うもの”。周囲のヨギーは各自が自分自身と見つめ合っているため、男女の人数比やほかのヨギーのポーズの出来などはまったく意識していません。男性ヨギーも周りの目を気にせずに、呼吸と瞑想を通じて自分の心に意識を向けていきましょう。

Q.どんなレッスンが合うかわからない

A.受け放題のオンラインレッスンで、自分にぴったり合うレッスンを見つけよう

多種多様なレッスンが展開されているからこそ、レッスン選びに迷うビギナーも多いもの。とくにヨガ教室やフィットネスクラブのヨガレッスンの場合は、一度予約すると数週間からワンシーズン受け続けなければならない場合も多いため、余計に迷ってしまいます。せっかくヨガをはじめるのであれば、思いっきり楽しみたいもの。そんなビギナーにおすすめなのが、オンラインのヨガレッスンです。

オンラインのヨガレッスンは、教室型のレッスンよりもハードルが低いことが特徴。カメラをオフにしたり、ライブではないビデオレッスンを選んだりすることもできるため、初心者も気軽にはじめられます。オンラインフィットネス「torcia(トルチャ)」のように、①1ヶ月の100円レッスン期間、②ビデオレッスン受け放題、③ヨガ以外のレッスンも豊富などの嬉しいポイントがあるとなお良いですね。

心も体もスッキリ!男性もヨガにトライしてみよう

デスクワーク続きで肩こりがひどかったり、テレワークで運動不足になったり、気温の変化で体の調子が悪かったり……さまざまな不調やお悩みを抱えている方も多いはず。そんな方にこそ、「ヨガ」はおすすめです。最初は体が硬くポーズが取りづらいかもしれませんが、続けることで柔軟性が高まり、体もスムーズに動かせるようになります。ぜひヨガデビューして、健やかな体と心を手に入れてくださいね!

この記事を読んだ人はこちらの記事も読んでいます。

カテゴリー

人気記事

  1. 【女性向け】標準・美容・シンデレラ体重の一覧表!BMIや計算方法など網羅して解説

    【女性向け】標準・美容・シンデレラ体重の一覧表!BMIや計算方法など網羅して解説

  2. 我慢の限界】太らないお菓子10選!コンビニで買えるダイエットおやつを紹介

    【我慢の限界】太らないお菓子10選!コンビニで買えるダイエットおやつを紹介

  3. 【プロ監修】最強自重トレーニング5種目!1週間のメニューを紹介

  4. バランローズ黒のレビュー記事

    【本当の口コミ】バランローズKUROクリームシャンプーは染まらない?悪い口コミも検証レビュー

  5. 【非推奨】夜ご飯を食べないダイエットを1ヶ月したらどうなる?!効果や注意点も解説

ピックアップ記事

おすすめアイテム

人気タグ