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腹筋ベルト(EMS運動器)とは、低周波の電気刺激によってお腹まわりの筋肉を収縮させるマシンのこと。「シックスパッド」を筆頭に、雑誌やテレビCMで流れた際に「ボディメイクのために使ってみようかな…。」と考えている方も多いのではないでしょうか?
本記事では、腹筋ベルトの導入で期待できる効果や正しい使い方を解説していきます。選び方のポイントから「EMSって痛いの?」といった疑問への回答まで幅広く解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
腹筋ベルト(EMS運動器)とは、低周波の電気刺激によってお腹まわりの筋肉を動かすマシンのことです。EMSはElectrical Muscle Stimulation(筋電気刺激)の略で、着用するだけで「運動しよう」と意識せずとも筋肉トレーニングができます。
<腹筋ベルトの特徴>
腹筋ベルトは着用して電源を入れるだけで筋トレができるため、家事や仕事など別のことをしながらでもお腹の集中トレーニングができます。手軽に筋肉を刺激できるため、継続しやすいという利点も。「運動が苦手」という方も習慣にしやすいでしょう。
また、関節に負担がかかりにくいのもポイントです。腹筋運動やランニングといったお腹の筋肉にアプローチできる運動は、腰や脚に負担がかかり関節まわりを痛めてしまうことがあります。しかし、腹筋ベルトならそうした心配がありません。
\\\ながら筋トレに最適!///
腹筋ベルトには、次の2つの効果が期待できます。
それぞれの効果について詳しく見ていきましょう。
腹筋ベルトを使うと、お腹まわりの筋肉をダイレクトに刺激し引き締める効果が期待できます。お腹まわりの代表的な筋肉である腹直筋や外腹斜筋だけでなく、鍛えるのが難しいといわれる内腹斜筋や腹横筋といったインナーマッスルにまで刺激を届けられる製品もあります。EMS運動器の効果は研究でも実証されており、2004年に行われた研究では腕の筋肉(上腕三頭筋)に8 週間EMS運動器を用いたところ、以下のような結果が得られたそうです。
EMS運動器は狙った部位を集中的に動かし鍛えることができます。同研究で「ウェイトを用いたトレーニングよりも深刻な筋肉損傷を起こす可能性がある」と述べられたほど、強い刺激なのです。このような効果を得られることから、最近では陸上やボクシングなどさまざまな競技において、腹筋ベルトはアスリートのトレーニングにも取り入れられています。
運動や健康的な食生活と組み合わせるなど、使い方によって脂肪を燃焼させる効果も期待できます。ダイエットやボディメイクに気を使っている方は見逃せませんね!
「適度な運動」「健康的な量と質の食事」を心がけながら腹筋ベルトでお腹まわりを鍛えると、筋肉量を増やし、基礎代謝を上げ、脂肪を燃焼しやすい体を作ることができます。効果を得るには継続がポイントです。
「腹筋ベルトを取り入れるなら効果を最大限に引き出したい」「腹筋ベルトを使ったトレーニングのやり方を知りたい」という方へ、効果的な使い方をご紹介していきます。
腹筋ベルトの効果を十分に得るためには、まず製品の使用方法を守りましょう。使用方法を無視して間違った位置に着用した場合、本来なら鍛えられるはずの部位に刺激が届きません。推奨されている使用時間やペースを守ることも大切です。使い方は製品によって異なるため、必ず事前に確認しましょう。
腹筋ベルトを効果的に使うためにはパッドのお手入れも欠かせません。パッドは直接肌に触れるため皮脂や汚れがつきやすく、お手入れをせずに使い続けると粘着力の低下や、電気刺激が弱まる、といったことが起こります。パッドは水滴をつけた指先で汚れを落とす、洗剤を溶かした水に浸して絞った布で拭く、といった方法でこまめにお手入れしましょう。
前述したように、腹筋ベルトはウェイトを用いたトレーニングよりも深刻な筋肉損傷を起こす可能性があります。使用しすぎると思わぬケガの引き金となるため、筋肉の回復を待ち適度なペースで使用しましょう。やりすぎるとケガの原因にもなるため要注意です。
腹筋ベルトの効果を最大限に引き出したいなら、装着しながら運動を行いましょう。ジョギングやサイクリングといった有酸素運動を組み合わせると脂肪燃焼の効率が上がり、シェイプアップやダイエットといった相乗効果が期待できます。
腹筋ベルトのラインナップは実に豊富。そのため「どんな腹筋ベルトを買ったらいいの?」と迷う方もいるでしょう。そこで腹筋ベルトを選ぶ際のポイントをまとめました。
ひとつは、腹筋ベルトの装着面に注目して選ぶ方法です。腹筋ベルトには、装着面がジェルパッドになっている製品とそうでないものがあります。
<ジェルパッドありの特徴>
<ジェルパッドなしの特徴>
このような点を考慮し、ご自身に合ったタイプを選びましょう。
腹筋ベルトは形状で選ぶ方法もあります。ベルトは複数パッド型、パッド独立型、ベルト型などバリエーションが多様。腹筋ベルトの形状によって刺激できる筋肉や使い方が異なります。
<腹筋ベルトの形状ごとの特徴>
形状によって鍛えられる筋肉が違うため、自身のニーズに適したものを選びましょう。
腹筋ベルトの機能をチェックすることも大切です。腹筋ベルトには、強度の調整ができるものやプログラムやモードを選べるものがあります。
強度を細かく調整できる製品は、自身にとって心地よい刺激を選べる、その日のコンディションに合わせた使用ができるといったメリットがあります。
そして、プログラムやモードを設定できる製品は、トレーニングやダイエットなど目的に合わせた使い方ができたり、叩く・揉むといった多様な刺激を得られたりする点がメリットです。
おすすめの腹筋ベルトをピックアップしてご紹介します。
関連記事:おすすめの腹筋ベルトをまとめた記事はこちら
関連記事:SIXPAD(シックスパッド)パワースーツアブズのレビュー記事はこちら
最後に、腹筋ベルトについて多く寄せられている質問とその回答をご紹介していきます。
「体脂肪が少ない」「体内の水分量が多い」「定期的な運動をしている」といった方は、通電効率がよいため腹筋ベルトで痛みを感じやすいと言われています。ジェルをたっぷり塗ってから使用したり、出力を低くしたりして対策しましょう。ジェルパッドが劣化している場合は、新しい物に交換するのも一案です。痛みを強く感じる場合は無理をしないようにしましょう。
腹筋ベルトは全身運動ではないため、消費カロリーアップのような直接的なダイエット効果は期待できません。また即効性がないのもポイント。「取り入れても効果ない」と言われる理由は、効果を実感するまでに時間がかかるためでしょう。しっかりと効果を得るには腹筋ベルトと運動や食事管理を組み合わせ、継続することが大切です。
腹筋ベルトはお腹まわりの筋肉にアプローチして引き締める効果が期待できます。ただし、直接的に脂肪を燃焼することはできません。ぽっこりお腹対策に腹筋ベルトを着用する場合は、有酸素運動で消費カロリーをアップする、食事管理で脂質や糖質の過剰摂取を防ぐといった取り組みを同時に行うと効果的です。
腹筋ベルトは、電気刺激でダイレクトにお腹まわりの筋肉にアプローチできる製品です。着用してスイッチを入れるだけという手軽さや、継続のしやすさが魅力。「好きな服を着こなすためにボディメイクしたい!」「効果的なシェイプアップ方法を探している」という方は、運動や食事管理とともに腹筋ベルトの導入も検討してみてはいかがでしょうか。
本記事を参考に、ご自身のニーズに合う製品を見つけてくださいね!
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