フィットネスTOP
ウェルネスTOP
肩こりは、長時間のデスクワークや運動不足などが原因で起こります。肩こりだけでなく、そこからくる体のだるさや頭痛に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。不快な肩こりは、ストレッチで解消することができます。この記事では、肩こりが起こる原因を解説。肩こり解消に効果的なストレッチのやり方や効果を高めるポイントをご紹介します。
目次
>すぐに肩こりに効くストレッチを知りたい方はここをタップ<
肩こりの原因は、筋肉の疲れと血行不良です。たとえば首を前に出した状態でパソコンやスマホを見ていると、その状態で筋肉が固まって肩や首に負担がかかってしまいます。これが「ストレートネック」といわれる症状で、肩こりの原因のひとつです。
このほか、運動不足で筋肉が衰え肩に負担がかかったり、ストレスによって自律神経が乱れ、筋肉が緊張したり血行不良になったりして、肩こりが起こることもあります。
肩こりが起こると痛みやこりを感じる部分だけをマッサージしてしまいがちですが、それでは根本的な解決にはなりません。肩こりを解消するためには、首や二の腕など、肩とつながっている部分もしっかりほぐすことが大切です。
肩こり解消には、肩関節の土台となる「肩甲骨」のストレッチがおすすめです。首から背中にかけての筋肉、僧帽筋(そうぼうきん)や菱形筋(りょうけいきん)にもアプローチできます。実はこの僧帽筋や菱形筋が固くなることで、肩こりが起こるのです。
ストレッチで肩甲骨を動かせば周辺の筋肉も動くため、こり固まった筋肉がほぐされて柔らかくなり、肩こり解消につながります。
関連記事:寝ながら簡単にできる僧帽筋のストレッチについてまとめた記事はこちら
肩こり解消効果が期待できる肩甲骨ストレッチをご紹介します。
動画や画像付きで解説するので、初心者の方でも気軽にはじめられますよ。仕事や家事のスキマ時間に、リフレッシュもかねてぜひトライしてみてください。
腕を回すことで肩甲骨を動かし、肩こりを解消するストレッチです。動画ではチューブを使用していますが、タオルなどでも代用できます。
難易度:易しい
チューブやタオルがたるまないよう、しっかり両手で引っ張った状態を維持してください。無理せず、痛みの出ない範囲で行ってください。腕を回すときは、腰が反らないように意識しましょう。
この投稿をInstagramで見る SAM(TRF)プロデュース『ディスコネス』大好評販売中!オンラインフィットネスtorcia (トルチャ)(@torcia_onlinefitness)がシェアした投稿
SAM(TRF)プロデュース『ディスコネス』大好評販売中!オンラインフィットネスtorcia (トルチャ)(@torcia_onlinefitness)がシェアした投稿
癒着や委縮した筋膜をほぐすストレッチも肩こりに効果的です。1~2分程度でできるストレッチなので、デスクワークの合間などにぜひ試してみてください。
息を吐きながら背中をリラックスさせることを意識してください。後ろに歩く際は、背後に注意しながらストレッチしてくださいね。
ヨガのワシのポーズをキープしたまま、腕を上下に動かすストレッチです。片足でバランスを取らなければならないため少々難しく感じるかもしれませんが、無理のない範囲でチャレンジしてみてくださいね。難しいと感じた方は、座った状態で行いましょう。
難易度:難しい
手のひらが顔の前で上手く合わせられない、という方は肩甲骨を開くイメージで肘をクロスさせてみましょう。それでもうまくいかない場合は、手の甲を合わせるだけでかまいません。片足でバランスを取るのが難しい方は、視線を一点に集中させてみましょう。視線が一点に定まると、体の軸がぶれにくくなります。それでも難しい場合は、下半身はあぐらの状態か、椅子に座った状態などで行っても効果があります。
関連記事:ワシのポーズの詳しいやり方はこちらをチェック
寝たまま肩甲骨を動かすことで、肩こりを解消するストレッチです。特別な道具は必要ありませんので、寝る前や起床時にチャレンジしてきてください。
腕を後ろに回すときは、ゆっくりと大きく回すことを意識してください。腕を後ろ側に伸ばすことで、普段は縮んだままの状態になっている胸筋や脇の下をしっかり伸ばすことができます。
内部リンク:肩甲骨はがしとは?気になる効果と自分でできるストレッチ方法を紹介
こちらも寝たままできる肩甲骨はがしストレッチです。体を丸めてゴロゴロと転がることで、床に当たった背中および腰まわりの筋肉が自重でほぐれていきます。
首と肩の力を抜きましょう。転がるときは首は天井を向いたままにしておくとより効果的ですが、つらい方は首の向きを体を動かす方向へ合わせてください。
肩甲骨以外にも肩こり解消のためにストレッチしたい部位があります。
肩甲骨とあわせて上記の部位もストレッチすれば、より効果が期待できますよ。
重い頭を支えている首まわりには大きな負担がかかっています。首まわりの疲労が蓄積されると、肩こりにつながることも。首まわりをしっかりとほぐすことで、肩こり解消の効果も期待できます。デスクワークの合間に首をストレッチすれば、気分もリフレッシュできるでしょう。
実は二の腕のこりが肩こりの原因になっていることもあります。長時間のパソコンの使用などで二の腕が疲れると、二の腕とつながっている肩が血行不良を起こし、肩こりにつながるのです。普段腕を酷使しているな、と感じている方は、ぜひ二の腕のセルフマッサージをしてみてください。きっと肩も軽くなるでしょう。
関連記事:二の腕のセルフマッサージについてやり方や効果を紹介した記事はこちら
肩まわりをストレッチして、硬まった筋肉をほぐしてあげるのもおすすめです。ストレッチで肩まわりの可動域が広がれば、緊張状態の筋肉が柔らかくなるため、肩こり解消に効果的です。さらに血流が良くなり基礎代謝が上がったり、猫背が解消されて姿勢が良くなったりという、うれしい効果も期待できます。
肩こり解消には、胸や鎖骨まわりのストレッチも効果的です。胸や鎖骨まわりの筋肉は腕とつながっています。そのため、鎖骨周辺の筋肉が固まると腕を動かしにくくなります。腕が動かしにくいと肩の筋肉に負担がかかってしまうため、肩こりにつながる、というわけです。
鎖骨は首にもつながっているため、ストレッチすることで肩こりが解消されるだけでなく、首の痛みや背中のハリにも効果的です。
肩こりは痛みや不快感を感じるだけでなく、気分の落ち込みや仕事効率の低下など、さまざまな悪影響を及ぼします。「なんだか肩がこっているな」と感じたときはそのまま放っておかず、すぐに対処することが大切!仕事や家事のスキマ時間に肩甲骨ストレッチを取り入れてみてください。つらい肩こりが解消されれば、気分もスッキリしますよ。
この記事を読んだ人はこちらの記事も読んでいます。
【簡単10分】プロが教える柔軟ストレッチ7選!体を柔らかくする方法を伝授
目指せ開脚180度!股関節を柔らかくする柔軟ストレッチ5選
腸腰筋をほぐすストレッチ7選!腰を柔らかくして目指せ腰痛改善【大腰筋が重要】
足首を柔らかくするストレッチ5選!硬い足首を柔らかくするメリットも紹介
筋膜リリース(筋膜剥がし)とは?効果とやり方をわかりやすく解説!
膝裏が痛い方へ。痛みの改善につながる膝裏ストレッチ5選を紹介!
おすすめアイテム