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四十肩」「五十肩」は病名ではありません。四十肩、五十肩は年齢を重ねるにつれて肩周りのスジが炎症を起こして痛みが発生することの総称です。 肩が上がらないのは関節包という膜が炎症を起こし、分厚くなって癒着してしまうことが原因で起こります。肩を動かしたときに痛みが生じたり、腕を背中に回したりすることができない、肩より上にあるものが取りづらくなったりするといった症状がみられたときは、四十肩や五十肩を疑ったほうがよいでしょう。
目次
「四十肩」「五十肩」は病名ではありません。四十肩、五十肩は年齢を重ねるにつれて肩周りのスジが炎症を起こして痛みが発生することの総称です。肩が上がらないのは関節包という膜が炎症を起こし、分厚くなって癒着してしまうことが原因で起こります。肩を動かしたときに痛みが生じたり、腕を背中に回したりすることができない、肩より上にあるものが取りづらくなったりするといった症状がみられたときは、四十肩や五十肩を疑ったほうがよいでしょう。
四十肩、五十肩は誰にでも起こりうる病気で、特段こういった人がなりやすいということがない厄介な症状です。肩周りを酷使しすぎてもスジを痛めやすく、運動不足でも軟部組織が固まってしまい発症することがあります。このことから日頃のストレッチにより使いすぎた筋肉を伸ばすことにくわえ、凝り固まった筋肉をほぐすことが大切なのです。また糖尿病の合併症として併発することもあるため、運動以外の生活習慣にも配慮することが必要といえます。
難易度:易しい
ワニのポーズは寝る前に簡単にできるポーズの一つです。ワニのポーズは肩周りの筋膜リリースに非常に有効といえるでしょう。筋膜リリースをすることで、筋肉を包んでいる膜がほぐれ、より柔軟性が向上します。そのほかにも背中や腰回りのストレッチ、骨盤の歪み矯正などの効果があり、腰痛対策にもなります。また内臓を刺激して便秘の改善などにもつながるため、たくさんのメリットを受けられるでしょう。
左腕を円を描くように大きく回すことでより肩周りのストレッチ効果が高まります。
難易度:普通
糸通しのポーズは、四つん這いの状態で行うポーズです。僧帽筋、背筋、脇の筋肉のストレッチ効果のほか、ウエストの引き締め効果もあります。リフレッシュや疲労回復も期待できるポーズですので、デスクワークなどで疲れたときにするのもよいでしょう。
逆の腕も同じようにしてワンセットにしましょう。下に来る腕を背中の後ろまで伸ばすことでよりストレッチ効果を高めることも可能です。
難易度:難しい
肩周りのストレッチ効果のほかに、正しいポーズで行うことで股関節、骨盤周りの歪み改善にも高い効果があるポーズです。ある程度の柔軟性が必要となる、難易度が少し高いポーズといえるでしょう。
20秒ほどキープしたら、足と手を入れ替え、反対側も行っていきます。
寝る前などに簡単にできる肩こり対策のポーズです。首や背中周辺の筋肉をほぐすことで姿勢の改善が期待できます。
肩まわりだけではなく、足首やふくらはぎを含めた全身にストレッチ効果があるのが鷲のポーズです。全身の筋肉を使うため、血行促進、むくみの解消などにも効果が期待できます。椅子に座って行うことで上半身に絞って行うことも可能です。
この姿勢を30秒程度キープし、左右を入れ替えます。
ここまで四十肩・五十肩にならないためのヨガポーズをご紹介してきました。普段の運動不足の解消のほか、お仕事で肩周りが凝り固まっていてつらいという方は、ぜひ一度お試しください。これらのヨガは毎日続けることでより効果を発揮しますので、日々のルーティンワークに組み込むようにするとよいでしょう。
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