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ふっくらとした美乳はどんな女性にとっても憧れ。年齢を重ねることでどうしてもバストラインの崩れが気になってしまうものですが、できるだけ綺麗なバストラインを保つことができれば女性としての自信にも繋がりますよね。この記事ではバストケアや育乳に必要な知識や、セルフバストアップマッサージについてご紹介します。一緒に美乳を目指しましょう!
目次
胸はおよそ脂肪が9割、乳腺が1割でできていて、胸の筋肉である大胸筋の筋膜の上に、クーパー靭帯でつながれています。
思春期になるとエストロゲンという女性ホルモンの影響で乳腺が発達し、脂肪組織が蓄積して胸が半球状に膨らみます。しかし20代以降になるとエストロゲンの分泌量が徐々に減少することで乳腺は徐々に萎縮し、脂肪の占める割合が増えていきます。
脂肪は単体で形を維持することができないため、脂肪の割合の増えた胸は重量によって垂れ下がってしまいます。
年齢を重ねることでバストを占める脂肪の量が増え、長い期間脂肪の重さを支えるバストが垂れ下がってしまうことはどんな女性にとっても避けられない変化とも言えますが、そのほかにも胸が下垂してしまう理由はいくつかあります。
短期間で体重が増加したり、妊娠によって乳腺が発達することで、胸のサイズは大きくなるもの。それにより、クーパー靭帯が胸を支えきれなくなり、引き伸ばされてしまうことでバストが下垂してしまうのです。
一方、無理なダイエットなどで急激に脂肪が減った場合も、クーパー靭帯が伸びてしまうわけではありませんが下垂しているように見える原因になります。胸の中身である脂肪が減ることで、元々の胸のサイズから小さくなりますが、それによってクーパー靭帯が小さくなったサイズに合わせて縮むことはないため、垂れ下がったような状態に見えてしまいます。
激しい運動で胸が大きく揺れると、クーパー靭帯は重力や振動によって切れたり伸びたりしてしまいます。
激しい運動を行うと胸は上下に大きく揺れるだけでなく、外側(左右)への揺れも大きくなります。特に、胸の外側=脇の下あたりは皮膚の弾力性が弱いこともあり、外方向への崩れも大きくなってしまうことも注意しておきましょう。
クーパー靭帯は強い組織ではありますが、習慣的に激しく動くスポーツやトレーニングを行っている方は胸をしっかり支えてくれるブラジャーを着用しましょう。
ブラジャーは胸の重みを支えて、クーパー靭帯の負担を抑える役割があります。
特に、胸のサイズに対して大きすぎるブラジャーをしていると、ブラジャーの中で胸が揺れてしまい、せっかくブラジャーをしていてもしっかりと支えることができず、胸に負担がかかってしまいます。一方、小さすぎるブラジャーをしている場合も、皮膚や内部の組織を傷めてしまったり、バストを圧迫することで血行不良を起こしてしまいます。
バストが下垂してきたように感じられたら、ブラジャー下部にパットを入れてカサ増しをするのではなく、脂肪の位置を整えるため、胸全体をしっかりホールドするブラジャーを選んでみましょう。
また、きちんと体に合ったブラジャーをしていても、日常動作でだんだんと位置がずれていってしまいます。気づいたときにブラジャーを整えてしっかり胸を入れ直す習慣をつけてみましょう。もちろん、バストサイズの変化を感じたら都度サイズをきちんと測り直して、胸のサイズに合うブラジャーを着用することが大切です。
最近ではナイトブラの着用も注目され、数多くのブランドからナイトブラが発売されています。寝ている時の胸の横流れを防止することで、きれいなバストラインを保つことができるのでおすすめです。
ダイエットをする方の多くが感じたことがある、ダイエットによって胸が小さくなってしまう問題…。「胸は太ったときのままの大きさでいてほしい!」と願っても、真っ先に胸の脂肪が落ちてサイズダウン、というお悩みも多いですよね。
胸は大部分が脂肪でできているため、ダイエットにより全身の脂肪の量が減ると、胸の脂肪も減ってしまいます。しかし、工夫することでダイエットと同時に美乳になることもできます。食事やトレーニングの中でバストの張りを保つおすすめの方法をご紹介します。
クーパー靭帯や大胸筋はタンパク質でできています。日々の食事にタンパク質を豊富に含む魚や肉、大豆製品などを多めに取り入れてみましょう。また、過剰な食事制限で必要な栄養素が不足すると、胸の筋肉が落ちてしまったりホルモンバランスが乱れて胸のボリュームが減ってしまう可能性もあります。バランスの良い食事も心がけてみましょう。
運動をするときには胸の揺れを防ぐことが大切です。大きいバストの方だけでなく、小さなバストでも運動によって体が動く際にバストも一緒に揺れています。バストが揺れないように、しっかりとバストをサポートできるサイズのスポーツブラを着けることがポイント。特にランニングの際は上下に揺れてしまうことで、クーパー靭帯が伸びやすくなるためしっかりとサポートしてあげることが大切です。
女性は胸の重みに引っ張られて体の重心が前に偏り、猫背の姿勢になりがちです。さらにパソコンやスマートフォンを長時間使用することでさらに猫背が悪化すると、胸の筋肉につながる血管が圧迫され、血液の循環が悪くなり、バストの下垂やサイズダウンを引き起こしやすくなります。姿勢を良くするための広背筋を鍛えることで上向きに引き上がった美乳にすることができます。
広背筋と同時に鍛えたいのが大胸筋。大胸筋は胸に大きく広がる筋肉で、クーパー靭帯とともに胸を支える大切な土台です。大胸筋を鍛えることで胸の位置を高くキープできるだけでなく、大胸筋を張りのある状態にしておくことで、バスト全体も張りのある状態を維持できます。
マッサージをすることで、下方や外方向に流れてしまう脂肪を胸に集め、形の良い美乳に近づけることができます。胸の近くにはリンパ節が密集していることもあり、リラックスしながらマッサージをすることで老廃物の排出や全身の血流アップ、肌のくすみの改善にも効果的です。
バストアップに効果的な、3種類のセルフマッサージをご紹介します。入浴中や、テレビを見ながらでも簡単に行えるので、美乳を目指して継続して続けてみましょう!
まずは簡単なバストアップマッサージを行ってみましょう。バストの形を整えて美乳を目指す、基本的なセルフマッサージです。
難易度:易しい
ゆっくり深呼吸しながらマッサージを行うことで、リラクゼーションとしての効果も高まります。ステップ3と4の内側へ引き寄せる動きは、息を吐きながら行ってみましょう。
あまり強い力で行うのはNG。指の腹で優しく撫でるように行いましょう。
このマッサージでは、仰向けでリラックスした状態からバストマッサージをしていきます。腕の動きも伴うことで、確実に胸まわりに脂肪を集めていきます。また、重力で下がってしまいがちなお腹の脂肪もバストに持ち上げるようにマッサージを行います。
背中や首の緊張を抜くことができる仰向けの姿勢で行っていきます。お肉を集めようとすると力みがちになりますが、胸まわりの脂肪や皮膚は柔らかいため、力を入れすぎるのではなくできるだけ深呼吸をし、リラックスを心がけて行いましょう。
背中側でブラジャーに乗ってしまうハミ肉は本来バストのボリュームに追加されるべきお肉。外側に流れてしまったお肉を背中からかき集めるように移動させて、バストアップを目指しましょう。
体が温まっているときにマッサージを行うことでより効果がアップします。お風呂に浸かっているときや体を洗いながら行うのもおすすめです。マッサージオイルを使って肌の保湿をしながら行うと張りのある美乳に近づくことができます。
「バストの垂れはどうしようもない」と諦めて放置したり、「締め付けのきついブラジャーは苦手」とゆるい服ばかりを着たりすることで、年齢を重ねたバストはみるみる垂れてしまう可能性があります。最近では育乳に注目が集まっており、バストケア商品も次々に登場しています。これまであまり意識的にバストケアをしたことのなかった方も、ぜひ美乳を目指してケアをしてみましょう。
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