マシンピラティスとは？基本情報を紹介

ピラティスには、専用の機器を使って行うマシンピラティスと、マットの上で自重を使って行うマットピラティスがあります。ここでは、ピラティスに使用するマシンの種類やマシンとマットの違いを解説します。

マシンの種類

マシンピラティスで使用するマシンには、以下のようなものがあります。

リフォーマー	ベッドのようなフレームに動く台がついています。幅広い用途で使われる代表的なマシンです。
キャデラック	ベッドのようなフレームにバーがついたマシンです。空中にぶら下がる上級者向けのエクササイズができます。
スパインコレクター	背骨を矯正するためのエクササイズに使われます。
チェア	椅子のような形のマシンで、さまざまなエクササイズができます。
ラダーバレル	脊柱の曲げ伸ばしに適したマシンです。腰痛改善や姿勢改善が期待できます。

これらのマシンを使い分けることで理想の体づくりを行うのがマシンピラティスです。

マシンとマットの違い

マシンピラティスでは、リフォーマーなどの機器を使います。ピラティスマシンは負荷が調整できるように作られているため、体の硬さやレベルに合わせて動作を調整できます。

一方、マットピラティスはマットの上で動作を行い、機器は使用しません。自重で行うため、負荷の調整は難しいでしょう。

マシンとマットを比べると、マシンの方がより初心者向けといえます。

マシンピラティスを続けると実感する3つの効果

マットピラティスは自重で行うため、負荷の調整ができません。また、全身を鍛えるのに適していますが、気になる場所だけを鍛えるのにはあまり向いていません。マットピラティスと比較すると、マシンピラティスでは以下の効果を実感しやすいでしょう。

• 体幹（インナーマッスル）が鍛えられる
• 柔軟性が向上する
• 心身ともにリフレッシュできる

マシンピラティスの効果について、詳しくは以下で解説します。

体幹（インナーマッスル）が鍛えられる

マシンピラティスでは、姿勢や体のバランスを維持するために使うインナーマッスルを鍛えられます。特に、お腹からおしりにかけての「コア」と呼ばれるインナーマッスルを鍛えることが重要視されています。

マシンピラティスを続けると体幹が鍛えられて正しい姿勢を維持しやすくなるため、猫背や反り腰の予防にも効果的です。

柔軟性が向上する

マシンピラティスはストレッチ種目が多く、柔軟性の向上にも効果的です。例えば、リフォーマーは可動域が広くスプリングの負荷を調整できるので、レベルに合わせてストレッチを行うことができます。また、キャデラックやスパインコレクターも、筋肉や関節の柔軟性を高めるのに適しています。そのため、マシンピラティスは体が硬い人にもおすすめです。

心身ともにリフレッシュできる

ピラティスの呼吸は「ラテラル呼吸」を基本にしています。ラテラル呼吸とは、鼻から息を吸って胸を膨らませ、口から吐いて胸をしぼませる胸式呼吸のこと。ラテラル呼吸を行うと交感神経が活発になるといわれています。また、ラテラル呼吸を意識することで深く呼吸できるので、自律神経が整い心身ともにリラックスできるでしょう。

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マシンピラティスがおすすめな人

マシンピラティスはある程度動作の軌道が決まっているため初心者でも正しいフォームが身につきやすいという特徴があります。また、マットピラティスに比べ負荷を調整しやすく、鍛えたい部分をピンポイントで鍛えることも可能です。そのため、マシンピラティスは以下のような人に向いているといえるでしょう。

• 正しいフォームを身につけたい人
• 特定の部位を重点的に鍛えたい人
• 負荷を自由に変えながら実践したい人

上記に当てはまる人は、マシンピラティスを検討してみてください。

マシンピラティスに関するよくある質問

マシンピラティスが気になっていても、効果や費用などに疑問が残っていると不安を感じてしまい、通うまで踏み切れない方は多いでしょう。そこでここでは、マシンピラティスに関するよくある疑問にお答えします。

マシンピラティスは初心者にもおすすめ！

マシンピラティスは、専用の機器を使って行うピラティスです。機器を使うので動きがある程度決まっており、初心者でも正しいフォームで行いやすく、負荷が調整しやすいというメリットもあります。

機器を使うピラティスというと難しそうなイメージがありますが、初心者にこそマシンピラティスがおすすめです。また、正しいフォームを身につけたい人や特定の部位を重点的に鍛えたい人、負荷を調整したい人にも向いています。当てはまる方は、ぜひマシンピラティスを検討してみましょう。