【結論】ジムの滞在時間は目的によって変わる!利用目的に合わせた滞在時間や頻度を解説

【結論】ジムの滞在時間は目的によって変わる!利用目的に合わせた滞在時間や頻度を解説
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監修者情報

渡邉 輝

渡邉 輝

フィットネスインストラクター

「健康」に関する正しい知識を多くの人に届けるために、実体験や科学的根拠のある情報を発信する理系健康ライター。
ベンチプレスなどの重さを競う「パワーリフティング」の現役選手としても活躍中。

◼︎資格

・NSCA-CPT(全米公認パーソナルトレーナー)

ジムに通おうと思うきっかけは、運動不足の解消やダイエット、筋力アップなど人それぞれです。しかし、忙しい日常の中でジム通いを習慣化するのは簡単ではありません。

実は、ジムでの滞在時間は目的によって最適な長さが異なります。本記事では、筋トレやダイエット、有酸素運動など目的別の滞在時間の目安や、効率的に利用するためのコツを解説します。限られた時間を活用し、ジムでのトレーニングをさらに充実させましょう!

【結論】ジムの滞在時間は目的による

「ジムに行きたいけれど、どのくらいの時間が必要なのかわからない」と悩む人は多いでしょう。

ジムの滞在時間は目的によって異なり、筋トレやダイエットといった目標に合わせて調整することが大切です。たとえば、筋トレのみを行う場合は、ウォームアップや休憩を含めて1〜1.5時間が一般的な目安です。一方、有酸素運動やスタジオレッスンを組み合わせる場合は、準備やクールダウンを考慮して2〜3時間になることもあります。

ただし、滞在時間が長くなりすぎると、筋肉の分解が進んだり集中力が途切れることで、トレーニングの効率が低下する可能性があります。効率良く目標を達成するためにも、目的に適した滞在時間を意識することが重要です。

【目的別】ジムの滞在時間

渡邉 輝

渡邉 輝

筋トレが目的なら1〜1.5時間、ダイエット目的や有酸素運動を行う場合なら1.5〜2.5時間、スタジオレッスンを利用するなら2〜3時間、運動不足解消や軽いトレーニングの場合は0.5〜1時間をみておくとよいでしょう。

ジムの滞在時間は、目的によって大きく異なります。筋トレをメインにするのか、ダイエットや運動不足解消を目指すのかによって、必要な時間やトレーニング内容が変わります。ここでは、目的別に適切な滞在時間の目安を詳しく解説します。

筋トレの場合

マシンを使った筋トレを行う際の理想的な滞在時間は、1〜1.5時間です。これは、トレーニング自体の時間だけでなく、ウォームアップやストレッチに要する時間も含めたものです。

筋トレでは、鍛えたい筋肉をピンポイントで強化していきます。たとえば、脚や胸、背中など部位ごとに分けて行う場合も、1回の滞在時間は1〜1.5時間程度が目安です。

全身をバランス良く鍛えたい場合でも、1〜1.5時間の範囲内でトレーニングプログラムを組むことで、集中力を保ちつつ効率的にトレーニングを進められます。長時間のトレーニングは疲労や筋肉の分解を招く恐れがあるため、適度な時間内に抑えることが大切ですよ。

関連記事:筋トレマシンの種類について詳しく解説した記事はこちら

ダイエット・有酸素運動の場合

ダイエット目的や有酸素運動を行う場合、トレーニングの目安時間は1.5〜2.5時間です。有酸素運動は、一定時間継続することで脂肪燃焼効果が高まります。特に、最低でも20分以上の継続が推奨されており、30〜60分程度行うことで効果が実感しやすくなります。

さらに、ダイエットを効率良く進めるためには、有酸素運動だけでなく筋トレを組み合わせることが重要です。筋トレを取り入れることで基礎代謝が向上し、脂肪燃焼が促進されるため、ダイエット効果を最大化できます。有酸素運動と筋トレをバランス良く組み合わせたメニューを作成するのがおすすめです。

関連記事:有酸素運動について詳しく解説した記事はこちら

スタジオレッスンを利用する場合

スタジオのさまざまなレッスンプログラムを利用する場合、滞在時間はレッスンの時間に応じて異なります。一般的なスタジオレッスンは30分や45分のプログラムが多く、複数のレッスンを受講する場合や前後の準備時間を含めると、2〜3時間程度が目安になります。

さらに、スタジオレッスンだけでなく、レッスン前後に筋トレや有酸素運動を組み合わせることで、体力向上や脂肪燃焼などの効果を最大化できます。たとえば、レッスン前に軽くウォームアップを行い、終了後に筋トレやクールダウンのストレッチを追加するとよいでしょう。

また、レッスン内容に応じてシューズやウェアなどの装備やストレッチの準備時間を事前に計画しておくことで、スムーズに取り組むことができます。

運動不足解消や軽いトレーニングの場合

ジムを運動不足解消や軽めのトレーニング目的で利用する場合、滞在時間は比較的短めでも十分効果を得られます。初心者や運動不足が気になる方であれば、0.5〜1時間程度の運動でも体を動かす習慣づけには効果的です。

まずは、ジム通いを習慣化することを目標にしましょう。最初からハードなプログラムを組むと挫折しやすいため、無理のないペースで継続することが重要です。レッグプレスで下半身の筋力を強化したり、ラットプルダウンで背中や腕を効率良く鍛えるなど、主要な筋肉をターゲットにしたトレーニングマシンを利用するのがおすすめです。また、フィットネスバイクやウォーキングマシンを使って20分程度の軽い有酸素運動を行うことで、全身の血行を促進し、運動不足を効率的に解消できますよ。

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ジムに通うおすすめの頻度

目的別に、ジムに通うおすすめの頻度を解説します。

  • 運動不足解消の場合
  • 筋肉量を増やしたい場合
  • 本格的なボディメイクを目指す場合

目的に応じた適切な頻度を知ることで、効果的なトレーニングが可能になります。それぞれ見ていきましょう。

運動不足解消の場合

運動不足解消が目的の場合は、週1回のペースで始めるのが理想的です。最初は軽めの運動からスタートし、体に負担をかけすぎない範囲で少しずつ運動量を増やしていきましょう。

定期的な運動習慣を身につけることが最初の目標になるため、上級者向けのレッスンや重い負荷をかけるメニューに挑戦するのではなく、初心者向けのプログラムや、トレーナーが提案する基本的なメニューを選ぶのがおすすめです。

運動習慣が身について体力が向上したと感じたら、ジムに通う頻度を週2回や週3回に増やしていくことで、さらに効果を高めることができます。

筋肉量を増やしたい場合

筋肉量を増やす目的の場合は、週2~3回のジム通いが適切です。筋トレを中心としたメニューを組み、1回のトレーニングを短時間で集中して行うことを心がけましょう。

筋肉量を増やすには、トレーニング後の休息を十分に取ることが重要です。筋肉はトレーニング中ではなく、休息中に回復し成長します。そのため、同じ筋肉部位を連日鍛えるのではなく、胸、背中、脚など部位ごとに分けてトレーニングを行い、各部位に回復の時間を与えるよう工夫しましょう。

また、高重量・低回数(8〜12回程度を目安)の筋トレを取り入れると、筋肉の成長に効果的です。具体的には、ベンチプレスやスクワット、デッドリフトなど、複数の筋肉を同時に鍛えられる種目を優先的に取り入れるのがおすすめです。

本格的なボディメイクを目指す場合

本格的なボディメイクを目指す場合は、週3~4回のジム通いが効果的です。トレーニング内容は部位ごとに分けて行い、胸、背中、脚、肩などを日ごとに集中して鍛えることで、筋肉への負担を分散させつつ効率良くトレーニングできます。

筋トレだけでなく、有酸素運動も適度に取り入れることで、脂肪燃焼や心肺機能の向上を目指しましょう。たとえば、筋トレ後にウォーキングやランニングマシンを20〜30分程度行うと、バランスの取れたボディメイクが実現しやすくなります。

また、同じトレーニングメニューを継続し続けると、体が慣れて効率が下がる可能性があります。そのため、トレーニング強度や内容を4〜6週間ごとに見直し、負荷や種目を調整することが大切です。

関連記事:ボディメイクの基本について詳しく解説した記事はこちら

ジムの滞在時間を短縮するコツ

ジムの滞在時間を短くするためには、まずトレーニングメニューを事前に計画することが大切です。種目間のインターバルを短く設定することで、無駄な時間を削減し、効率的に進められます。ただし、インターバルを短くすることでトレーニングの負荷が増すため、あくまで無理のない範囲で行うよう注意しましょう。

また、トレーニングメニューを部位ごとに分けることで、1回あたりの集中すべき範囲を限定でき、トレーニング時間を短縮しつつ、全身を効率良く鍛えることが可能です。さらに、ウォームアップやクールダウンを短時間で行うことで、メインのトレーニング時間を確保できます。

そのほか、ジムに着いたらすぐに始められるよう着替えや準備を効率化する工夫も、滞在時間を短縮するポイントです。あらかじめトレーニングに集中できる環境を整えれば、限られた時間内で最大限の効果を引き出すことができます。

ジムの滞在時間に関するよくある質問

忙しい日に短時間で効率的にトレーニングする方法はありますか?

ジムに滞在できる時間が限られている場合は、事前にトレーニングメニューを計画し、ジム滞在中の迷いを減らすことが効率化の第一歩です。たとえば、鍛える部位や使用するマシンをあらかじめ決めておくことで、スムーズにトレーニングを進めることが可能です。

また、短時間で全身を効率良く鍛えられるサーキットトレーニングを活用するのもおすすめです。サーキットトレーニングは、有酸素運動と筋トレを交互に組み合わせる方法で、休憩を最小限に抑えながらトレーニングできます。

さらに、高強度インターバルトレーニング(HIIT)を取り入れることで、短時間でも脂肪燃焼と筋力強化を効率良く行うことができます。たとえば、20秒間全力で動き10秒休むといったサイクルを8セット行うだけで、通常のトレーニング以上の効果が期待できます。

これらを活用して、短時間でも充実したトレーニングを実現しましょう!

関連記事:HIITについて詳しく解説した記事はこちら

混雑時の滞在時間はどのように調整すればよいですか?

混雑によって滞在時間が長引くと、効率が悪くなりストレスを感じることもあるでしょう。そんなときは、ジムが比較的空いている早朝や夜遅くに行くのがおすすめです。時間帯を変えるだけで待ち時間を大きく減らせます。

どうしても混雑する時間帯にしか行けない場合は、フリーウェイトエリアやダンベル、ケトルベルなど代替可能な器具を活用しましょう。たとえば、バーベルが埋まっている場合は、ダンベルを使ったトレーニングに切り替えることで待ち時間を回避できます。

さらに、トレーニング種目を柔軟に変更し、空いているスペースでできるプランクやスクワットなどの自重エクササイズを取り入れるのも効果的ですよ。

ジムの滞在時間は目的によって異なる。効率的な計画でトレーニングを充実させよう!

ジムの滞在時間は、筋トレ、有酸素運動、ダイエットなど目的によって異なります。その日のトレーニング内容をあらかじめ計画しておくことで、効率的に運動ができ、無駄な時間を省くことが可能です。

短時間で効果を上げたい場合は、サーキットトレーニングや高強度インターバルトレーニング(HIIT)を活用するのもおすすめです。また、無理のない時間設定や運動量にすることで、ジム通いを継続しやすくなります。自分の目的やライフスタイルに合わせた滞在時間で、充実したトレーニングを実現しましょう!

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