【レビュー】EMS腹筋ベルトおすすめ4選!プロ厳選のアイテムを紹介
本記事でご紹介する商品・サービスは、実際に執筆者が使用・体験した上でレビューを行っています。
執筆者情報
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渡邉 輝
フィットネスインストラクター
「健康」に関する正しい知識を多くの人に届けるために、実体験や科学的根拠のある情報を発信する理系健康ライター。
ベンチプレスなどの重さを競う「パワーリフティング」の現役選手としても活躍中。
EMS腹筋ベルトの選び方
EMS(Electrical Muscle Stimulation:筋電気刺激)腹筋ベルトは、お腹まわりに装着して腹筋を効果的に鍛える器具です。
プランクやクランチなどのトレーニングが苦手な方や、トレーニング時間を確保できない方におすすめです。
EMS腹筋ベルトは形状や操作性が商品ごとに異なるため、どれを選べばよいかわからない方も多いかと思います。
あなたに最適なEMS腹筋ベルトを選択するためにも、以下4つの項目を確認しましょう。
- 形状
- ジェルパッドの有無
- 操作性
- 価格
一つひとつ詳しくご紹介します。
形状
EMS腹筋ベルトは以下3つのタイプに分かれます。
タイプ | 概要 |
---|---|
ベルトタイプ | ・腹筋の横側(腹斜筋)にアプローチできる ・ウエストまわりを鍛えたい方におすす |
パッドタイプ | ・腹筋の前側(腹直筋)にアプローチできる ・くっきりとした腹筋を手に入れたい方におすすめ |
独立タイプ | ・腹筋以外の筋肉にも刺激を入れられる ・全身の筋肉を鍛えたい方におすすめ |
ウエストまわりが気になる方には「ベルトタイプ」、くっきりとした腹筋を目指す方には「パッドタイプ」がおすすめです。
独立タイプは全身の筋肉に使用できる反面、パッドの面積が小さいため、ほかのタイプと比べると筋肉への負荷は弱くなります。
ジェルパッドの有無
EMS腹筋ベルトを選ぶ際には、ジェルパッドの有無も確認しましょう。
ジェルパッド付きのEMS腹筋ベルトは密着感があるため、電気による刺激が腹筋に届きやすく効率的に鍛えられます。
一方、ジェルパッドなしのEMS腹筋ベルトはズレやすい反面、パッドを交換する手間や追加費用なしで利用できます。
ジェルパッド | 密着感 | 交換の手間 |
---|---|---|
あり | あり | あり |
なし | なし | なし |
一部商品はジェルパッドなしでも、密着感がある状態で装着可能です。ジェルパッドの有無も合わせて確認してみましょう。
操作性
EMS腹筋ベルトの操作性も、商品を選ぶ際の重要な項目です。
EMS腹筋ベルトには電源ボタンと強度変更ボタンが付いています。なかでも「強度変更ボタン」にはデジタル式(強度が数字として表示)とアナログ式(表示なし)が存在しており、人によって好みが分かれる部分です。
また、ベルトタイプとパッドタイプで商品の大きさも異なります。快適に使いつづけるためにも、商品の大きさや操作性に注目しましょう。
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価格
EMS腹筋ベルトはほかのトレーニング器具と比べて高価です。
安い商品だと数百円〜数千円、高額な商品だと数万円まで価格が上がります。
安価な商品は手軽に購入できる一方、ベルトやパッドが外れやすかったりすぐに壊れたりするデメリットも存在します。
「安物買いの銭失い」にならないよう、本記事のレビューを参考にして慎重に選択しましょう。
【レビュー付き】EMS腹筋ベルトおすすめ4選
商品画像 | シックスパッド パワースーツアブス | ヤーマン(YA-MAN)ダブルヒートEMS | マクセル EMS運動器「もてケアPro」 | マクセル(Maxell) EMS運動器 「もてケア」4極タイプ |
---|---|---|---|---|
形状 | ベルトタイプ | パッドタイプ | パッド/ベルトタイプ | パッド /ベルト タイプ |
金額(税込) | 41,800円 | 5,700円 | 16,800円 | 12,100円 |
おすすめポイント | ・ジェルシート不要で使える ・着心地がよく使いやすい ・持ち運びしやすい | ・最大10段階まで強度を調整できる ・ヒーター付きで暖かい ・お尻や太ももにも対応している | ・最大20段階まで強度を調整できる ・心身の健康に役立つ ・フィッティングベルト付きで使いやすい | ・最大25段階まで強度を調整できる ・3つのモードから選べる ・フィッティングベルト付きで使いやすい |
向いている人 | 生涯使えるEMS腹筋ベルトを求めている方 | 脂肪がつきやすいお腹、お尻、太ももを中心に鍛えたい方 | 心身ともに健康な状態をキープしたい方 | トレーニングモードが選択できるEMS腹筋ベルトをお探しの方 |
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シックスパッド パワースーツアブス
- ジェルシート不要で使える
- 着心地がよく使いやすい
- 持ち運びしやすい
- 価格が高い
シックスパッド パワースーツアブスは、生涯使えるEMS腹筋ベルトを求めている方におすすめです。
シックスパッドは独自の技術で布製電極「Eledyne(エレダイン)」を開発。電気を流すために必要なジェルシートなしで装着できます。
⽔を吹きかけて巻くだけで使⽤できるため、お手入れが面倒な方にもぴったりの商品といえます。実際に筆者も使用してみましたが、水を吹きかけただけとは思えない着け心地に驚きました。
EMS腹筋ベルトとしてのクオリティが高いこともあり、価格は41,800円(税込)とかなり高額。ただ、この先も長く使いつづけることを考えると、安い買い物ともいえます。
クオリティの高いEMS腹筋ベルトをお求めの方は、購入を検討してみましょう。
関連記事:シックスパッドの詳細レビューはこちら
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ヤーマン(YA-MAN)ダブルヒートEMS
- 最大10段階まで強度を調整できる
- ヒーター付きで暖かい
- お尻や太ももにも対応している
- 一人で付けるのが難しい可能性あり
ヤーマン(YA-MAN)ダブルヒートEMSは、脂肪がつきやすいお腹、お尻、太ももを中心に鍛えたい方におすすめです。
W型の特殊な形状で太ももやお尻へのフィット感は抜群です。強度も最大10段階まで調整できるため、部位に応じて刺激の強さを変えられます。
筆者も実際に使用しましたが、腹筋や太ももに対する刺激が強く、コスパの良い商品だと感じました。
お尻を鍛える場合、逆向きで装着する必要があるため、最初のうちは慣れない可能性があります。
お腹やお尻、太ももの筋肉へ同時に刺激を入れたい方は、ヤーマン(YA-MAN)ダブルヒートEMSを購入してみましょう。
マクセル EMS運動器「もてケアPro」
- 最大20段階まで強度を調整できる
- 心身の健康に役立つ
- フィッティングベルト付きで使いやすい
- お手入れが面倒くさい
- パッドの交換費用が高い
マクセル EMS運動器「もてケアPro」は、心身ともに健康な状態をキープしたい方におすすめです。
お腹や太もも、腰まわり対応となっているため、テレビやスマホを見ながら腹筋や背筋の筋肉に刺激を与えられます。
とくに、腰まわりに付けて動かすと、筋肉への刺激はもちろん「ゆったりとした空間」を演出してくれます。
実際に使用してみましたが、1〜2段階の強度でもお腹に十分な刺激がありました。腰まわりにも対応しているため、「入浴後の落ち着いた時間にも使いやすいな」と感じました。
ただ、ジェルタイプという性質上、使用後に水で洗浄する必要があるため、正直お手入れが面倒です。
筋肉への刺激はもちろん、ゆったりした空間を演出したい方は、マクセル EMS運動器「もてケアPro」を使用してみましょう。
マクセル(Maxell) EMS運動器 「もてケア」4極タイプ
- 最大25段階まで強度を調整できる
- 3つのモードから選べる
- フィッティングベルト付きで使いやすい
- お手入れが面倒くさい
- パッドの交換費用が高い
マクセル(Maxell) EMS運動器 「もてケア」4極タイプは、トレーニングモードが選択できるEMS腹筋ベルトをお探しの方におすすめです。
先ほど紹介した「マクセル EMS運動器「もてケアPro」とほとんど機能は似ていますが、 「もてケア」4極タイプは、以下3つのモードから選択できます。
バランスモード(約20分) | アウターマッスルからインナーマッスルまでバランスよく鍛えるモード |
---|---|
ハードモード(約15分) | 全体的に強度が高めに設定されているモード |
ショートモード(約10分) | 短時間でトレーニングしたい方向けのモード |
筆者は「バランスモード」を選択しました。あらかじめ時間が20分と決まっているため、タイマーの設定が不要かつ家事や仕事をしながら使用できます。
自動でトレーニングが終了するため、「非常に便利な商品だな」と率直に思いました。
フィッティングベルトも付属されているため、お腹とEMS腹筋ベルトの密着感も十分です。
ただ、消耗品であるパッドの交換費用は1回2,200円(税込)と高く、1ヶ月に1回周期で交換する必要があります。
時間に合わせてEMS腹筋ベルトを使用したい方は、マクセル(Maxell) EMS運動器 「もてケア」4極タイプの購入を検討してみましょう。
EMS腹筋ベルトの購入に関するQ&A
そもそもEMS腹筋ベルトは効果ある?痩せられるの?
結論、EMS腹筋ベルトは筋肉に電気刺激を与えるトレーニング器具のため、効果の有無は使用目的によって変わります。
「テレビやスマホを見ながら腹筋を鍛えたい」「運動不足を解消したい」場合、EMS腹筋ベルトは十分な効果を発揮します。
一方、「お腹まわりの脂肪を落としたい」「割れ目のある腹筋がほしい」場合は、EMS腹筋ベルトだけでは達成できないかもしれません。
腹筋は体の構造上元々割れており、お腹まわりに脂肪がつくと隠れてしまいます。
脂肪は主に有酸素運動(ウォーキングなど)と食事制限の継続で落ちるため、腹筋ベルトだけ毎日続けていても、なかなか痩せません。
ダイエットが目的の方は、腹筋ベルトに加えて有酸素運動や食事制限も並行して行いましょう。
EMS腹筋ベルトを使うデメリットはある?
EMS腹筋ベルトを使うデメリットはありません。ただ、効果を期待しすぎると、理想と現実のギャップから途中で使用を辞めてしまう可能性があります。
EMS腹筋ベルトは、あくまでも腹筋に電気刺激を入れる補助アイテムです。
脂肪の燃焼やダイエット効果を求める場合、食事制限や有酸素運動も行う必要があります。
EMS腹筋ベルトをうまく活用して理想のボディを目指そう
本記事では、仕事や家事をしながらでも筋肉に刺激を与えられる「EMS腹筋ベルト」を紹介しました。
EMS腹筋ベルトは、筋肉に電気刺激を与えるトレーニング器具で、形状や操作性、使用目的によって最適な商品は変わります。
今回4種類のEMS腹筋ベルトをレビューしましたが、どの商品も腹筋に対して効果ありでした。
商品によって腹筋以外の部位や価格、お手入れの方法が異なるため、本記事で紹介した選び方を参考にして、あなたに合った商品を探してみましょう。
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