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安眠効果を得たい方に向けて、ベッドの上で座ったまま&寝たままでもできるヨガポーズをご紹介します。今回ヨガインストラクターがおすすめするポーズは、いずれも5分から10分でできる簡単なものばかり!ヨガ初心者でも無理なく取り組めますよ。映像を見ながらポーズをチェックしたい方は、下の動画をチェックしてみてくださいね!
目次
夜ヨガとは、「夜寝る前」に行うヨガのことです。ヨガと言えば、ヨガの代表的なポーズ「太陽礼拝」など朝に行うのが良いとされるイメージがありますが、夜に行うヨガにも朝とは異なる良い効果があります。朝のヨガが“活性化”なら、夜ヨガは“リラックス”がテーマ。日ごろの疲れを癒してくれる夜ヨガについて詳しく見ていきましょう。夜ヨガのリラックス効果とヨガのポーズを動画で知りたい方は、こちらをチェックしてみてくださいね。
ヨガはいつ行っても心と体に良い影響を与えてくれますが、ここでは夜ヨガに期待できる3つの効果を確認しましょう。
ヨガには自律神経の働きを整える効果があるといわれています。仕事モードで交感神経優位になっていた自律神経を、夜ヨガで副交感神経優位に切り替えることで、スムーズに入眠することができます。
心配事や緊張にとらわれて、疲れていてもなかなか眠れない経験は誰にでもあるのではないでしょうか。未来の心配や過去の反省から離れ、今ヨガをしていることだけに集中すると、瞑想効果が得られてストレス解消に役立ちます。
デスクワークや立ち仕事で疲れた体を深い呼吸とともに適度に動かすことで、血流がアップしてよく眠れるようになります。むくみや冷えの改善にも効果的で、次の朝の目覚めがスッキリするのが夜ヨガの魅力です。
昼に行うヨガは、体を目覚めさせて日中の活動を行いやすくしてくれます。これから仕事をしようというときに、リラックスし過ぎてしまうとやる気が起きませんよね。適度な緊張感とモチベーション、さらに自分の思い通りにスムーズに動く体があると、心も前向きになります。そのように活力をアップさせてくれるのが昼のヨガです。
夜ヨガは対照的に、リラックスモードに切り替えるためのヨガです。激しい動きはなく、寝る前にベッドの上でも行えるポーズで構成するため、自律神経のスイッチを穏やかに切り替えて安眠効果が得られるのです。
ヨガを行うのがはじめての方や、まだ初心者で自信がない方は必見!安心して夜ヨガに取り組むために、夜ヨガのコツをご紹介します。
理想は夜ヨガを終えたらそのまま寝てしまうこと。せっかく夜ヨガでリラックスしたのに、その後にスマホを触ったり、夜食をつまみだしたりしては良質な睡眠が得られません。お風呂や夕食を済ませ、ドライヤーや歯磨きなど寝る前の身支度をすべて行い「あとは寝るだけ」というゆったりとした時間に夜ヨガをはじめましょう。
照明も明るさを落としたり間接照明に切り替えるなどして、入眠しやすい空間を作っておくのがおすすめです。夜ヨガをしてそのまま寝るというルーティーンを作っておくと、夜ヨガ準備をはじめた時点で体も入眠体制になり、毎日スムーズに深い眠りにつくことができます。
夜ヨガに頑張りは不要です。難しいポーズにチャレンジするのではなく、今の自分の体を観察して「ここが疲れたな」「今日も一日よく頑張ったね」と自分と体をねぎらう時間にしましょう。夜ヨガはポーズを完成させることが目標ではありません。自律神経を整え、リラックスした状態で安眠するために無理のない範囲で体をほぐしましょう。
寝る準備が整ったらぜひ試してほしい、ベッドの上でもできるおすすめの夜ヨガポーズをご紹介します。
股関節まわりをほぐすポーズです。一日中動かした脚のむくみをやわらげたり、寝る前の足先の冷えを軽減してくれます。
難易度:易しい
頭から倒していくのではなく、背筋をなるべく伸ばしたまま倒すことを意識しましょう。
正座から前屈して腕を伸ばしたポーズ。昼のヨガでもポーズとポーズの合間の休憩によく使われます。
ポーズをとる際、無意識に首肩に力が入りやすいため、頭の重みでおでこを床に押しつけるようにしっかり下ろします。そこまでおでこを下げられない場合は、両手を重ねておでこの下に敷いてサポートしてあげましょう。
座って体幹をねじることで背骨や内臓を刺激して、自律神経を整えるポーズです。
難易度:普通
上体が斜めに倒れないように、お尻でしっかり床を押しながら背骨を長くして体をねじりましょう。
ヨガが終わったあと、そのまま夢の世界にいける、寝たままできるヨガポーズをご紹介します。日中に縮こまった体を隅々まで伸ばし、心地良い呼吸で体が温まっていくのを感じましょう。
わき腹をストレッチすることで呼吸が深くなるポーズです。背骨に刺激を加えることで自律神経にも働きかけることができます。
側屈をする際に脚ごと動いてしまうとわき腹が伸びないため、脚は元の位置から動かさないようにしましょう。
股関節まわりがほぐれるポーズ。リラックス効果が高いため、寝る前に最適です。
両足を同時に行うのが難しい場合は、片足ずつ行いましょう。
「屍(しかばね)のポーズ」ともいわれるポーズ。仰向けに寝て心身の緊張を解きほぐしましょう。
力を抜こうとしてもうまく抜けない場合は、強く伸びをして全身に力を込めてから一気に脱力してみましょう。
ヨガで体を温め、最後のシャバーサナでリラックスした状態で眠りについたら、とても深い睡眠を得られるはずです。夜ヨガには複雑なポーズがないため、ヨガ初心者でもゆったりとした呼吸に集中しながら行うことができます。毎日寝る前の5分~10分を夜ヨガタイムにして自律神経を整え、睡眠の質を上げましょう!
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