【保存版】ストレッチポール®の正しい使い方!肩こりや猫背を改善する方法とは

ストレッチポールに興味があるけどまだ使ったことがない方や、正しい使い方がわからず我流で使っている方に向けて正しい使い方を解説します。ストレッチポールを使ってできる肩こりや猫背の改善方法やよくある質問についてもまとめているので、購入や使用を迷っている方はぜひ参考にしてくださいね。

肩こりや猫背を改善!ストレッチポール®とは

ストレッチポール®は姿勢や骨格を整えるためのエクササイズグッズ
ストレッチポール®は姿勢や骨格を整えるためのエクササイズグッズ

ストレッチポール®とは円柱形の硬めのクッションのようなもので、主に床に縦に置いてその上に背骨を預けるように寝転んで使います。ストレッチポール®はヨガポール、ピラティスポールなどとも呼ばれ、姿勢や骨格を整えるためのエクササイズグッズです。ジムやヨガスタジオなどに置いてあるところを見たり、実際に使ったことのある方も多いのではないでしょうか。ストレッチポール®を正しく使うと、効果的に肩こりや猫背を解消することができます。

ストレッチポール®に期待できる効果

仰向けにストレッチポール®の上に寝転がっているだけでも、凝り固まった体はじわじわとストレッチされていきます。さらに、体を少し揺らすなどの簡単な動きを加えると、気になるところをよりほぐせるのが大きな魅力です。

自分で体をほぐせるグッズとして人気のストレッチポール®ですが、具体的にどのような効果があるのでしょうか。

肩こり解消

ストレッチポール®の上に寝転がった状態で、肩まわりを動かす簡単なエクササイズをするだけでつらい肩こりを解消しやすくなります。手が届きにくい背中や肩甲骨まわりにアプローチできるところがポイントです。

猫背の改善

ストレッチポール®の上に寝ているだけでも胸が開くため、猫背の改善にも効果的です。前かがみになっていた姿勢をまっすぐに整え、背骨が自然なS字カーブを描くことを助けます。

骨盤の矯正

ストレッチポール®は、良い姿勢の土台となる骨盤にもアプローチできます。骨盤まわりの筋肉がほぐれると血流がアップし、足腰まわりの冷えむくみ解消にもつながります。

ストレッチポール®の基本姿勢

ジムやヨガスタジオで見かけて我流で使ってみたことはあるものの、ストレッチポール®の正しい使い方については知らない方も多いのではないでしょうか。ここではストレッチポール®の基本姿勢についてお伝えします。

ストレッチポール®の基本姿勢とは、頭からお尻までの上半身をストレッチポール®の上に収めて仰向けになり、両膝を軽く曲げた状態です。

<手順>

  1. 床に置いたストレッチポール®の端に、ストレッチポール®を背にして腰掛けます。
  2. 両手は転ばないようにストレッチポール®の左右の床につけます。
  3. 両手で体を支えながら、ストレッチポール®に寄り掛かるようにして仰向けになっていきます。
  4. 頭からお尻までがしっかりストレッチポール®に収まったら成功です。
  5. 降りるときは、降りたいほうにお尻をずらし、ゆっくりと滑り降ります。

【目的別】ストレッチポール®の使い方を解説

基本の使い方を覚えたら、次は自分の目的に合ったストレッチポール®の使い方を確認してみましょう。

①肩こりを解消したい人向けエクササイズ

肩まわりががちがちに凝っている方のために、肩甲骨まわりをほぐすためのストレッチポール®エクササイズをご紹介します。

■実際に行ってみましょう

難易度:易しい

  1. 基本の姿勢をとり、両手を床から離し、天井に向けて腕を上げます。
  2. 両腕を前へならえのように並行に出したまま、肩甲骨の間を広げたり縮めたりして指先を天井に近づけたり遠ざけたりします。
  3. 2の動きを10回行いましょう。

■肩こりを解消したい人向けエクササイズのポイント

指先に力が入りすぎないように気をつけながら、肩を動かしましょう。

②猫背を改善したい人向けエクササイズ

猫背が習慣化するとストレートネックや頭痛などの不調を引き起こします。ストレッチポール®で簡単にほぐしていきましょう。

■実際に行ってみましょう

難易度:易しい

  1. 基本姿勢で30秒ほど肩の力を抜いて呼吸します。
  2. 徐々に背中がほぐれてきたら、両腕を床から離し空中でぐるぐると10回大きく回します。

■猫背を改善したい人向けエクササイズのポイント

最初の基本姿勢だけでも猫背解消効果が期待できます。腕を回す際は、肩から動かす意識で大きく回しましょう。

③骨盤を矯正したい人向けエクササイズ

骨盤まわりの筋肉が凝り固まって生じたゆがみを整えるエクササイズです。

■実際に行ってみましょう

難易度:易しい

  1. 基本姿勢から両膝を伸ばし、足首を曲げてつま先を天井に向けます。
  2. かかとを起点にして足首から下をゆらゆらと手を振るように左右に揺らします。
  3. 徐々に小刻みな揺れにしていき、30秒揺らしたら止めます。

■骨盤を矯正したい人向けエクササイズのポイント

細かく揺らすことで足先の揺れが徐々に骨盤まで伝わり、骨盤まわりの筋肉が適度に緩んでいきます。

ストレッチポール®は筋膜をリリースしたいときにも使える!

ストレッチポール®は、ただ上に寝転がるだけでも効果を発揮しますが、癒着した筋膜をリリースしたいときにも活躍します。筋膜のリリースを行うと筋肉が動きやすくなり、腰痛や肩こりなどの慢性的な痛みから解放されやすくなります。

関連記事:初心者におすすめの筋膜のリリース方法はこちら

関連記事:筋膜のリリースに使えるグッズはこちら

フォームローラーとの違い

混同されがちなストレッチポール®とフォームローラーですが、フォームローラーには表面に細かいでこぼこがあります。フォームローラーは、このでこぼこによって筋肉をもみほぐすのです。ストレッチポール®が主に姿勢改善やストレッチ目的なのに対して、フォームローラーはもみほぐしや筋膜のリリースがメインの目的になります。

ストレッチポール®で筋膜をリリースする方法

床に置いたストレッチポール®に体のほぐしたいところを合わせ、優しく体重をかけながらコロコロとストレッチポール®を前後もしくは左右に転がしてほぐします。強すぎるとかえって揉み返しが起こるため、痛気持ちいい程度の強さで行いましょう。

ストレッチポール®に関するQ&A

ここではストレッチポール®に関する疑問点についてお答えします。

ストレッチポール®はダイエットに使える?

ストレッチポール®を使うことによって直接的なカロリーの消費は見込めませんが、体のさまざまな部位の筋膜をリリースできるため、むくみの解消や関節可動域が広がる効果が期待できます。血行が促進し、関節可動域が広がると効率良くトレーニングできる体に近づくため、結果的にダイエットにもプラスに働くでしょう。

1日何分くらい使えばいい?

目安となる使用時間は、1日あたり5~10分程度だといわれています。短時間の使用でも効果を感じやすいことがストレッチポール®のメリットです。

やりすぎるとデメリットはある?

長時間にわたって使用することは、かえって体のバランスを崩すためおすすめしません。1回の使用時間は5分か10分程度にとどめ、一日のうちで体が固まったなと感じるごとにこまめに体を観察してほぐしてあげましょう。

ストレッチポール®の使い方を知ってより効果をあげよう

正しい使い方がわかると、ストレッチポール®の効果を最大化できますね!短時間で凝り固まった体をほぐせるストレッチポール®は、筋トレや運動前後にぜひ活用してもらいたいグッズです。正しい使い方を知って、効果的にストレッチポール®を使いこなしましょう。

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